弟?妹?
遅くなってすみません。次話も遅れますが次の話は主要の登場人物の姿などをお披露目予定ですのでお楽しみに!
【弟?妹?双子?】
とりあえず、梅乃ちゃんが泊まっている宿屋まで来ただがそこにはさっきと似たようなのがもう1人いた。
【かなでお姉ちゃん?】
【この子達はすごいのね、いくら顔はかなでちゃんとはいえねぇー?】
【まぁ血が繋がってますし…それに家族や兄弟の事も見分けられなかったら長門一家の恥さらしですからね】
【まぁわたし的にはなんでもいいんですけど…かなで先輩に双子の妹?がいるとは知りませんでしたよ?】
【だって言ってないもん!】
【そんな無駄に威張られてもですね…それに妹ちゃん?の方がしっかりしてそうですよ?】
【お姉ちゃん?ここは何処?あれ?なんで舞伎もいるの?】
【あんたそこなんでここに居んのよ?あと普通に考えてかなでお姉ちゃんに抱っこされるとか恥ずかしくないの?】
【まぁまぁ…ここで立ち話してるとあれだから、とりあえず私の部屋に行きましょ?ね?】
誰も梅乃ちゃんの圧力には勝てませんでした…うちの姉妹も梅乃ちゃんには勝てないそうです…
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所変わって……梅乃ちゃんの部屋に来ましたが。
豪華すぎません?この宿の部屋。
そんな豪華な部屋の中で、可愛い梅乃ちゃんはベットの上にちょこんと座っていて、その反対側のソファには目元を深くまで覆っていた、ローブのフードを後ろにし、さっきまで付けてた黒猫の仮面を顔の横にずらした妹の〖葵〗が1人ぐだっと背もたれに寄りかかっている。
葵とは対象的に可愛く纏めてある服装は、着崩した着物に仮面じゃなく少し大人びた髪飾り《かんざし》をつけてるのは〖舞伎〗のゲーム内での特徴は目の色で僕と葵は茶色だけど舞伎は紫色。
髪の毛は妹達は銀髪だが…僕は黒と青色のアクセントカラーだ。
【白梅ちゃんこんな高そうな所に泊まってるの?僕が泊まってる宿屋とは大違いだよ】
【なら、かなでちゃんも一緒にここ泊まる?】
【いや、いいや僕は豪華なとこより質素なとこの方が好きだから遠慮しとくよ】
【あらそうなの?なら別にいいけど…泊まりたくなったら何時でもおいでここの支配人と女将さん一応プレイヤーだから…言っておくよ】
【うん…ありがと?】
【まぁ女将さん達もいつでもログインしてる訳じゃないからログアウト中はnpcとして働いてはいるけどね】
【そんなことできるの!?】
【まぁこのゲームは会社にメッセージで申請すればログアウト中はNPCになるという仕様があるからね。世界中のお金に変えられるから、ゲーム内の商売でも現実に換金できるって訳、もちろん国もそんな事を見過ごす訳もなく、本格的にこのゲームにテコ入れするとかいう話もあるぐらいだし…】
【そうなんだぁ、なんか難しいね舞伎?】
【ん?なんか言ってた?居眠りしてて聞いてなかった】
【はぁ葵ったら…まぁいいわ今日の所は私と葵は明日用事があるから行くわ、あぁそうだったフレンド登録しておきたいんだけど大丈夫?】
【私はいいわよ】
【OK】
その後フレンド登録をして夜も老けて来たので解散になった。
奏音がこの後また朝まで呑んでいた事がバレて梅乃ちゃんにブチ切れられた話を妹ちゃんは知らない…
今回も読んでくださってありがとうございます!
出来れば評価と感想をおしえてもらえると次の話をかく励みと改善点になるので、よろしくぅ!