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銭湯の激戦


また、攻撃はバラバラだが、こいつもどいつも半端じゃない!やつらは十分人を殺した経験があるやつらだ。ぼくは風呂の転んでやつらの攻撃を避けるのも精一杯だった。


「何をしている!森!女子たちと一緒に逃げろ!」

「あ、あ!分かった!」


森の方にも長の仲間が走って森を殺す寸前だった。森は斧を振り回して近づいた二人を牽制している。ここままじゃ森もやられる!


「森、銃を撃つから身をかがめろ!」

「え?ああ!」


森も森の周辺にいる長の仲間も慌てて身をかがめた!甚だしくはぼくと絡み合って倒れるやつまで

「銃」って事を聞いて一瞬動きが止まった。


しかし、小銃は発射したあと遊底さえまだ引っ張らない状態だった。ぼくは銃を撃つ代わりにパルクールやつが投げたあの武器を投げた。

森のすぐ側で身をかがめているやつが、背中をあの武器に刺されて悲鳴をあげるながら悪口を連発した。森やろう!


「森!殺せ!何をしている!」


森がちょっとボンヤリしている間、マリアがキャンピング斧であのやつをマキを割るように切ってしまった。血が噴水ように飛び散ってマリアは森のびんたをはった!


「しっかりしろよ!秀さん!男でしょう!」


この状況って男女がなんの意味があるのか?あの手裏剣を投げたあと、ぼくも風呂の地面で二人と絡み合って悪戦苦闘中だった。


銃剣って長くてリーチが長いメリットだが、こんなに絡み合って倒れていればなんの意味もない!武器を投げた隙間を利用して敵の一人は村田銃を握って、もう一人はぼくの上でぼくを殺そうとしている!


ぼくの気勢はよかったが、二人と絡み合った状況じゃ、こいつらを一気に制圧するなんで不可能だ。漫画や映画では主人公がこんな状況でも何人も簡単に倒すが、ぼくはそもそもそんなに強い主人公ではない。


何が「食われる方になる」のかよ!


「カイロス!やつを制圧した!なにをしているナイフでやつをやっちまえ!」


やつがぼくの腹の上に乗り掛かって、下にいるぼくにパンチを投げている。その瞬間、銃を持っていない手で何かが感じられた。


ぼくはそれを握ってそのままぼくの腹の上に乗り掛かったやつの頭を叩いた。ガッとぼくの手に何かが折れる感触が感じられて、腹の上のやつが頭を抱えて倒れた。


「こいつ!な、なんだ!」


ぼくは握っている「拳銃」の弾倉が入る部分で、ニンニクを砕くようにもう一度やつのこめかみをぶっ殴った!殴られたやつは鼻で血を流すながらぼくの腹から倒れて、銃を握っているやつもぼくが持っている「拳銃」を見てビックリした。


「こ、こいつ拳銃を!」


ぼくは拳銃をやつを向かうながら、やつの顎を登山靴で蹴ってしまった。やつが握っている村田銃がぼくに戻って、ぼくが銃剣で二人の一人を刺す瞬間だった。


「このやろう!」


あちゃ!


ぼくの方に二人、森の方にも二人、後ろでは長とその相棒ともう一人。その余った一人と長の相棒が一気のぼくを襲ってきた。長の相棒はぼくに矢を放して銃の台尻に矢が突き刺さった。


ぼくは拳銃で殴られたやつの胸グラをつかんで、やつを盾にして後ろに隠れた。ヒュウー飛んできた矢が「盾」に突き刺さってやつは悲鳴をあげた。


「カイロス!どこを狙っている!」


矢に刺されたやつが叫ぶ瞬間、ぼくは後ろでやつをたきしめて後ろの浴槽に一緒に倒れた。お湯がビチャビチャと飛び散って、ぼくはやつをそのままお湯に突っ込んだ。


ぼくはやつと離れて銃剣をやつの喉に狙ったが、やつはなんとお湯の中で両手で銃剣を握って抵抗した。人って生きるためにはなんでもするのか?その姿を見てちょっと心が弱くなったか、ここでこいつを殺さなきゃつきにやられるのはぼくだ。


