表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
受験勉強していたら幼馴染みの彼女が浮気してた。  作者: タイラ・ヒラ・タイラ
本編
24/59

変わる日常

良くも悪くも日常が変わっていきます。

特に有名人の影響力ってすごいと思いませんか?

 KOYO-のトークイベント後。最初の月曜日。

 優太は1人通学路を歩く。ほんのひと月前は隣にすずがいて無駄話をしながら登校していた。賑やかだったその光景も彼女の裏切りで今はない。

 そのかわり今は……


「先輩! おはようございます」

 背後から聞こえる少女の声。

 優太は立ち止まり、後ろを確認する。

 そこにはトレードマークの冬服の制服を着込んだ夏葉と夏服の制服を着る静のおなじみの二人の姿。

「おはよ」

「おはようございます。優太先輩」

 すずにフラれてからはじまった新たな日常の風景であった。



「…………?」

 夏葉は突然立ち止まると怪訝そうに辺りを見渡す。

 そんな彼女の動きに足を止める優太と静。静が代表して夏葉に問う。

「どうかしたのなっちゃん?」


 キョロキョロと辺りを見渡しながら、

「……なんだか私達。周りの人に見られていない?

 すごく嫌な感じがする……」

『えっ』

 夏葉の言葉に驚き2人は改めて周囲を見渡してみる。

「……確かに」

「本当ですわね」

 登校途中の同高の生徒達が先程からチラチラとこちら(3人)を見ては何かを話し合っているようだった。見られていると思って周囲を観察しなければわからない微妙な変化であった。



 学校に到着した優太は2人と別れて1人で少しだけ憂鬱な教室へと向かう。

「おはよー」

 教室に入り、朝の挨拶をするが誰からも反応が無い。

 すずにフラれてからクラスの大半から存在自体を無視されるようになってしまっていた。だが、それでも数人は明海の話に乗らずに挨拶を返してくれていたのだが……

 変わったクラスの雰囲気に困惑していると優太のスマホに二件のメッセージが届いたのだった。


 剛志と目が合う。彼はそっと自分のスマホを指差す。

 二件の内の一件は剛志からのRainであった。彼は早くスマホを確認しろとジェスチャーを送る。

 優太はコクりと頷くとRainの内容を確認した。



 そこには……



 《おはよー》


 《この状況について語る》


 《きっかけは土曜のKOYO-の生放送。そこで、浮気の話題が出たんだ》


 《その話が胸糞過ぎて、結果。浮気に対するヘイトが異様に高まって》


 《これまで中立だった奴等もこぞって。浮気男だと思われているお前を……って流れになってる》


 《あと。これは詳細がつかめていないけど……》


 《どうやら明海達。下の学年に対しても何か仕掛けているみたいだ》


 《下に接点持っている奴から聞いた話。明海からいろいろお願いされたみたいだ》


 《そして、断片的な話から……ターゲットはおそらく夏葉さんだ!》



「なっ!」

 剛志からのRainに絶句すると俺は慌ててもう一件のメッセージを確認する。

 もう一件のRainの送り主は、その夏葉であったのだ。

【変わる日常】を最後までお読みいただきありがとうございます。



KOYO-の配信力や影響力についてふれたお話でした。

さて、優太達はこの流れを変えることは出来るのでしょうか?



よろしければ、いいね/評価/ブックマーク等の足跡をよろしくお願いいたします。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] ただとにかく明海が気持ち悪い…早く潰されてくれ… 自己正義で人の人生を壊す報いを受けろ。。
[一言] しんどい展開続いてるー ってか剛志浮気の現場目撃しとるねんから、それ言えばいいと思うのは私だけ?情報流すよりそれ言ってあげた方が、良い方に持っていけそうねんけど、、、。
[良い点] 割合視点がかわった話が多いのでその時点で登場人物が何をかんがえているのか想像しやすいです [気になる点] ヘイト展開まだ続くんですね…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