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貞操逆転世界で好き放題  作者: miguel92
日輪編

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105/124

105.ビーチマットテスト



▽広尾連絡官 ▽


「準備は出来ているか?」

 広尾連絡官が言うと、スッと姿を現した童顔の女性、純白のバスローブの下には張りのある巨乳が見てとれる。


「いつでも準備は出来ております」

 ハッキリとした物言いのロリ顔だけど、男の前では舌足らずの甘ったるい声で、男の警戒心を解いていくのであろう。


「頼もしいな、君にはお風呂場で頑張ってもらうから、それまでは待機しておきなさい」


 白いバスローブは奇麗なお辞儀をすると、現れた時と同じように音もなく姿を消した。



当真とうま ▽



 映画を見ているみたいだった心理テストだけど、最後に叩かれそうになった時に身体がこわばってしまい、テストが中止になってしまった。

 画面の中の子がエリ達に見えたからだろうか、イジメっ子なんて嫌いだよ。



 係りの人に案内されて病室に戻ると美人の看護師さんがボクに向かって言う。

「本日はたくさん汗を流されましたね、お食事の前に身体を清めてはいかがでしょうか?」


「お風呂に入るの?」


「左様でございます」


「なんかメンドクサイから嫌だな~」

 社宅にいた時もパパの帰りが遅い時や体育の授業の無かった日はお風呂をさぼった。


当真とうま様お風呂に来ていただければ係の者が全て致しますのでどうか浴場に足を運んでもらえないでしょうか?」


「仕方ないなぁ~」


 脱衣所に行くと紺色の水着を着たお姉さんがいた、大人の身体をしているけど顔つきはまだ中学生くらいに見える、何年生なんだろうね?

 看護師さんと比べるとなんか垢抜けない感じがするよ。



当真とうま様どうぞこちらにお掛けください」

 肘掛けの付いた籐椅子を出されてそれに座るとお姉さんはボクの服を優しく脱がしてくれる。

 このまま下も裸になるのも嫌だな、なんて思っていたら、パンツの上にタオルをかけてくれて、ズボンとパンツを脱がしてくれる。


当真とうま様、一度お立ちください」

 最後の砦のパンツを下ろされたボクの下半身あっという間にタオルを巻きつけてくれた。


「カイト様、こちら浴場になります、足元にご注意ください」



 お風呂場はすごく広い、なんか泡がブクブク出ているお風呂や泳げそうな大きなお風呂、スーパー銭湯みたいだけどボクだけで貸し切りだ。

 かけ湯もしないで浴槽に入る、このお風呂を使うのはボクだけだから、かけ湯なんてしなくていいんだって。


 腰に巻かれたタオルはいつの間にか取れて、プール前の着替えみたいな恥ずかしさはどこかに行ってしまった頃、垢抜けしないお姉さんがボクを呼ぶ。



当真とうま様、こちらに横になってください」

 お姉さんは洗い場にエアーマットを取り出した、夏の海なんかで使う空気入れで膨らませるビーチマットとなんだけど、サイズが全然違う普通のお布団よりも大きいよ。

 うつ伏せに寝転んだボクの身体をボディーソープで湿らせた手でなでまわす、くすぐったくて気持ち良いよ。


ビーチマットのビニールがギュギュと音を立てる度に、手のひらが当たるか当たらないかの微妙な感触とお姉さんの吐息が身体に当たってくすぐったい。

 ボクの身体全身、肩や脇は当然の事として、足の指まで柔らかな物で洗ってくれた姉さん。


「仰向けになってもらえますか」

 仰向けに姿勢を変えたボクの目の前には裸になったお姉さんがいた、女の人の裸をジックリと見た事なんてなかったけど、真っ白なんだよ。


当真とうま様、ここからはわたくしの身体を使ってお身体を清めさせていただきます」


 ▲


 お姉さんは全身でボクを洗ってくれた、疲れているのか鼻の頭に汗を浮かべているよ。

 エッチなお姉さんはエアーマットから滑るように降りると、お辞儀をしていなくなってしまい、代わりにエンジ色の水着のお姉さんはがやって来て、シャワーでボクを奇麗に流してくれる。


脱衣場では別のお姉さん達が待っていて、気持ちの良いマッサージをしてくれた。



◆広尾 愛美理えみり ◆



 目の前にいるのは童顔で巨乳の女性、男性専門のお世話係。

 子供っぽく少し垢抜けない顔は、安心感とほんの少しの優越感を男の心に響かせるし、溢れる巨乳は征服欲を満たすためだけの存在。


 雑に乾かした髪は所々でおでこに張り付き、さっきまで現場にいましたと主張している。


「ご苦労だったな、当真とうま様はどんな感じだ」


「女体に対する忌避感は感じられませんでしたが、特に興味を持つわけでもありませんでした。

 個人的な感想ですが、身体の割には幼い様な、まだ思春期前と言った感じでしょうか」


「そうか、ここからモニターで見させてもらったが、わたしも同じ印象を受けたよ。

 下のほうも幼いままだったか?」


「はい、色々な刺激を与えてみましたが、及びませんでした」

 自身の手管では勃起まで至らなかったと、男性専門のお世話係りとしては屈辱の報告をする。


「まぁ、あれは身体ではなく、心でするものだから君が気にすることはない」


「それと、小さな声で“ナナ”と名前を呼んでおりました」



 中身が小学生ですから、ソ〇プランドのおもてなしを受けても、悦びはないです。

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