実戦
今、物語これ以外に六つほど作あって、三月頃からがんばりたいなって思ってるけど、言葉をもっと勉強しないとな……
今回は、両親と三人の冒険者に俺とエアリが参戦する。
冒険者ランクは両親がBで、他の三人はそれぞれF E Dだ。
この三人は俺たちの参加を了承してくれた。
才力の典礼のことがあるから、信用してくれているみたいだ。それに、期待もされている。
これは期待に応えなければ……
こうして、俺たちは持ち場へとついた。
魔物は北から押し寄せてきているみたいだ。
そんな魔物の姿を見て、お父さんは暗い表情を浮かべ、言った。
「この押し寄せ方……もしかしたら……」
「お父さんどうしたの?」
と俺は聞いてみた。実は俺も、この押し寄せ方には違和感があった。
「あぁ、もしかしたらAランク以上の魔物が出現し、逃げてきているのかもしれない」
なるほど……だとするととても危険だ。
今すぐにでも冒険者ギルドにでも相談するべきだ。
「そうだなぁ、とりあえず。こいつらを殲滅してギルドに報告しないとなぁ」
とお父さんは言ったので、俺も目の前に集中することにした。
俺は『身体強化』を使って素手で戦うことにした。エアリは初級魔法で遠距離から戦うことにしたみたいだ。お父さんは魔法もできるが、剣術で俺と一緒に接近戦をする。お母さんはエアリの近くで、エアリ同様遠距離で応戦する。他の三人は俺たちとは少し離れているが、接近戦するようだ。
さて、俺の無属性魔法の威力はどれくらいだろうか。
そう思いながら、魔物へと向かった。
「身体強化」
俺は目の前の魔物を殴った。
すると魔物は倒れ、二度と動くことはなかった、
わお。一撃で死ぬなんて……
自分でも驚いていた。いくらCランクとはいえ弱すぎる。
後ろを振り返り、俺はお父さんのほうを見た。
「フォール、お前、今、一撃で」
すごく驚いている様子だった。
やっぱり子の魔物弱すぎるみたいだな。
それならこいつらBランクくらいの魔物から逃げてきたのかな。
というかこれならすぐ終わりそう……
そう思い、俺はどんどん魔物を葬っていった。
一撃だとあまり特訓にならんなぁ……はやくおわらせよ
そういえばエアリは大丈夫かな?
俺はエアリのほうを見た。
すると、まぶしすぎて何も見えなかった。
どうやらお母さんとエアリが光魔法を使ったみたいだ。
心配なさそうだね。
ということで俺も集中しよう。
あることに気が付いた、身体強化だけだと魔物の攻撃速度と互角であり、勝ってはいない。
これが終わったら、練習しようっと。
そんな時だった。奥のほうから異様な気配を感じた。
よく見るとそこには先ほどまでとは比べ物にならないくらいの魔物がいた。
それをお父さんが見て、言葉を発した。
「あれはAランクの魔物だ! みんな気をつけろ! 」
あれがAランクか見るのは初めてだった。前世でもなかった。
俺はそのとき興奮状態だっとのだろう。足が動いていたのだ。
お父さんは真っ青だっただろう。声も出ていなかった。
ただ、茫然となって俺を見ていた。
俺はAランクの魔物に立ち向かっていたのだ。
「身体強化 鉄拳 跳躍上昇」
身体系魔法を三つ使った。
これは相当な魔力を使うみたいだ。何せ、三つ同時に使うのだから。
だが俺は今まで、魔力拡張を行っていたこともあり、余裕で扱うことができた。
そして俺は、跳躍上昇で飛び跳ね、身体強化と鉄拳で強化した拳を魔物にぶつけた。
すると、魔物は倒れた。だが、まだ死んではいなかった。だから俺はもう一度当てた。
三度目で魔物は力尽きた。
あたりを見渡すと魔物はいなかった。すべて魔石へと変化していた。
魔物は基本一定時間経過すると魔石を残し、消滅する。
それにしてもAランクの魔物弱すぎるだろ。
だが、Sランクの魔物はAランクの百倍以上強いといわれている。
まぁ、勝ってよかった。
俺は村のほうへと歩いて行った。
お父さんがすぐさま駆け寄ってきて
「大丈夫だったか? それよりAランクを倒すなんて……神の子みたいだ。それに、よくやったな。この後、魔石回収してギルドのほうへ行くからお前は休んでいなさい」
ということなので、俺は家へ帰った。
それより神の子ってなんだろ。まぁいいや。
そして、意外と疲れていたみたいで俺は眠りについていた。
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