第104話「侵攻開始──“自由を砕く軍靴”が迫る」
──夜明け前。
リベシティの遠方の大地が、うねるように震えた。
空には無数の飛行魔導機、
大地には列をなす魔導戦車と魔獣部隊。
現れたのは、貴族連合直属、
世界最強の軍団──ヴァルカ皇国第一討伐師団《神罰部隊》。
部隊長(鋼鉄仮面の男):「ここに命令する。
“自由思想の中心地”を、抹消せよ」
【敵戦術発動】
《自由狩り》──“思想ごと焦土”にする電撃侵攻作戦!
ティア:「嘘じゃ通じなかったからって、今度は……っ!」
ハルク:「こいつら……本気や。完全にリベシティを潰すつもりや……!!」
ミーナ:「リベル……どうするの……!?!?」
リベル:「……全部、読んでたよ。だから、もう準備はできてる」
【リベシティ防衛戦・始動】
《五つの力・都市防衛展開モード》
→ 経済、技術、民意、倫理、防災──全力稼働開始!!
【五つの防衛ライン】発動ッ!!
貯める力 → 物資備蓄・地下ネットワーク・避難経路
稼ぐ力 → 技術者部隊がインフラ即時復旧・ドローン補給網
増やす力 → 債券による“市民防衛投資”制度、武装ではなく経済で守る!
使う力 → 心のケア&文化拠点開放、希望を消さない仕掛け
守る力 → 魔法障壁&生活基盤ごとの防御フィールド!
市民:「家を守るんじゃない、“暮らし”を守るんだ!」
市民B:「武器は持たない!でも、逃げない!!」
整備班:「修理部隊、準備完了!一軒でも多くの光を保つ!」
その瞬間──
空から魔導爆弾がリベシティ上空へ。
しかし!
リベル:「今だ!起動──《リベ・フォート》ッ!!」
【最終スキル:リベル】
《自由の力・生活防衛陣》
→ “生きること”そのものが、都市全体を包む防御陣となる!
──その爆発は、都市の“生活エネルギー”によって霧散した。
リベル:「俺たちは、もう“戦わずして守れる”んだ。
これが、5つの力で築いた“本物の都市防衛”だよ!!」
【戦闘評価:市民士気MAX】
《勝てる都市、譲らない街》
→ 敵軍、“思考不能”状態に突入!!
だが──
そのとき、神罰部隊の奥から、不穏な気配が現れる。
???:「……ほう。思った以上だな、リベシティ」
ティア:「なに……!? あの気配……!!」
ハルク:「まさか……こいつは“ただの将軍”じゃねぇ……!!」