この気持ち
今回もよろしくお願いします!!
私の名前は渚小春。
楓原高等学校に通う一年生。ここ最近私は立花凛くんと出会い、周りがモノクロだったものに色づいたかのようにガラッと変わった。友達も増え、毎日が楽しくなって来ていた。
だけど…
「………。」
「おーい、小春ー?」
「……、ごめん。気づかなかった。なに?朔。」
私と朔はある日の昼休みのこと、学校の屋上で久しぶりの二人だけの時間を過ごしていた。
朔がこちらをジトっと見ながら話し始めた。
「小春、あんた立花くんのこと見すぎー」
「……! そ、そんなこと…」
無意識に一点だけを屋上から見ていた。確かにそこには凛がいた。
そんなことを言われたことがなく、頬が熱くなるのを感じる。恥ずかしい。
「なんだー?小春、エリスちゃんにヤキモチかなー?」
朔がクククッと笑いながら馬鹿にしてくる。
「そ、そんなことは…!」
「あぁ、あぁ、かわいいな〜小春〜」
そう言い抱きついてくる朔。
違うって言ってるのに!そんなんじゃないのに!
「でも、確かに最近エリスちゃんといすぎだよね〜。転校生とは言ってもあの距離感はおかしいね〜」
朔は顎に手をやりながら、ニヤリと笑った。
「怪しいよね!気になるよね!」
「え?いや別に…」
「よーし、じゃあ尾行しよう!」
「えぇ!ちょっと待ってよ!」
「ささ、さっさと行くよー!」
他人の話を完全に聞いてない。こうなると朔は止まらない。
背中を押されながら屋上から校舎の中へ急かされるように入っていく。
ドアに手をかけた瞬間反対側から誰かが開けた。
「その話、私も一枚噛ませていただきます!!」
「うおぉ、って宙じゃん!いいよー!」
え?いいの?そんな簡単に…?
目の前に立っているのは本田宙。初めましての時が朔との喧嘩の時だったのでかなり怖い人なのかなと思っていたけど実際は世話焼きもよく、ママって感じの人だった。
そんなことはともかく本田さんも一緒に…?
「さー!レッツゴーー!」
「おぉ!」
「お、おぉ…?」
これは渚小春と宮野朔と本田宙の三人の日常のお話。
⚫︎⚫︎⚫︎
「あぁ、サタン…あの人なんの悪魔だっけ。」
「嫉妬…だな。レヴィアタン。」
「周りに人がたくさんいて羨ましいな〜、僕なんかとは大違いだな〜。どうやったら君みたいに友達がたくさんできるんだろうねぇ。」
「どうやらもう一人いるみたいだな。ベルゼブブ。」
「豚か。あの女は別にいらないや。僕は立花凛。君以外には興味ないんだ。僕は君が力に目覚めた時からずっと僕をゾクゾクさせ続けて来た。楽しみだなぁ。君と殺し合う時が。」
今回もありがとうございました!!次回、お楽しみに!!




