表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
コントラクト&セブンス  作者: 空乃
本田宙 〜過去編〜
13/33

男の子と猫

どうも青です!!

第十三話「男の子と猫」です!

よろしくお願いします!!

私の名前は本田宙ほんだそら

突然だけど私には好きな人がいます。


⚫︎⚫︎⚫︎


それは入学式の日、私は[楓原高等学校]へ向かうべく自転車で通学していた時だった。

桜が満開で並ぶ並木道。一人の男の子と猫がいた。


「にゃー」

「痛っ!こら、痛いじゃないか。」

「にゃ!」

「おい痛いって言ってるだろ!」


戯れているかと思えば喧嘩をしているみたいだった。

引っ掻かれながらも猫を撫でようと座っている少年。猫背でどこか優柔不断そうなそれに覇気もない。よく見ると同じ制服だった。

時間…やばっ!

時間を携帯で確認したところかなりギリギリだった為、その場を後にし急いで学校へ向かった。

なんとかギリギリ入学式に間に合い、各自自分のクラスに戻った。

そういえば今朝の猫の少年、間に合ったのでしょうか?

ガラッとドアを開け先生が入ってきた。身長は180くらいの長身、歳は大体20半ばから後半くらいで、丸い眼鏡をかけ、じょりじょり髭を生やした人だった。


「おはよう!えぇ、今日から君達の担任の立花です。どうぞよろしく!さっそく自己紹介…っと思ったが凛がおらんな。明何か聞いているか?」


先生は席がドア側で一番後ろの奈加野明なかのあきらくんへと質問した。

ガタッと音を立てて席を立ち、奈加野くんが答えた。三人は知り合いなのだろうか。


「知らないっす!あいつはサボりとかのタイプじゃないと思うんすけどね!」

「そうだよな…あいつはそんなタイプじゃ…って話してたら来たようだな。」


廊下を思いっきりダッシュで走ってくる足音が聞こえる。どうやら本当に来たらしい。

ガラッとドアを開けてハァハァと息を荒く切らした少年が中腰の状態から体を起こした。

あの人って今朝の!

先生は彼に歩み寄って行った。


「おはようございます。先生。」

「うん、おはよう。ちょい待て。」


挨拶をして先生の横を通り過ぎようとする彼の制服の襟部分を掴んで止めた。


「なんで遅刻したんだ?」

「少し用事があって。」

「それは入学式をすっぽかすほどか?」


用事。猫と戯れてることが用事ですか。

私は机に肘をつけ、手に顎を乗せて聞いていた。

不思議な人です。


「分かった。今はいい。ただHR終わったら職員室に来なさい。」

「はい、分かりまし…」

「にゃー」


ん?なんか今猫の声が…?


「おい凛。コホンっ。立花凛たちばなりんくん。何か隠してないかい?」

「い、いや〜?何も隠してません、」

「いいから、鞄を見せなさい。」


先生が立花くんの鞄を取り、中を開けると。


「これは?」

「にゃー」


猫がいた。

第十三話「男の子と猫」いかがでしたか!!

今回は十二話の最後に登場した本田宙ほんだそらについての話です!!

次回も楽しみに!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