ぼくは心をきつく定めて、登山靴で沈んでいるやつの胸を踏んだあと、水面の上から銃剣を下に臼で餅をつくように撃ち下ろした。すぐ、きれいな水に血が滲んで赤くなって、じたばたしていたやつの動きが止まった。


これで三人。


銃で一人、この浴槽で一人、あと一人はあのマリアが斧で切った。登山靴で蹴られたやつは生きているだと考えたら、長とその相棒を含めて四人残った。


ぼくにはそんな考えをする暇もなかった。まるで休む暇をくれないように今度は長の相棒が浴槽に入るながら、ぼくの顔にお湯をかけた!ぼくは一瞬首を回って、長の相棒がぼくにあの羊刺しをさした。


「クラスメートさんよ!てめえは始めから気に入らなかった!」


長の相棒の体格はあの櫻井と同じほど巨大だった。こいつ180センチは軽く越えるやつだ!

こんなデカイやつが近づいて近接戦をかけるなんで、ぼくはどうしようもなくやられるどころだ!ぼくは必死でやつにしがみついて銃を握っていたが、肉体的な戦闘なら勝ち目が全然ない。


「面倒だな!」


やつはそれを証明するように、村田銃を握ったままぼくをお湯に突っ込まれた!これじゃダメだ!こんな手を使うとは!


子供の頃、海に落ち込んでたくさん水を飲んだ事があた。あの時と同じにお湯に突っ込まれた瞬間、ぼくは風呂の水をたくさん飲んで意識を失うどころだった。ぼくの手にちょっとたけ力が入らない瞬間。


銃が!


やつはぼくの手から銃を奪ってぼくを足で踏んだ。ぶくぶくとぼくの口から泡が出てぼくを踏んでいるやつの姿が見えない!このままじゃ窒息して死ぬか、銃剣で刺されて殺されるのか二つの一つだ!


このまま殺されるのか!


森も太田も殺さないままに!くっそ!ぼくは必死的にやつの足を両手で握った。やつが水面の上でなんかを言っているが水の音でなんにも聞こえない。


そんなぼくの手に「靴」を履いていないやつの足指の感触があった。やつはなんと素足だった!


あ!風呂で余計に大きく聞こえる足音のせいだろう!

こうなったら一か八かなんとかなれよ!ぼくは何にも見えないお湯の中でやつの足指を指でぎりぎりと音が出るまでねじった。


「くあああああ!このやろう!」


やつがあげる悲鳴だけはよく聞こえた。そして、水を切ってぼくの頬の横にとかんど銃剣がぶつかる声が聞こえた!やつは足指が折れる苦痛でもぼくを攻撃したのだ!しかし、やつは苦痛で平衡を失ってぼくは登山靴でやつの脛を蹴った。これ確かに弁慶も泣き所だったな!


やつがぼちゃぼちゃと水を飛び散るながら倒れて、ぼくはやっと水面の上に首を出して大きく息をした。


「この野郎!」


ぼくはがっがっと水を吐き出すながら咳きをした。やつはちょっと離れたぼくを見つめて引金を引いた。


これも残念だな!


また再装填しなかったもん!


「な、なんだこれ!ええ?」


やつは何度引金を引いたが、玉が出る訳がない!やつが慌てている間ぼくは十分息をして空気を吸い込んだあと、またお湯の中にまた入った。あのやつと刃物で戦う接近戦では勝ち目が全然ない!


