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GJI もしもの世界線  作者: みーんけ
8/13

火薬庫


せっかくの休養...とも言えるか怪しいが、自分の部屋で休んでいるときに声が聞こえた。

「失礼します!」

アイヒマンだ。彼は私の部下としていつも献身してくれるいいやつだ。

「どうした?」

「緊急なのですが!」

アイヒマンは焦っていた。何かが起こったのは間違いなさそうだ。

「ゲッベルス総統が暗殺され、それに合わせエルヴィン・ロンメル、フェルディナント・シェルナー元帥率いる国防軍が決起!それに合わせボルマン率いるナチ党も同じく決起、同じく親衛隊全国指導者ハイドリヒも決起!これによりドイツ内戦が始まりました!大佐も今すぐラインラント地方に避難してください!」

最悪の事態が起きてしまった。

「...わかった、今すぐ避難しよう。車を出せ!私は機密文書を焼却した後避難する!」

「承知しました!」


「戦力差は?」

「ナチ党が56師団、国防軍が61師団、そして我々の親衛隊が40師団です、また戦闘機なども国防軍に渡っており、制空権の確保は難しい状況です」

「ゲルマニアはどこの勢力が確保している?」

「我が国にはイタリア、大日本帝国に抵抗するため約6万発の核弾頭があり、それの誤発射を防ぐため、マンシュタイン元帥が中立地帯として保護している状況です!」

「先程、ハンブルク周辺は敵の兵が展開されていないとの報告が入った、ここを機甲師団で貫き、対応してきたハンブルク周辺の敵兵を包囲、殲滅する。また、ミュンヘン、ウィーン周辺の師団はライン川まで撤退せよ!」

「そして、問題はこの機甲師団を誰が指揮するか、だ。」

「私にやらせてください」

「ハウサー上級大将...わかった、君ならやれると信じている。」

「ヴィルヘルミナ大佐はいますか?」

「いるぞ、なんのようだ?」

「モーンケ上級大将がお呼びです」

「わかった、今すぐ行く」

モーンケが私と話したいなんて珍しい、なにかあるんだろうか...


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