表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
受験勉強していたら幼馴染みの彼女が浮気してた。  作者: タイラ・ヒラ・タイラ
本編
18/59

イラつく理由【明海視点】

前話の転校及び自主退学の人数を修正しました。


2年の人数が3人から2人に変更となります。

 私は焦りからイラついていた。理由はすずを裏切った男――優太だ。


 優しい私はせっかくすずと話し合うきっかけ(チャンス)を与えてあげようと思っていたのに……

 優太は浮気を認めることすらしなかった。はっきりとわかったわ。彼はダメねすずとは釣り合わない。女の子を不幸にするタイプだわ。

「その事がわかっただけでも収穫よね」

 そう思いながらため息を吐いたのだった。


 私は独り席に着いている優太を睨む。彼は私の狙い通り、すっかりクラスで孤立していた。

 すずから夏葉さん……いや、夏葉にのりかえた事で印象が悪化していたところで私が動いた結果、クラスの実に8割が憤りを感じていることがわかった。


 クラスの()()が完了。

 8割の仲間と協力して必ず優太を後悔させてあげるわ。


 過去の3人の時よりも遥かに多い協力者に私は手応えを感じて気分をあげる。

 以前の3回は協力者を増やす為にいろいろと苦労したわ。

 対して、今回は驚く事に優太の親友も参加していた。親友と思っていた優太のグズっぷりが許せなかったのだろう。



 優太を孤立させる迄は順調だったわ。

 問題はそこから先がうまく行かずに私を焦らすのだ。


 クラスの()()が完了した後、私が取り掛かったのは情報の遮断。有名大学を目指す優太にとって、内申点に絡む情報の遮断や操作による提出物の提出モレや期限切れは致命的であろう。

 クラスでの孤立と進学への不安やプレッシャーは相当なものとなるはずだわ。

 だというのに、彼は私の用意したトラップの()()()()をすり抜けてしまうのだ。


 その事実に私は焦る。

 早く決着を着けなければ、すずもあの娘の様に苦しむことに……



 私は2人の女子生徒の事が脳裏をよぎる。

 1年の時の彼女は、彼が3又のヒモ男。2年の時の彼女は彼から付き合っていた時に撮られていた写真をネタに援交を強制された……

 私の元カレは別れる直前に情緒不安となり、ふっとしたきっかけで暴力的となった。本当に浮気男はろくなヤツじゃないわ。のさばらせては皆が不幸になってしまう……早くけりを着けなければ……

 私は使命感から決意を新たにする。


「まあ、協力者は多い。

 孤立を足掛かりに大人達にバレない様に追い込みましょう……

 そうそう。夏葉さんにも彼氏を奪うということがどういうことか……しっかりと反省をしてもらわなければいけないわね」

 これまでの3人の浮気相手のは他校の生徒であった。同校の生徒に浮気相手がいるのは夏葉が初めてであった。

 私は2年に影響力のある3年をピックアップしていく……


 それは破滅への一歩であったことをこの時の私は想像さえしていなかった……

イラつく理由【明海視点】を最後までお読みいただきありがとうございます。



今回のお話は、暴走する明海の異常ともいえる浮気男に対する行動の理由については結末で触れる予定でしたが、このタイミングの方が印象に残ると判断してここに持ってきました。



よろしければ、いいね/評価/ブックマーク等の足跡をよろしくお願いいたします。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点]  それは破滅への一歩であったことをこの時の私は想像さえしていなかった…… この言葉があって、希望がもてます(^^)/ 元カノ、明海が後悔していく様子、間男の落ちていくさま、主人公が幸せに…
[一言] 協力者と思われる人達も、勝手なイメージですけど勝馬に乗りたいというか有利そうな方についているだけって人が多いのかなと思うので、風向き変わると一気に見放されそう。
[一言] ここまで近視眼的な正義厨だと、今まで退学や転校?に追い込んだ人達が本当にクズなのかすら怪しく感じてしまいますな。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