世界線と地図とかそこら辺の解説
~欧州戦線~
1939年のポーランド侵攻からフランス降伏までは史実と同じだった。
決定点はダンケルクの戦い、ダイナモ作戦が実行される前にヒトラーとゲーリングは航空機と近くにいる兵をかき集め33万の兵をせん滅、これにより連合国軍は戦力が壊滅した。
そして、1940年7月、バトルオブブリテンが始まった。ここでナチスドイツはイギリス空軍を多数撃墜、本土空襲は成功した。この空襲によりジョージ6世が崩御、イギリス兵の士気は壊滅しこれにより1940年8月ドイツ軍の上陸作戦、通称アシカ作戦が決行された。これによりイギリス含む連合国は降伏し、ドイツは来るソ連の侵攻を1つの戦線に集中できるようになった。
1941年6月、ドイツは不可侵条約を破棄、ソ連に侵攻、バルバロッサ作戦が決行された。
ソ連赤軍はドイツの世界最強の機甲師団により敗北を重ねていった。1941年11月、レニングラードが陥落、1942年2月、モスクワが陥落し、その後ソ連はスターリングラードに首都を移転したが、敗北を確実したスターリンはスターリングラードで自殺、これによりソ連はスターリンの後継者であるジューコフ大元帥が降伏文書に調印、これのショックからソビエト連邦は崩壊し4つの勢力に分裂した。1つは極東を拠点とするロシアファシスト連盟、指導者はコンスタンチン・ロジャエフスキー。そして、西シベリアを拠点とするロシア共和国、指導者はアレクサンドル・ケレンスキー。中央ロシアを拠点とするロシア帝国、指導者はロマノフ家処刑のときに生き延びたアナスタシア。ニコラエヴナ。そして西ロシアを拠点とするソビエト第二連邦、指導者はジューコフ大元帥をクーデターで失脚させたセミョーン・クルコトキン。
~アジア戦線~
1941年、大日本帝国は真珠湾基地を攻撃、これにより空母3隻、戦艦8隻、巡洋艦4隻、駆逐艦6隻、潜水艦2隻と石油タンクを破壊し、さらに航空機約60機を破壊し、米海軍は文字通り壊滅した。
真珠湾攻撃の翌日、大アーリア帝国、イタリア帝国がアメリカ合衆国に宣戦布告した。
アメリカ合衆国は一人では勝てないと思い、少しでも勝率を増やすために中国軍閥達と新陣営太平洋条約機構を設立した。
だが、中国軍閥の中で中華民国以外の軍閥はすべて大日本帝国に降伏しており、残りは中華民国は首都が目前の状態で、海岸も大日本帝国に占領されておりアメリカ合衆国からの武器供与もできない状態だった。
イギリスとフランスはドイツの傀儡政府となっており、英仏の海軍力と日本の海軍力が合わさり、制海権はまったくと言っていいほど取れなかった。
1942年、ミッドウェー海戦が始まった。壊滅状態の米海軍に攻撃能力は残ってなく、米海軍は空母2隻、戦艦6隻、巡洋艦3隻、駆逐艦13隻、潜水艦6隻を撃沈し、大日本帝国海軍の圧倒的勝利で終わった。
1943年、日本はハワイへ大規模上陸作戦を開始し、ハワイに船団護衛のため来ていた戦艦大和を旗艦とする艦隊が迎撃に来たアメリカ海軍をすべて撃沈、大和の46cm砲で地上支援された大日本帝国陸軍はハワイを占領し、アメリカ本土上陸作戦へ備えていた。
1944年6月3日、ドイツは前から研究していた原子爆弾を1個が完成し、ドイツから日本に原子爆弾「sieg」が輸送され、日本は占領していたハワイから爆撃機をロサンゼルスに向かわせ、ロサンゼルスに原子爆弾を投下した。これによりアメリカ合衆国は戦意を喪失、戦艦大和の甲板でアメリカ合衆国大統領フランクリン・S・ルーズベルトの後継者、ハリー・S・トルーマンに権限を与えられたアメリカ合衆国陸軍元帥兼太平洋条約機構最高司令官、ダグラス・マッカーサーが降伏文書に調印、第二次世界大戦は終結した。
〜舞台の今の感じ(?)〜
時代は1964年、大アーリア帝国はアドルフ・ヒトラー総統の死期が近づいており、各国家弁務官区では独立運動が本格化してきた。イタリアでは社会主義革命が発生、イタリア帝国は南北で分断されていた。もはやイタリア帝国の威厳はない。大日本帝国では民主改革が進められており、大政翼賛会の崩壊も時間の問題だろう。
~欧州地図~
ナチス・ドイツはオランダ、ポーランド南部、ノルウェー、デンマーク、ウクライナ、バルト三国、モスクワを中心に旧レニングラードから旧スターリングラードを統治する国家弁務官区を設置、ベルギー、フランス北東部には元親衛隊全国指導者ハインリヒ・ヒムラーが統治する地獄の国家、騎士団領が設置され、枢軸国を解体、ゲルマニア条約を設立した。
イタリアはイギリス、フランスとの講和条約で地中海の旧ローマ帝国領のフランスイギリス植民地を占領した。ナチスドイツはの枢軸国解体を受け、イタリア帝国、国粋スペイン帝国、エジプト帝国を主軸とする、地中海連合陣営を設立した。
〜アジア地図〜
大日本帝国はアメリカとの講和条約で太平洋の地域を占領した。ドイツの枢軸国解体を受け、アジアの国々で構成される、大東亜共栄圏、または共栄圏と呼ばれる陣営を作成した。
大日本帝国は中華民国と中華軍閥が存在していた場所に傀儡政府を樹立、満州と蒙古は独ソの講和会議の際、満州がウラジオストク、蒙古が中国の社会主義軍閥を併合した。
〜アメリカ大陸〜
アメリカは原子爆弾と敗戦のショックから内戦状態に陥っており、西海岸でアメリカ合衆国の臨時政府が置かれた民主派、指導者はドワイト・アイゼンハワー。北米を拠点とする国家社会主義派のアメリカ自由帝国、指導者はダグラス・マッカーサー。東海岸を拠点とする社会主義派のアメリカ共産主義連邦、指導者はメキシコから逃れてきたレフ・トロツキー。そして中央アメリカを拠点とするアメリカ自由帝国の傀儡国と言えるか怪しいが、自由が設置されていた。