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魔女の餌食

魔女は狩人を連れて“彼ら”の住んでいる城へと向かった。


「さぁ、どうしてくれよう」


フードをはおった魔女は、分厚い本を何冊も読み、策を()っているらしい。


こうなると、誰にも止めることができない。

以前狩人が口出しをしたところ、鋭い刃が向けられた。

かろうじて死は(まぬが)れたが。





赤雪姫を失った今、魔女の心は荒れ果てていた。

悲しみや憎しみ、恨み……。

それら全てを魔法に込めて。


どうすれば一番傷つける事ができるのだろう。

“彼ら”の心を痛めつけ、“彼ら”の心をボロボロに。



父親を狙う?

白雪姫を狙う?



最初に、魔女の餌食(えじき)となったのは……。

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