第112話 「希望の連絡書──自由は都市を越えてゆく」
──ロジカルとの戦いを終えた数日後。
リベシティの中央通信塔に、各地から一斉に届く“書簡”があった。
それは、これまで旅で出会った人々からの──
**「自由を守りたい」**という叫びの連続だった。
マネフエル村:
「ウチらの村も、“自由の知恵”で豊かになった。
今度はそれを、もっと多くの人に広めたい!」
デルシティ:
「観光業と文化による“選べる生き方”を、
周辺都市にも輸出したい!」
ホケマクリ村:
「保険の“本当の意味”を知ってから、村人たちが生きやすくなった。
そっちで教えた“守る力”、もっと広げよう!」
ミーナ:「……リベル、みんな、繋がってきてるよ……!」
ハルク:「これはもう、街と街の“連帯”やな」
ティア:「一つの国じゃなくて、価値観で繋がる……
それって、“自由の連邦”じゃない……!?」
リベルは、高台に立って言った。
「オレたちは街を作った。
でも、もう街だけじゃ足りない」
「今度は、“自由の都市同盟”を作る!
誰もが選べて、誰もが守られる──
そんな都市を繋げて、連邦にするんだ!!」
【新章スキル獲得:リベル】
《自由の力・理念拡張》
→ 複数都市による自由の相互支援・連携ネットワーク構築が可能に!
そして今、リベシティは再び歩み出す。
次の目的地は──
南方の大国「ゴルトランス王国」
巨大な経済力を持ちつつも、極端な階級主義に苦しむ国。
そこで出会うのは……
“搾取される若者たち”と、“改革を夢見る者”。
リベル:「いくぞ……
街を超えて、国すら超えて──
自由を“連邦”に変える旅が、始まる!!!」
【To be continued…!】