日常
第二十話「日常」です!!
よろしくお願いします!!
四時間目の授業が終わり僕達は昼食の準備をしていた。
すると宮野さんと小春が教室に入ってきた。
「おーっす!立花くん!ご飯食べよご飯ー!」
「僕はいいけどいいかな?明。」
「いいぜいいぜ、大歓迎!じゃあ早速行こうぜ!」
「あれ?ここで食べるわけじゃないの?」
「あぁ、俺達はいつも裏山で食べてるからな。あそこからの眺めがいいんだ!」
「いいね!行ってみたい!」
案外、明と宮野さんの相性はいいらしい。すごくうるさい。
二人の会話を聞いていると小春が僕のところに寄ってきた。
「うるさいよね、ごめんね。お昼時に押しかけてきちゃって。」
「いいよ。うるさいのはうちのもだから。」
「よし、じゃあ早速行こうよ!」
「あぁ、そうだな!」
「お供します。」
僕達が固まって話していると背後から宙が話しかけてきた。どうやら同行するらしい。
「うおぉ!って宙かよ。お前が行くなんて珍しいな。」
「はぁ?珍しい?あなた方がすぐ行っちゃうからこっちが声かけられなかったんでしょうが!」
「あぁ、そういうことか。悪かったな!」
「ごめんね、宙。それで宙も一緒に行くんだよね?」
「はい、同行します。」
「よし、メンバーも揃ったことだし!行きますかー!」
僕達はそのまま裏山へと三人を連れて行った。
⚫︎⚫︎⚫︎
「うっひょー!いい眺め!小春見て見て!」
「見てるよ。確かにすごくいいね。」
「だろー?俺達のお気に入りスポットな!内緒だからな!」
「内緒ね!了解!ささ、お昼食べよー!」
僕達はそこに座り弁当を広げた。
「「「「「いただきます!」」」」」
今日という日も、この裏山も、学校も、人もあの日一度終わったんだよな。こんな日ほんとは来るはずなかったんだな…
そう思ってると目から一粒の涙が頬を伝っていった。
「立花くん?泣いてるの?どこか痛いの?」
「凛!大丈夫?」
「あぁ、ごめん。なんとなくこういうのいいなって。」
「かりんは最近よく泣くよな!昨日も朝一泣いてたし。」
「そういえばなんで立花くんのこと、かりんって呼ぶの?」
「俺とかりんは中学の時からの付き合いなんだけどさ、下の名前が花凛だとずっと思ってて今もそのまま呼び続けてんだよな〜」
「なにそれー、立花くんはそれ嫌じゃないの?」
「もう慣れちゃった感じかな。」
「変なのー。」
みんな笑っている。僕の日常はまた動き出したんだ。まだ終わっていなかったんだ。
そんな幸せに浸っている少年達とは反対にレヴィは何かの不安を抱えていた。
幾度となく感じ取ってきたから分かる。大罪人がそろそろ来る気配。
第二十話「日常」いかがでしたか!!
次回も楽しみに!!




