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将棋

やつは今までぼくと中国人をもてあそんだのだ!わざと我らを森を走らせて絶望を見せたあと「パアン」だ。ドキュメンタリ番組の連続殺人鬼のインタビューとかで聞いた事がだる。


やつらがまじめに攻撃したら中国人とぼくは一歩踏み出す前に殺された。


二人組の猟師は今まじめに玉将のやつらを「虐殺」している。遠くからよく見えないが、二人組の猟師はお互い装填ディレ-をカバーして連続に発砲している。まるで、機関銃でも撃つように玉将のやつらは玉将の一人、二人を植物園の入り口で倒れた。


「走れ。森田ゆう。はしるんだ。」


ぼくは自分も知らない内に自分に言っている。パアン!パアン!引き続けて聞こえる銃声は酒呑童子を見た衝撃とは種類は違うが、同じほどの恐ろしい。拷問された中隊幹部があの老人と酒呑童子を比べたのはただの大げさじゃなかった。ぼくは一緒に止めている中国人の胸底を握って叫んだ。


「走れ!ここで止まったら殺される!」


中国人は首を振ったあと銃声が聞こえる反対側に走った。本能かもしらない。ぼくも銃声から出来るだけ遠いどころに逃げたいから!

銃口はもうぼくらに向かっていない。ぼくは瞬間に猟師たちについてまた考えた。


銃。

暗視ゴーグル。

二人組。


その間、中国人がいきなり変な岩を発見してぼくに知らせた。

それはコケが一杯つけている岩だった。岩の前にある案内板を見たら、最初から特別なコケを展示するためにわざわざ植物園に入れた物らしい。


中国人とぼくはその岩に背を寄ってやっと一息をついた。岩は本物で、表面にはありがたいに露も結んでいる。ぼくと中国人はコケが唇に付くのも構わずに岩の表面をなめた。


水量は一口になるかどうか。けれど、水を飲んだらちょっとだけ助かる気分だけは感じられる。中国人も水を飲んでぼくに笑い顔を見せた。人、どうぜ違うどころより、似たどころの方が多いかも。


中国人は手まね足まねでここが安全だと言っているようだ。よりによってぼくらが逃げ込んだ岩は二人ぐらい隠す事が出きる大きいさの岩だった。


そして、この岩は植物園の壁に付けていて、ぼくらは岩と壁のその隙間に隠れている。

岩の大きさで判断すれば、正面から狙撃は無理。もちろん、ここは猟師の狩場でこんな岩があるってやつらも分かっているんだろう。


ぼくはふっと岩の両側面を見つけた。やつらが狙うどころはその両側面だ。


「ここはむしろ反撃のチャンスかも知らない。」


今まで中国人とぼくはどこがどこだか分からない状況で、どこだか分からない場所からの射撃で苦労した。しかし、ここならぼくを狙う方向は二つの方向しかない。


「くっそ、矢はこれだけか。」


絶約したが昨日からの戦闘で矢は二本しかない。ぼくがロビン・フットだとしてもこれであの猟師二人を全部殺すのは無理だ。


二、三本もっとあればいいのに、こうなったらミスは許されない。絶対にここでせめて、猟師の一人でも殺さなきゃ希望はない。ぼくは岩に背を寄って自分が持っているアイテムを総動員して計画を立った。


この周辺は板石はないが小さな石や案内板がある。いざという時は周辺の物を利用したら牽制だけは出きそうだ。


矢は二本。それは猟師にとって一番有効な対応兵器だ。キャンピング用の斧もあるが、それは以前と同じに論外だ。


ガチャ-とドンのタイミングなら斧を持って二、三歩も踏み出す前に狙撃される。


そして、最後はグロック自動拳銃。


それも論外にしよう。小銃は四、五十メートルは容易く当たることができる。


しかし、拳銃では熟練者でも小銃の射撃距離で相手を当たるのは非常に難しい事だ。映画では主人公が拳銃でじゃんと小銃に戦うシンがあるがそれは映画限定だろう。ぼくが今ここで体験した通りなら、素人であるぼくに拳銃をだった一発で猟師を狙撃するのは、斧を持って突撃すると同じ結果になるんだよ。


