第76話「リベ・ファーム始動──自立する暮らしのはじまり」
──数日後。
丘のふもとに、リベルたちが手を入れ始めた最初の土地。
そこにはすでに、仮設のテントと、小さな畑、そして
木材で作られた小さな作業小屋が姿を見せていた。
ハルク:「よし、ここにまずは畑をつくる。土は悪くない。
魔導水脈が近いから、魔法井戸も引けるはずや」
ティア:「エネルギーは魔導炉で賄えるし、
生ごみも分解炉に入れれば、魔素燃料として再利用できる」
ミーナ:「ご飯はどうしよう? あたし、何でも作れるけど……材料は?」
リベル:「近くの森と市場で調達しよう。
まずは“暮らしの再現”からだ。
この場所に、食べて、寝て、安心できるリズムを作るんだ」
リベルたちは日がな一日、土を耕し、石を運び、杭を打った。
村人たちも手伝いに来て、賑やかな空気が漂いはじめる。
そこには、ただ作業するだけではない、“生きている”感じがあった。
ハルク:「不思議やな……ただの作業なのに、何かが出来ていってるって気がするわ」
ティア:「自分たちの手で作るから、愛着がわくのかも」
ミーナ:「あたし、野菜育てるの初めてだけど……楽しみ」
リベル:「そう、これは“自立する力”を育てる場所なんだ」
【スキル獲得:リベル】
《生活設計》──暮らしを根本から構築する能力が芽生えた!
夕暮れ、小屋の中で囲んだ食卓。
焼きたてのパン、森の果実スープ、そして初収穫のハーブサラダ。
リベルは思った。
「これはたぶん、どんな城よりも強い“基盤”になる」
──こうして、リベシティの最初の命が芽吹いた。
【To be continued…!】




