またワナ、ラクロス二人組
酒呑童子の存在その物が理解できない「クトゥルフ神話の神」のようだ。クトゥルフ神話では理解できない神を人間が見たら人は狂ってしまって自殺するだと聞いた。よくは知らないがぼくも酒呑童子を絶対に理解できないだろう。
人間の生首を切って装飾する人殺し。
ぼくは頭を振って続いて歩いた。もっとも、乾きが酷くなって一刻も早くこの迷路から出たい。口には唾がぜリ-ように粘り付いて苦しい。
そう歩いたらやっと迷路が終わって明るい光が見えた。少しの間、ぼくの目は薄々な照明になれて光が危険に見えた。光があるどころは一人だけのぼくには不利だ。
「しかし、仕方ない。喉が・・・。」
水がないのは思ったより厳しい。ぼくは恵比寿が残した瓶で口をつけた。
なんだよこの臭いのは。
まさかこれって小便?
生存ドキュメンタリでよく出た状況だ。しかし、他人の小便を飲むのはいやだ。小便を飲むのも最後にしよう。きっと水はどこにあるかも知らないから。
そう言ったぼくの前に、いっぱい水が満ちている1.5リトルのボトルが見える。
なに?
どう見ても水だ。
水ボトルはなんとRPGゲーム中で重要アイテムが光りに囲まれているように照明の下に置いている。本当にゲームで天使がダンジョンクリアの報償としてくれるアイテムに見える。
ぼくは何かに取り付かれたように前へ歩いた。前はなんと分水台だった。その分水台の低い欄干に水が置いている。
その周辺は長崎にある「ハウス・テン・ボス」で見た建物と構造になっている。異国的な家と屋根が見えて、上の商店街が夜店ような雰囲気だと言ったら、ここは完全に遊園地だった。
ぼくはなにも思わずに前へ歩いた。
ち、ちょっと待って!
ぼくは迷路の出口を見ながらそのまま止まった。
紙切れによると水は大切な物だ。
そんな大切な物が見え見えにあんな場所に置いていた?
そして、迷路の出口から直接に見える場所で?
これはワナだ!
迷路をなんとか貫いた人は水を見て身を隠さないまま容易く殺される。ぼくは「酷いワナ」にかけられたすぐ後だった。一度は引っ掛かったけど、二度はそんな簡単にかかるもんか!
ぼくは今度こそ闇の中で隠れて様子を見ようと決定した。しかし、それにしてもなんと恐ろしいワナだ。ぼくも紙切れのヒントがなかったら絶対かかったワナだろう。
ぼくにはあの水ボトルが夏夜の街灯と同じに見えた。ある日は夏の夜にコンビニへ行く時、無数な虫たちが街灯の電球でぶつかれて死ぬのを見た事がある。
電柱の下には翼が焼かれたいろんな虫たちが蠢いてなんと虫の地獄ような光景だった。
街灯が水に変えただけで、ほとんど同じカラクリだ。どんな獲物があの虫のようにワナにかかるか?ぼくが固唾を飲みながら自転車チューブを握った。
ここで待っていたら時計がないのを気づいた。当然のようにスマホーのどころが、ぼくが付けていた時計までない。それもなんの意味があるのかな?
時間。
そうだ。ここには電気があるけど時間を推定する物は全然ない。まるで大型スーパやカジノの営業方針と同じだ。
時間が分からなくなった客さんは博打やショッピングに夢中になって売り上げが上がるっていう事だ。ここの手配もなんかそんな気がする。
夜の街灯とカジノが。
二つはなんか似合わない物だか、同じに何らかの悪意が感じられる。
「あ、そうだ。競走馬があったら、トラックの外でここを覗いているギャンブラーたちもいるんだろう。」
電灯の存在がなんのためなのかやっと分かった。電灯なしのどころで戦うのは闇の中で馬が走るの光景と同じだ。
何という親切な主催側だ。ここのとこかではカメラがあって、ぼくが焦っている姿も見ているかも。
腹が立つ。
人は死ぬほど悩んで鬼から逃げたのに、それを楽しんでいる人がいる何でどう納得する?ぼくはただここで死ぬために生まれて、必死に死なずに粘ったのが?
