第100話「世界が選ぶ時──自由は罪か、希望か」
──カルナ帝国・最高評議院、判決日。
国中の魔導通信塔が中継を始め、
他国の王族・貴族・革命家・庶民に至るまで、
この一件がただの裁判ではないと知っていた。
それは、“世界の選択”だった。
法廷内に、緊張が走る。
裁判官の前に並ぶのは──
自由を貫いたリベル
抑圧に苦しむ帝国市民
そして、“秩序こそ正義”を掲げる体制派貴族たち
裁判長:「判決を下す──
リベシティ代表・リベル・アーツは、“無罪”である。」
……静寂。
次の瞬間、法廷全体が揺れた。
貴族A:「な、なにをッ!自由思想は秩序を壊す元凶ではないのか!?」
市民:「でも……あの人たちは“誰も否定せず”、自分で立ってる……」
官僚:「……彼らの姿は、確かに“生きる”という意味を問うていた」
【世界判定・変動開始】
《思想改変:自由思想 解禁》
→ 帝国法において「選ぶ生き方」が容認される判例として確立!
ティア(涙):「やった……ついに、“自由は罪じゃない”って証明された……」
ミーナ:「これって……私たちの旅の“ひとつの終点”よね……」
リベル:「いや、違う。
これは“始まり”だ──」
【国家称号獲得:リベシティ】
《世界自由連盟・創設首都》
→ リベシティが、“選択を許す都市連盟”の核として認定される!
リベルは、判決後の声明でこう語った。
「自由に生きるというのは、
“誰かに勝つこと”じゃない。
“自分の人生を、自分の手で持つこと”だ」
「そして、それを許す社会こそ──
真に“人が生きる世界”なんだと思う」
その言葉は、
世界のあちこちにある“閉じられた都市”に、
“自由の火種”を撒き散らしていった。
──こうして、
リベルたちの旅は、新たな“地図なき革命”へと続く。
選ぶ力は終わり、
**「5つの力」=「自由の力」**が、ついに世界を変え始めた──!
【To be continued…!】
【次章予告──『反撃の貴族連合』、世界戦争編へ!?】




