怪しい刺客?
やっほー長門ちゃんでーす!!!
頑張って書いてるから応援!よろしくなぁ!
【晩酌はタダでは終われない】
周りの視線を気にせず1人晩酌を進めていると…店に入ってきた誰かがこっちに向かって歩いてきているのが足音でわかる ん〜この歩き方はそこそこ武を修めていますね…マジでめんどくさそうだなぁけど無視すると余計面倒くさそうだな
【僕に何か用かな?見ての通り晩酌中なんだ邪魔しないで貰えるかな?】
僕が振り返るとそこには、獣人?だろうか…性別は不明だな今の所僕が普段被っている三度笠よりだいぶ目深にローブのフードを被ってるし見た目からして只者では無いなけど背格好は僕よりも低いな
フード君?ちゃん?はちゃんと僕の間合いが分かるんだろうか…ちょうど僕の間合いとの境目で止まった。よく服を見ると胴は丸く胴全体を覆うような赤黒い金属製?の防具?…形は西洋の騎士などが使う様な、まるーい形をした甲冑にはなんかの独特な雰囲気がプンプンしている。
【どこの誰だか知らないけど晩酌の邪魔をするなら僕は手加減しないよ食事を邪魔されるのは大嫌いなんだ】
結構、威圧して警告したけどなぁ、フードくんは何も喋らないし…その上顔にはご丁寧に仮面をしてる…本当にどこかからの刺客か?でも命狙われる筋合いがないしな…しかも、最近このゲーム始めたばっかだし恨みを買うようなことはしてないはずだ…まぁ、もう一度警告して聞かなかったら斬り捨てればいいか
【おい、誰だか知らんがそれ以上動いたら刀を抜くから】
【お…"ち…ゃん?】
【よく聞こえないのだが?】
声的にフードちゃんだな…何故なのか相当な殺気なんだが?普通にコイツ頭おかしい気がするんだが
【悪いが、生憎獣人の知り合いはいないんだが?】
【…分からないならいいわ!】
【はぁ?自分ふざけんのもいい加減にしてくれん?大概初対面でそんなに殺気撒き散らして…そんな甲冑モドキ着て剣に毒塗るようなおままごとは堂々と昼間にやってくれよ】
【…へへそれでこそお姉ちゃんだ】
【はぁー何回ため息つかせんだよ?僕の妹……】
【やっと…気づいてくれたんだ?】
【ちょっと場所を移そう】
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その後、僕は居酒屋のお姉さんにお騒がせしてすみませんと色々多めに払って周りのみなさんにあげてくださいと釣った鰹を何匹か渡してから店を出て、今は…なんだかんだあって…梅乃ちゃんを宿屋からフレンドメッセージで港に呼び出しているところだ。
【お姉ちゃんはこのゲームで何してるの?】
【えーと、最近始めたばっかなんだよ…まぁ現実逃避?】(いやケモ耳はフードの形なのかよ)
【なんかリアルであったの?最近実家に帰ってこないからみんな心配してるよ?特にお父さんと師匠が】
【まぁお父さんは昔から心配症だから仕方がないな…師匠が心配してるのはちょっと驚きかも?】
【なんか、お姉ちゃん幼くなった?このゲームあんまりそこら辺はいじれない筈だけど?】
【あぁばぐ?かなんかで最初が男の体だったんだよね?だから落ち込んで……NPCなりきりボタン?みたいなの押したらこれになった…まぁ顔は同じだから許して欲しいとこだけどね】
【なるほどね、いや逆にお姉ちゃんなら乱暴だし男の方が似合いそうではあるけど………いや!やっぱなんでもないよ?!だからさ無言で…イヤァー!刀を抜かないでぇ!】
【まぁ…しょうがないな可愛い妹ならその手首で許してろう…】
【いや!それ!譲歩になってないからぁー!】
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【とりあえず…かなでちゃんここで何が起きたか教えてくれないかしら?とりあえずそこに倒れてるのは誰?なの?】
【…………妹デスゥネ…】
【…妹ちゃん!?】
【…はい】
【ならなんで泡吹いて倒れてるのよ?】
【えーと、これにはマリアナ海溝よりも深い訳が…】
かくかくしかじか_____________________という訳です。はい
【はぁー?手首を斬られるのは嫌だと言われたから首を締め上げた?いつから…ウチのかなでちゃんプロレスラーになったのよ…】
【………オネエヂャン…クルシイモウギ…ブ】
【かなでちゃんの妹ちゃん?苦しみながら何か言ってるけど大丈夫なの?まぁとりあえず、私の宿まで連れて帰りましょう?もちろん運んでくれるよね?かなでちゃん?】
【はい、運びます。ところで骸骨さんは…?】
【骸骨さん?あぁ今頃、骸骨はさっき釣ったマグロを積んだトラック乗ってきっとホクホク顔で王都の魚市場へむかってるわよ】
【あぁさいですか】
うわぁ、通りでトラックが必要なわけだ…骸骨さんめぇ!手伝い欲しい時に居なくなりあがって!
読んでくださってありがとうございます!
出来れば評価と感想をおしえてもらえると次の話をかく励みと改善点になるので、よろしくぅ!
初めて評価をみてみました!あまり良くないという評価もありましたがそれでも評価して頂きありがとうございます!