あの高校二年生の時から!
くっそ。そんなの!
そんなの過酷だ!
余りにも残忍だろう!
ぼくはここで死ぬために部屋を出るんじゃない!ぼくは自分のアイディを見た。このアイディはぼくがここで死ぬのが当然だと言っているようだ。こんな高い「オッズ」ではすぐ殺されると予測しただろう。
くっそ。生き残ってやる!
ぼくが見えないギャンブラーたちに文句を言える瞬間、やっと誰かが動いた。
薄々な闇の底、誰がコキブリように這いて水ボトルに接近した。あのウロウロしている姿を見れば、ワナを設置した人間ではない。
水ボトルと疑問の人の距離はわずか3メートル。
ボトルは宝物ように光ってきっとあの側でもそう見えるだろう。それを見ているぼくの喉も乾いた。
え?二人?
水に接近している人は一人ではない。あいつらまさか中隊のやろう?ぼくは恵比寿が言った事を思い出して特等席と中隊長ってやつの事を思い出した。
恵比寿ならなんか理由を分かるかも知れない。しかし、このまま中隊のやつらに接近するのは非常に危険だ。
ぼくは一人だ。
水ボトルに接近する二人をみて仲間が必要だと思った。あ、紙切れにはそんな内容もあったな。
・・・・仲間・・・・を探せ・・。
信じ合える仲間を探せって事だろう。
しかし、信じ合える仲間ってなかなか出会うことが難しい。ここはさっき考えたように難破した船の上だから一体他人をどうやって信じるの?
ぼくが考えて間にやっと二人組はボトルにたどり着いた。そしてやつらはぼくも思わなかった方法を使った。
あ、そんな方法もあったな?
カウボーイようにロープを投げて見事にボトルを捕まえた!
「くそったれが!おい!水がやばい!」
どこかでワナを設置した人の大声が聞こえた。
そっちも二人以上?
なんかカタカタする音が出てすぐ水がある場所にやつらの姿が出た!こいつらの装備はあの中隊連中とほぼ同じだった。
一人は大きいな剣のような「串」をもっている。あれはなんとトルコ料理とかで羊の肉を刺す道具でテレビとかで見たことある。
ただし、本当にこれで人間羊を「刺す」事になったら悪い冗談になるんだろう。やつらは中東のテロリストように二人とも「シュマグ」で顔を包んで、野球帽子まで被っている。体格は一人はデカイ、一人は普通。デカイのは串を持っている方だ。
そして、ぼくの目を引いたのは羊串を持っているデカイやつよりその後ろにいる男だった。
遠距離と近距離武器。
中隊のやつらの格好を見て分かった事実は、その二つの武器をよく調合しなきゃならない。水のワナを設置したやつらもその原則に充実した。盾と羊串を持っているデカイ男が前に出た後、その後ろに遠距離ウェポンを持っているやつが出た。
ラクロススティック?
ラクロスならクラブ活動時間で女子部が練習をしているのを何度見た事がある。長くて網が付いているスティックでボールを投げる姿がけっこう格好よかったと思った。ぼくはなぜあの男がラクロススティックを持っているのが疑問だか、その疑問はすぐ解けた。
串を持っている男が水の音を聞いて向うを指で示した。
「女はそのケーキ屋の辺で這っている!わかる?」
「分かった!相棒!俺に任せ!」
ラクロススティックの網には直径15センチの石が入ってスティックを振ったら猛烈な速度で石が飛んだ。
どかんと向うの屋根に当たって凶猛な音が出た。凶猛な音だかじゃない。その破壊力はぼくが思った以上で壊滅的な威力だ。
石に当たったどころには完全に崩れてはらはらと破片が落ちてロープを持っている女を襲った。水を手に入れた女は頭で破片に打たれたまま倒れた。
まさかラクロスやつ、わざわざこれを狙って石を投げたのが!さっき、水を持っていた女子は仲間の援護を受けたままネズミ見たいに動いた。
通常の方法では彼女の仲間と障害物の後ろで這う女を狙う方法はない。ラクロスやつはそれを一気で粉砕した。
そして、ラクロスやつはその壊滅な威力の武器を直接に狙った。
目標は女子をかばった男の方だった。また恐ろしい音がして今度は石が女の仲間に直撃した。打たれたやつも椅子を改造した盾を持っていたが全然盾が役に立たなかった。
板が一撃で破れて盾を持っていた手が変な形で折れた。なに?これでは隠していても安全だと言えない状況だ!盾を持っていてもあのラクロスやつはそのまま直撃したんだ!
