あの細長い土地はどうなのでしょう?
おはようございます!
今週もよろしくお願いいたします!
昔々、私が大阪市の南東部に引っ越してきた頃は城東貨物線~阪和貨物線という線路がすぐ近くを走っていました
吹田の操車場から南下して杉本町駅で阪和線に合流していた単線です
近所の田んぼの中では囲いもなく自由に線路に出入りができて、隣町に行く近道だったのです
最盛期は貨物列車が30分に一本ぐらい走っていたでしょうかね?
貨物列車なので重量があって通過する時はとてもうるさいのです
確か朝の5時30分ぐらいに一本目が通るのでその音で何者かに追われる悪夢を見た記憶があります
基本貨物線なのですが、修学旅行の臨時列車とか、お座敷列車と言われた貸し切り列車が人を載せてたまに通るのです
田んぼで凧揚げとかしている時にそれが通ると手を振ったりしたものでした
この当時は今の大和路線(関西本線)の久宝寺駅に竜華操車場という名前の操車場があり貨物はここで仕分けされていたそうです
あの真っ黒い蒸気機関車も現役でよく見かけました
久宝寺駅は旅客列車の上りと下りのホームの間に操車場があったのでこの向かい合ったホームは200メートルも離れていたようで、日本一向かいのホームが離れている駅だったようです
通勤通学の時は同じ駅なのに行きと帰りのホームが離れすぎているので大変だったでしょうね?
駅の真下に地下道があってそこを通っていたらしいです
さて、この城東貨物線で北からきた貨物をこの操車場経由で阪和貨物線へ繋いでいたわけですが平成21年(2009年)3月で阪和貨物線が廃止となりました
つまり、この時から私は貨物列車の音で悪夢を見ることから開放されたのです
城東貨物線はおおさか東線となり奈良方面から新大阪駅へ直接行くことができる路線となりました
ただ、貨物線とも共有されています
阪和貨物線も複線化して新大阪から関空へ向かう路線にするという計画もあったようなのですが結局頓挫してしまい11.3キロメートルほどある廃線跡はほとんど空き地のままです
今は踏切も線路も撤去されてしまいました
そして一部分は整地してコインパーキングになっているところもあります
同様に自転車置場になっているところもあります
でもほんの一部分なのです
もう14年以上経っています
おおきなお世話だとは思いますがこのとっても長細い土地をどうするのだろう?
活用方法は?
細長い商店街でも作りましょうかね?
なにか名案はありませんか?
でも考えてみたら旧国鉄時代の所有物なので税金で買い取った土地なのですよね?
これは他人事でも無いかも知れない
何故か現代のこの国の揉め事と被さるのもまた不思議です