ここはとてつもなくに猟師に有利な戦場だ。そして、やつらの装備もぼくには比べないほどいい。暗視ゴーグルでスコープ付きの小銃。


暗いどころに避けても見えるし、狙撃する腕を見たら広いどころで勝負かけるのも自殺行為だ。

しかし、このまま時間を無駄に過ごしても猟師たちの方が有利だ。ぼくには食糧と水がないから。


絶望的だ。


ぼくは太田に酷くやられた時をふっと思い出した。あの時もそうだった。救援を望んでいたが、誰もぼくの話なんか聞いていなかった。ぼくは太田と言う巨大な波をぼく一人の力で耐えた。耐えるより無感覚になるって方が正確な状況だったけど。


絶望的?


ぼくはふっとハスタの隠れ場所に描いた「星」を思い出した。

どう見ても高校二年生とは違う。


「そう、あの時とは違う。せめて、仲間はいるから。」


ぼくはハスタと一緒に戦っている。彼女はぼくのそばにはいないが、ハスタが言ってくれた言葉はぼくの胸に生きている。


そして、もう一人、仲間っていうか、生存同盟っていうか、ここにもぼくと生存のために一緒に戦っている人がいる。


ぼくは隣であほな顔でキョロキョロしている中国人を見つめた。なんか笑いが出た。

昨日で戦場で出会ったら、やつもぼくもお互い殺し合い運命だったんだ。なのに今は彼は仲間に捨てられてお互いこのざまだ。考えたら笑いが出るほど皮肉な状況だ。


「おい、中国兄さん。いい手がある。」

「什么?你在做什么?你要在这儿住得永远吗?」


どうやら、お互い気配だけで正確な意思疏通するのは無理らしい。ぼくはまた手まね足まねでぼくの計画を説明した。


この岩の後ろにある、攻撃が可能な方向は二つ。ぼくはその攻撃方向を「限定」しきゃならないだとパントマイムで説明した。


所詮、自己紹介のあと、家族が何人でどこで住んでいるなどの下らない話をするどころでもないし、中国人はぼくのマネを見て、ぼくが言いたい事をすぐ分かったようだ。そして、確実な反撃をためにはもう一つ必要な物がある。


「あんた、もしかしてタバコ吸う?」

「哎呀,抽支烟呢?当然我喜欢,可是可惜可惜。我只有这个。」


ぼくは中国人が見せる物を見て、歓呼の声をようやく噛み殺した。

あいにくに、ぼくが一番必要な物がじゃんと中国人の掌にある。そして、中国人もぼくの話から何かを感じたのか?急にぼくになんかを言った。


「我知道了!我们限定他们的攻击方向的!我也有很好的妙招!」


中国人が何を言っているか分からないが、彼はぼくのサブバックの中を指さして、なんか両手で四角な何かを描いた。


「密码!密码!」


ミマ?あ!

ぼくはふっとサブバックの中から中隊の暗号を出した。


「中隊長は標的が多くあれば、多くほどいいだと言った事があるんだよ。」


ぼくは中国人がくれた暗号を見て笑った。何とかできる。うまく行ったら、猟師二人組の一人を確実に殺すかも。


そして、急に銃声が消えた。


銃声で判断したら、無理やり進入した玉将のやつらはほとんど中隊の負傷兵見たいになったようだ。

これも皮肉な事だ。玉将のやつらは中隊の負傷兵を殺して、やつらから食べ物やアイテムとかを奪ったあと植物園にたどり着いたはずだ。今度はやつらが負傷者になって死を待っているなんで、運命の女神も酷すぎる。