ラクロスやつは威力だけじゃなくて正確度も驚くほどだ。前にいる仲間の指示を受けて正確に目標を狙撃した。そのよいコンビプレーに戦場は完全にやつらに支配されて、水を狙ったやつたちはバラバラ離れて攻撃を受けた。
「姉さん!私たちが援護する!」
「みんな出るな!こいつら危険だよ!にげろ!」
「だって!」
「逃げろ!これはリーダとして命令だ!」
新しく聞こえた声も女性の声だった。女子が二人? この恐ろしい2人組みもそれを気づいた。
「わい!相棒!女が二人だ!」
「いいなあ!新人野郎はかからなかったが、女の二人ならいい商売だ!」
「全くその通り!」
ラクロスやつはなんにも恐れないで倒れた男の方で石を投げた。立ち上がろうとした男はついに頭で石に殴られてまた倒れた。
あれで終りだ!
男が口から血を吹き出して倒れる姿は、ぼくにもよく見えた。
「くはは!ストライク!バッターアウト!ピッチャの制球力がなかなかいいですよねえ!これで甲子園も狙うかも知らないすよ!」
「まあ、まだまだすよ!」
2人組みは野球を中継するマネをしている!くっそ!人の命をなんだと思う!
ぼくだってもう二人を殺した人殺しだかやつらの話には耐えられない!ぼくのやった殺人は正義でやつの殺人は悪い物だと言いたいんじゃない!
せめて!
せめて!死んだ人間をそんなに侮辱する必要はないんじゃないが!戦ってその結果で殺される。それがゲームのルールならそれはいい!
せめて死んだ人まで侮辱する必要はないんだろう!
ぼくは太田やつにいじめられて自殺した同級生を知っている。太田が死んだ人の葬式さえこう言った。それをぼくは偶然聞いた。
「本当に責任感がないやつだな。勝手に死んでしまって、ほかの奴隷が必要になったじゃん。面倒くさいいし。」
太田はそんな言葉を菊を持っていたまま待機列、ぼくのすぐ後ろでつぶやいた。
「せめて死んだ人間を侮辱するな。やつは一所懸命いきたかったはずだよ。そして誰より生きたかったはずだ。」
ぼくはついに自転車のチューブを引っ張った。2人組の攻撃方向は完全にぼくを背負っている。さてとやつらのフォーメーションは無敵だけど一つ弱点があってそれは後ろだ!つまりぼくがやつらの後ろを攻撃したらやつらはやられる!
その計算の上でぼくの目は水ボトルに向いていた。2人組を手伝ってもやつらがぼくに水をくれる確率は低い。しかし、あの女チームを助けたら機会はある。簡単な計算だ。
ぼくは迷わずにパチンコ玉を投げた!こんなの投げたのは何年ぶりか・・・・。
「なに!」
玉は正確にラクロスやつの膝の後ろに当たった!瞬間ラクロスやつが揺らしてぼくは二弾を発射した。しかし、やつらはぼくなんかの素人は各が違う経験を持っていた。
「後ろだ!」
「分かった相棒!」
一つ目の射撃を当たったあとすぐぼくが隠している方向を気づいて盾やつが後ろに回った!二弾は串のデカイ男が持っている盾に飛ばして物凄い音が出た!ラクロスやつ見たいに盾を貫通できなかった!バカな!
「見つけた!」