今、銃を奪われたかそれは大した事じゃないんだ。銃弾はぼくが全部持っているし、ぼくにはやつを攻撃する方法もあるから!ぼくは拾った「パイプ」をサブバックから出した。あんなんに風呂で転んだのにパイプは壊れていない。


ぼくはパイプに上で拾った「カーテン」の布切れを詰め込んだ。水が染みた布切れはパイプにぴったりと入ってぼくはその布切れの固まりをパイプの中によく埋め込んだ。


「カイロス!この近所だ!やつはまた浴槽からでなかった!」

「カイロス!ぼくをなぐった拳銃も拾った!心配するな!やつは袋の中のネズミだよ!」


やはりそう出ると思ったよ!やつらは長を含めた三人で浴槽にいるぼくを探している。浴槽で出たら服に染みている水が落ちて結構多く声が聞こえるから、ぼくがまた浴槽のなかだと判断しただろう。


ぼくは「ヘアスプレー」をパイプの後ろにかけたあと、ビンに入れたガラス破片と事務室で拾った釘とかの金属破片をパイプに埋め込んだ。そして、お湯を入れた水ビンにも「炭酸カルシウム」とガラス破片と釘とかを入れて準備をした。


今まで生きている自体が「強者の証」だ。そして、建物で強者は単なるに武器の強弱で決められない!


ぼくはパイプを持って、銃を持っている長の相棒に近づいた。びちゃびちゃとお湯が弾ける音が聞いてぼくは長の相棒の前に立った。


「え?カイロス!こっちだ!やつが出た!俺が殺すからあとで文句いうな!」


やつは銃を槍としてぼくを刺そうとしている。もし、この手がうまく出来ない場合にも水ビンに入れた「爆弾」がある。


ぼくは動かないままやつにニヤリと笑った。


「おい、こっち向いて!はい!チーズウウ!」

「え?てめえ?な、なにを?」


やつはなんかを言ったか、ぼくはカメラマンのように「点火プラグ」のスイッチを押した。

どおんとぼくが思ったよりもっと低音で大きいな声が聞こえて、パイプからガラスと釘などの破片が発射された。ガラス破片と釘などの廃品はそのまま「散弾」になって長の相棒の顔を襲った。


このパイプの正体は俗称「ポテートキャノン」で、本当に簡単な構造でオモチャにしか見えない物だ。


しかし、その威力はポテトで作った砲弾を百メートルは軽く飛べる事が出来る立派な大砲だった。ここではポテトや大根などに砲口を完全に塞ぐ物がないので、臨機応変でカーテンの布切れを利用したが、それは見事に成功した。


ヘアスプレーは爆発される「ガス」の役目で、密閉したどころでヘアスプレーをかけて「スパーク」をしたらこうなるんだ。


「ぐううう!こ、こいつ!」


やつは目と顔にガラスの破片が突っ込んで片手で覆っている。ぼくは迷わずにやつに飛び付いた。ぼくの手には小さい鉄の刃物しかいない。これはパルクールやつらあから手に入れた物だ!


「カ、カイロ、カ!」


ぼくはやつの喉と刺した。デカイ体がふらついて後ろに倒れた。ぼくはやつから銃を奪って銃剣でやつの喉を刺した。


「ぼくも最初からてめえが気に入らなかったよ!ハスタ組をよくも攻撃したな!」


長の相棒はなんかを言おうとしたが、もう銃剣がやつの喉を半分切れてやつは血だけを吐くだけだ。鳥刺しのようにやつは喉を銃剣に刺さってばたつかせた。ぼくはやつの胸を足で踏み込んで銃剣を抜いた。せっかくに洗った顔に血が飛び散って、血生臭いがした。


長の相棒はまるで風呂を楽しんでいるように、浴槽の欄干に首をかけて目を閉じたままだ。ぼくはすぐ戦術ベルトから銃弾を出して装填した。薬莢がチリンと浴槽の外へ落ちて、後ろから急に誰かが近づいている音が聞こえた。


ぼくは装填した銃を後ろに照準した。これを撃ったら残弾は四発!11発から着々と減らして五発かよ!しかし、ここでは撃つ敷かない!


あ、そうだ。それがあったな?ぼくはサブバックにある「爆弾」に点火プラグを嵌め込んで浴槽の上にながれた。


水蒸気のせいで今もだった1メートルしか見えない。そして、ぼくは倒れた長の仲間の後ろで、やつの方に銃をあげて向うのやつが近づくのを待っている。


やつらはまた浴槽の中にいる。ぼくはわざと布切れを浴槽から出して水が落ちる声を出した。


「え!カイロス!聞こえたのか!浴槽の外だ!やつが外に出た!」

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