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白雪姫の新たな母親
その頃、城から逃げた白雪姫と父親は、また新たな土地で暮らし始めました。
しかし、母親を失った白雪姫は涙が止まりません。
来る日もくる日も、泣き続けました。
可哀想に思った父親は、新たな妃を迎えました。
しかし、新たな妃の正体は…魔女だったのです。
白雪姫らが逃げ出した城から、姿を変えてきました。
本当の目的は、自分を忘れた白雪姫の父親への復讐でした。
魔女は魔法の鏡を持ってきていました。
「鏡よ鏡。世界で一番美しいのはだぁれ？」
「それは、忘れられた城で暮らす赤雪姫です」
魔女はこのように、赤雪姫の無事を確認していました。
魔女は赤雪姫を、自分の娘のように可愛がっていました。
狩人も、赤雪姫が好きでした。
ある日のこと。