もちろん、ぼくは玉将のやつらにそんなに感想的に同情するつもりはない。

どうせ、ここは地獄の果だ。地獄の餓鬼なら、死ぬまで餓鬼で死んだらいいじゃん。ぼくはやつらを嘲笑うながらやつらを刺激した。


「一億だ!ここだ!ここで見つかった!」


玉将のやつらは死の恐怖を構わずに突撃した。彼には自分の命より、こんなプラスチックが大事だ。


「どこだ!おい!どこだあ!」

「公平に分けろ!一人占めするのは許さない!」


玉将のやつらは勝手な規則まで作った。そんな規則なんか誰が守るか。ぼくはやつらの貪欲の火にもっと油をかけた。


「くっそ!こいつ裏切ったな!おおい!一億はもう死んだ!太ったやつが奪って走っている!」

「なんだと!どこだ!どこだあ!」

「分からない!早くやつを止めなきゃ逃げちまう!」


多分、入り口で激しい攻撃を突破したやつらはぼくみたいにどこかで隠れているはずだ。ぼくはやつらの欲望を刺激して中央の戦場にあいつらを招待した。


「くそ!突撃だ!突撃するんだ!」

「しかし、負傷したやつが多いよ!」

「えいい!そんな事はどうでもいい!一億だ!昨日聞いただろう!特等席を捕まえたらゲームが終わるかも知らね!」


え?終わる?ゲームが?


そんな事もあったっけ?ぼくも偶然に長が中隊幹部を拷問する場所にいたがそんな事は聞いていなかった。それも「一億」ように参加者の間で発生した情報混線なのか?


「そっちだ!そっちで何か動いている!」

「捕まえろ!一億狩りだ!」


今はそんな事を考える暇じゃない。玉将のやつらはまるで猪ように突撃した。猟師たちに一番マズイ状況だった。


ここはチェスの「将棋盤」だ。玉将のやつらはポンで、玉将のやつらがこの将棋盤の極端までたどり着いたら、19層を支配している意味がない。食糧と水が与えるなら、多数の方が有利だ。


そして、「競走」の特性を考えたら先に多い人を下ろしてくれるのは危険要素が多い。

ハスタとその仲間は最後で何人が生きるのか、酒呑童子に選択を無理強いされた。


一人でも多いやつをここで殺す。


猟師の趣味生活は別論にしても、「ポン」の突撃はやつらにはありがたくない状況だ。

猟師たちは即時に動いた。また、大きい銃声聞こえたか、それはもう大量射殺を狙った攻撃ではなかった。一発、もう一発。ジャングルの中で猟師は突撃する玉将のやつらを狙い撃った。


脳水が飛び散って、一人二人、蒼々な森のなかで続きに倒れた。ぼくは続きに倒れる玉将のやつらを見て驚いた。


「タイミングが違う。」


中国人はタイミングを聞き分けて、ぼくと同じく驚いたようだ。しかし、もうどうにも出来ない。意外な事実を分かっても中国人とぼくには選択の機会さえない。


玉将の突撃力が終わる前に中隊を動いて猟師たちをばらばらに分ける。


元中隊幹部さんは金属盤と中国語を利用して中隊を刺激した。


「便利店就是那边儿!在便利店有很多很多啤酒!你们全部可以喝掉的!」


以前、中隊はここを占領した経験がある。そして、中隊の兵士たちは中隊長の方針でよく飲まず、食べずに大きいな戦争で戦った。


そもそも、中隊長がまるまる見えるぼくの策に引っ掛かったのも実際に兵士たちを抑えるのがもう不可能だったからだ。


ぼくの臨時同盟の声を聞いてどこから中国語でなんか長い歌声が聞こえた。中国人はニヤリと笑った。


「It is YesSign!」


突撃する玉将やつらと共に中隊も突撃を始めた。中隊も限界だった。


実は、ぼくはもう「天井の座標」でここがどこか分かっている。入り口が将棋盤で玉将、王将を置くどころなら、ここは左に香車、或いは角行を置く位置だ。


今、中隊と玉将のやつらがどこにいるか分からないか、歩兵がまっすぐ行くように、この将棋盤の向うに前進すべきだ。


ぼくは猟師が布陣を見て、きっと出口はやつらの防衛線の向うにあるだと思っている。中隊もきっとそっちに向かって突撃するはずだ。

中国人は自分を捨てた仲間と一緒に突撃する気だった。ぼくは彼の方を握って首を横に振った。


「あれ、全部おとり。突撃に成功しても無駄だよ。」

「・・・・。」

「やつらのこっちに来る。やつらもあんたとぼくが、こんな状況を作ったのを分かったいる。」


確率はそんなに多くない。もし玉将、中隊と突撃したら道が開くかも知らない。けれど、ぼくはこの戦闘の本質を「猟師を必ず殺す事」だと判断した。

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