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ちゅうたい-中隊


ぼくはやつらを見て、やつらは一体何人なのかが気になった。二人、その以上はない見たい。この二人組はまた闇にいるぼくを見て、ゆっくりぼくに近づくながら話を続けた。


「おい、「しゅさん」いいのかしら?」

「あんたわかんないのかよ?「しゅてんのやつ」は食事中にはここまではこないんだよ。」


ぼくはワナにかかったという状況より彼らが言っている話題がもっと気になった。


しゅさん?

しゅてんのやつ?


それがあの鬼の名前なのか?そうだ食事って言えばあの鬼に間違いない。


「って。このやつはどうする?俺ってかわいい姉さんを欲しいのに。」

「おい、新人さんおめえ以外に女はなかったか?若い女子高生ならもっといいんだよ。」

「あんたは女子高生に恨みでもあんのかい?そんなに女子高生が欲しいのかよ。」

「いいんじゃない?この建物には仏も神もその上に、面倒くさい警察や判事もないから。ばばよりは

もっと若い女がいいんじゃない?新人さん、おめえも同意だろう?」


やうらはまるでスーパでおやつを選ぶように声をかけた。


ぼくはその状況を見ながらふっといい考えが思い出した。こいつらぼくを新人だと思っているらしい。ならば、ぼくが新人じゃない場合はやつらはどうする?ぼくはちょっと強がりをした。


「おい、冗談はやめろ。誰が新人さんだ。おい、いい加減しろ。全然、面白くないから。」


やつらはそこで止まってぼくをむっくりと見た。


「こいつ何を言っている?え?おめえ新人じゃないだと?」

「おい、なにって。共食いをする気がよ?ならばそうでもいい。」

「共食いだと?この小僧が・・・。」

「ったく。しらんのか?ぼくも新人狩りだよ。見たらわかんねのか?」

ぼくは平気に血が付いた手をやつらに見せた。

「ぼくと組んだ女が馬鹿なマネをして「しゅさん」とピッタリと出会ったよ。あの女、そんなに欲張りで愚かだったとは全然気づかなかったよ。」


ぼくは平気な顔で言っているが、実は酷くびびっている。ちょっとだけ間違ったらこいつらに殺される。


ぼくは今まで気づいた情報をすべて活用しようなきゃいけないんだ!そして、ぼくは聞いたばっかりの情報をぺらぺらよくも喋った。


「今度の狩りは失敗だ。アイディを得る前にしゅさん来たから。くっそ、そこには3百万のアイディもあったのにそのまま逃げたよ。」

「え?なぜ?」

「バアカ。当たり前じゃん?命はもっとも大事なものさ。そして死ぬのは仕方ないが、あいつの食材になるのはごめんだよ。」


果然、3百万円の話が出たらやつらの顔に「惜しい」って気配が出た。3百万ならちょうどいい餌じゃない?ぼくだって瞬間揺れるほどの金額だから。3百万より高い金額ならきっと疑心される。そして3百万より小さいのならやつらの注意を引かない。


そう言えるながら、ぼくはやつらの装備をちらと観察した。

一人は鉄板を砥石にかけたような刃物をもって、横にいる男はあれは、まさか自転車のチュ-ブだろう?ゴムチュ-ブを「スリングショット」ように引いて石を投げる構造だ?いや、石じゃなくて光ったのは多分パチンコの玉だろう。


あの二人組が立っている姿は「冷兵器時代」の兵力配置と同じだ。前にいる近接兵が攻撃している間、後ろの遠距離武器が援護するフォーメーション。


どうする?


ここで「じゃな!」ってあいさつをして別れるのもできないそうだ。ばくは銃を後ろにした自分を恨んだ。この場で変な真似をしたら、すぐあの二人に攻撃される。


後ろにある包丁を引く前にやつらが攻撃するんだろう。ここから逃げる事も、やつらを攻撃する事も

「切っ掛け」が必要だ。


「おい、新人さん、3百万って本当が?嘘じゃないのか?」

「あんたが上に行って確認しろよ。嘘かどうか。」


ぼくは肩をすくめたまま背を向けて逃げようとした。あの二人組見たいに経験があるやつらとこのまま戦うのは、ぼく見たい素人には不利だ。

人を殺した経験がある者と、そうではない者の反応は全然違うだろう。ここは逃げる方がいい


「おおい、新人さん。あんたどこに行く気?」

「し、しゅさんはもうウンザリだから、もう新人狩りはやめるんだよ。これ以上は危ないから。」


やつらはニヤリと笑ったあとぼくに話をかけた。


「ちょっと待ってよ、小僧。「しゅさん」でフル・ネームって分かる?」

「そうだ。しゅさんはおれたちの間で使うあだ名だよ。どうしててめえがそう言っとる?」

そうなると思った。

「へえ。しゅさんって言葉があんたたちの独占した物

ないし。」


やつらは返事の代りにぼくに刃物を狙った。ぼくはその刃物を見て慌てて瞬間吃ってしまった。


「ほ、本当にや、やる気がよ?ぼ、ぼく、え、遠慮なんかしない。」

「小僧、黙って答えろ。」


やつらがぼくを睨んでいる。そして、ぼくの記憶から鬼と「しゅ」と始める言葉がすぐ思い出した。


「しゅさんは「しゅてんどうじ」の略称だろう?勘違いも程々しろ。」


酒呑童子。


最強の鬼。この二人から「しゅてんのやつ」だと聞いた時,ぼくはその名を思い出した。人間、特に若い女性の肉を食べる鬼。死んだ新人狩りの肌を切って噛む姿は「お伽草子」に書いた通りだった。ぼくは主導権を握ったまま話題を回した。


「酒呑童子が出た以上ここも危ないんだよ。あんたらはどうする?ここでぼくと下らない暇潰しでもやる気?」

「さあ、あんたはどうするつもり?」

「一旦、降りた後、またいいチームを探すつもりさ。女はいや。あのくそ女で十分だ。」


そうチーム。太田やつもそうだったし、ここでは仲間と一緒にいる方がとても有利だ。こいつらを見てもお互い自分が足りない部分を補って生存確率を上げている。

あ、そうだ。紙切れにもそんな話があった。


6 仲間・・・・・・・を探せ・・・黒い・・かも知れない。


仲間を探せ。しかし、あの人がが黒い羊かもしれないって事だろう?


羊って意味を分かったらすぐ理解できる文章だ。ぼくはやつらの顔を見ながらまた冒険をする決心をした。後ろには酒呑童子がいる。あの鬼が心を変えていつここに降りるか誰も知らない。


鬼って、特にはあの酒呑童子は予想、その物が出来ない者だ。ここでは早く状況をまとめて一刻も早く降りてなきゃいけない。ぼくはなんか落ち着いてやつらの武器について誉め言葉までした。


「あんたら武器いいね。もしかしたらぼくと組んでない?」

「組む?」

「そうだ。あんたのざまを見たら手伝う経験者が必要そうだ。」


やつら二人はお互いを見るながら笑った。


「この小僧。面白い話をすんじゃねが?手伝って?俺たちのとこを?」


ぼくは表情さえ変えらずに話を続いた。


「あんたらフォーメーションはいいけど、もし真っ正面で「おとり」で誘ってそのあと側面を突いたらどうする?」

「ほお。そんな手もあたったね?確かに。」

「その側面をぼくが担当したらもう楽勝だよ。どうする?」

「へへへ。面白い話だな?その後はどうする。」


もう虎の背中に乗ったままだ。ぼくは太田やつが言ったものを容易く思い出した。


「三人組みなら「ちゅうたい」のやつらも怖くない。うまくやったら勝ってるかも知れないんだよ。」


ぼくがそう言ったらやつらは急におどろおどろしいに笑った。なに?ぼく今何かミスでもしたのか?


「へえ、小僧。新人くせによくも変なものをよく分かっているな?」


ぼくはまるで胸を鋭い物で刺された気分だった。え?ぼくはまた強がりをするながら胸をたたいた。


「って言うか。新人じゃないだと言ったのに。試しはその辺にやめろ。」

「へへ、いつ俺たちがてめえを試したんだ?」

「組むのがいやなら。この辺で・・。」


ぼくは包丁の取っ手を握ってゆっくり後じさりした。この片隅を回ったら何とかなるさ。喉が乾いて口に砂がいっぱい入った感じだ。一歩間違ったら殺される。


「おおい。可愛い新人さん。ちょっと待ってよ。話は聞いたあと行っても恐らく遅くないよ。」

「一体、誰が新人だ!」


やつらはぼくを見てまた笑った。


「てめえじゃないのなら誰が新人だ?まさか、おれ?]

「そう。「ちゅうたいの先発隊」の俺たちを全然知らなかったてめえが新人じゃなきゃ誰が新人さんだ?」


あちゃ!こんな馬鹿な!よりによって、こいつらがあのちゅうたいの連中だとは全然思わなかった!何ということだ!


