才力の典礼
先ほど初めてのいいねをいただいたのですが、嬉しすぎてやばかったです。
それから六年後。
俺とエアリは六歳になった。
そして今日はの日だ。
これは六歳になると、自分の適性らの検査をしなければいけない。
そのための行事である。
俺は前世では、『才力の典礼』で自分の適性を知った。
誰も適性の調べ方を知らないからね。
俺は自分の適性知っているから行く必要ないと思うかもしれないが、決してそんなことはない。
なぜなら、適性以外にも魔力量と何か特別な能力や加護の検査もできるからだ
検査方法は、『才力の水晶』というものに手を当てるだけである。
そうすると、水晶にいろいろ浮かび上がってくる。
そして今、俺たちは行くための準備をしているところだ。
準備が完了し、俺たちは会場に向かった。
もう、列ができていた。この村にいる俺たちの同世代は8人だった。
俺たちが最後にきて、典礼が始まった。
一番前の男の子が、水晶に手を置く。
すると、水晶が光った。
「君は水の適性があります。魔力量はこの年齢の平均ですね。他も特にありません」
水は使い方はいろいろあるから、うらやましい。
そしてどんどん続いていった。
「君は火の適性があります。他も問題ないです」
「君は水の適性があります。他も問題ないです」
「君は風の適性があります。他も問題ないです」
「君は火の適性があります。他も問題ないです」
「君は風の適性があります。他も問題ないです」
そして、俺の番となった。
「君の適性は無属性魔法です」
すると、父はすこし動揺していた。
まぁ……無理もない
だが、次の言葉で驚きに代わるのだった。
「え!? 魔力量が……すごすぎる……」
その言葉とともにこの場のみんなが目の色を変えた。
「すみません。魔力量が測りきることができません」
まぁ……この六年間ずっと魔力拡張を行ってたからな。当然だな。
だが、ほかの点でも驚くことになった。
「ん? あなた、固有能力と加護もあります」
お……これは予想外だな
「能力は『精励』です。聞いたこともないので、おそらく固有能力でしょう。そして、加護は『神認ノ輪廻』です。こちらも初めての物なので、詳細は分かりません」
おぉ、なんかすごそう。
そう思っていたら、エアリが俺に言った。
「フォールすごーい。」
「エアリもがんばってね」
と返した。
エアリは水晶に手置いた。
またもや、驚くことになるとは……
「あぇ……適性が四つあります。水と土と光と闇です。ですが、魔力量は平均です。そして、二つの加護があります。『聖霊ノ姫君』と『女神ノ重宝』ですね。どちらも聞いたことがありません」
まじか、エアリ……すごすぎる。
「エアリおめでとう。すごいよ」
「フォールもね」
二人で褒め合った。
ほかの村の人たちもお父さんたちのとこへ行き、次々に言葉を発した。
「お前の子供たちすごいな」
「いやぁ、うらやましいよ」
「二人を第一育成学校に通わせたらどうだ? 」
それに対してお父さんも、丁寧に返した。
それより、第一育成学校か……強くなれそうだから、行きたい。
「お父さん、僕その学校行きたいな」
帰る途中で言ってみた。
するとエアリが
「フォールが行くなら私も行きたい」
お父さんが困った顔していた。
そんなお父さんにお母さんが
「通わせてあげればいいじゃない。でも、十二歳になってからね。そうすると中等部に入れると思うから。だけどね、相当な実力がないと試験落ちちゃうよ」
「そうだな、通わせてあげよう。その代わり、明日から特訓するからな。覚悟しとけよ」
「はい! 」
俺とエアリは元気よく返事をした。
よし! 許可はもらえた。明日からがんばるぞ。
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