表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/47

お座敷



今日は料亭でのお座敷。

立方であること乃さん姐さんと二人で呼ばれた。


「こんばんは、おおきに。おたの申します」


ちなみに、今日のお客さまは私と同い年くらいの娘さんと、それよりも年下くらいの男の子に、三十過ぎくらいの夫婦。


実はこの時代に来るまで知らなかったのだが、島原には老若男女いろんな人が遊びに来る。

そして、みんな楽しそうに笑ってくれる。



このお客様は娘さんが江戸のお家に嫁ぎに行くお祝いとして島原へきたということで、祝いの舞を披露させていただいた。

普段は使わない、松が描かれた扇子を使う舞で、とても綺麗なんだ。



「ご結婚おめでとうございます」


日本酒を注ぎながら、娘さんに声をかける。


「おおきに」


にっこりと笑った顔はどこか寂しそうだった。


「どんなお方なんですか?」


「優しくてお強い、美男子です。

せやけど、お嫁に行ったら家族にはもうなかなか会われへんて思うと寂しゅうてかなわへん」


やっぱり、家族はいつの時代も大事なんだ。


「素敵なご家族ですもんね」






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