ぼくの全身が酒呑童子を見た時と同じにブルブル震えた。あ!そうだ!こいつらの服の肩には軍隊の階級章ようなものが付いている。


まさか、ちゅうたいって「中隊」の事か!


米国軍や自衛隊とは違って子供が工作時間で作った物と違いないものだ。黄色な線が四角の緑色の布の中に上にある形態。たぶん、黄色な線の数が階級だろう。

もっと階級が高いやつ、つまり自転車チューブを持っているやつがぼくに近づいた。


「近づくな!」


ぼうは一気に銃と包丁を出した。やつらはそんなぼくを見てまた笑った。


「どうぜ、モデルガンだろう?無駄だよ!」

「そうだよ。兵長殿の言う通りさ。てめえみたいな貧乏な新人が銃ってあり得ない。」

やつらは全然かまわずにニヤリと笑ってぼくに近づいた。くっそ!もっと近づいたら危ない!

「どころで、てめえ見たいな新人さんが変なものをどうやって分かったのが、それ興味深い。」

「そうだよ。ベールが鳴いたあと時間があんまりなかったのに、どうやってわれら中隊とかしゅさんや新人狩り事まで分かっているんだ?」


ベール? ぼくはやつらを見てブラフーをかけた。ここでぼくから強く出で行けばやつらがどうする?


「だから言っただろう!ぼくは新人じゃないだと!本当に共食いをする気が!」

「あははははは!こいつダメだな?それだよ!その部分! てめえは始めがらミスをしたよ。」


なにを!一体なにを始めからミスしたと言っている!


「けっこう賢いやつだな・・。しかし、残念ね。ここはね。共食いは日常だ。」

そ、そんな!

「おい、謎だらけの新人だか、一応殺したあと考えるのがいい。面倒だからな!」

「そう。兵長殿が言う通りに殺したあと考えるのがもっと楽だよ。こうして!」


ぼくが予測できないまま、近接兵の刃物がぼくの首を狙って光かっている!くっそ!騙されたのはぼくの方だったのか! 


ぼくは慌ててそのまま後ろに倒れた。しかし、逆にその方ががぼくにとっては幸運だった。ぼくが急に倒れたせいで鉄板の刃物はぼくの頭の上に外れて壁にぶつかって飛び火した!


文字と通り間一髪の差で刃物を避けて、ぼくはみっともないに後ろへ転んだ。なんと、小学校の体育時間で学んだ「転び方」がこんな状況で役に立つとは全然思わなかったよ!


銃が装填したなら、こうなる前に打ってばいいのに!どうぜ、銃を狙っていてもまた装填していない!バカ!YOUTUBEで全然必要もない知識を勉強した!なにかグロックの安全装置の信頼性かよ! 素人のくせに!

ぼくは小学生ように後ろに転んだあと口で銃声を撃つモノマネした!


「パアン!」


子供の遊びかよ!しかし、ぼくにとっては本当に小さいな切っ掛けでもいい!

やつが騙されるのなら何でもする! そうだ!刃物を持っているやつはぼくのモノマネで一瞬ビックリして隙間を見せた。

ほんの一瞬、ぼくはその隙間を利用して包丁をでたらめに振るって後ろにまた転んだ! 


幸運?


ぼくがでたらめに振った包丁になんかを切った感触があった!スッという感覚でぼくの包丁はなんとやつの服に真っ赤な線を残した!感触は軽かったけど、結果はぼくの想像以上だった。


「なに!兵長!俺!]


想像の越えるほどにこの柳刃の包丁は鋭いだった。中隊やつの腹から血と一緒にとろとろな何かが出た。ぐっ!生々しい血の臭いとあの「真っ赤でとろとろな物」がやつの腹である!しかし、ぼくはそんな姿を見ている時間がない!


前に転んだあとぼくがいた場所にパッと火花が散った!後ろにいる「兵長」ってやつが援護攻撃したんだ!


鉄の玉だ!ベアリングとかパチンコの鉄の玉!


そんな物を殴られたら、ただでは措かないだろう!指や足に当たったら折れて戦闘不能になって、頭などの重要な急所に当たったら死ぬかも知らない!ぼくが握っている銃よりある意味ではもっと有用で恐ろしいウェポンだ!


「あのクソ野郎!殺してやる!君はここで待って!」


ぼくは壁の盾としてそこから這い出しだ!銃を装填する暇が必要だ!


包丁?


こんな短い武器で遠距離武器を相手にするのは自殺行為だ。あの自転車チューブのスリングショットは装填速度もぼくの想像を遥かに越えている!なんでこんなに早いんだ!一発が発射したすぐあとぼくを狙って二発目が飛んでくる!

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