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ブラック女神降臨  作者: やきそば
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圧倒的美少女との出会い

圧倒的美少女との出会い


この3月ー

俺は大学生になり、親元を離れて一人暮らしを始めた。

引っ越してきてから10日が経ち、少しずつ新しい生活に慣れてきた、週末の昼下がり。そろそろバイト探しでもするかなーと思い、求人アプリを立ち上げた時だった。


ピンポーン

家のインターホンが鳴った。


「はーい、今行きますー」

あれ?何か頼んだっけと考えながらドアを開けると、そこに立っていたのは圧倒的美少女だった。

黒髪で目は藍色、小柄で背は俺の胸くらい。可愛らしいこれぞアニメ王道!というような白いワンピースを着ていた。


「あのー、初めまして。隣に引っ越してきた桜田美桜と申します。これ、つまらないものですが・・・よろしくお願いします。」と彼女は茶菓子を俺に渡してくれた。


正直俺は茫然と彼女の美しさに見惚れていた。


「あのーすみません、聞いてます?」と彼女は俺の目を覗き込んできた。


「あ、すみません!306に住んでる椿冬馬と言います。よろしくお願いします。」・・・セーフ、何とか反応できて返答できてよかった。にしても、この子ものすごく可愛いな。


「あの、よかったら美桜って呼んでください。あっ、私来月から大学に通うんですけどー・・・」


ーーーー


彼女が可愛すぎてドキドキしてしまって具体的にどんな会話をしたのか覚えられていない。


覚えている限りで話をまとめると、隣に引っ越してきた女子は桜田美桜。

何と偶然にも俺と同じ大学に通い、なんと同じ学部であることが判明した。

そして、流れで一緒にクラスを取ることになっていた。

なんと入学式にも一緒に行くことにもなっていた。


俺の青春が一気にまとめてやって来たのか?!いやそもそも、これって夢なんじゃないかと思いつつも、先ほど交換した彼女の連絡先が俺の携帯には間違いなく表示されており、夢ではなく現実であることが証明されている。


あまりにもアニメか?と思うほどの出来すぎた俺の大学生活に俺は心を躍らせた。

そう、俺は素直でピュアでただ新たな大学生活に心を躍らせていた純粋無垢な大学1年生だったのである。


ようやく俺にも青春が来たとニヤニヤが止まらなかった。



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