0 「赤き竜の大予言」
地を揺るがす巨人の群れが大地を覆う
赤き竜舞い降りて巨人を炎にて焼き払う
怒れる巨人は雷の槍持ちて赤き竜を貫く
赤き竜は地の底へ消え行く
真紅の竜来たりて巨人を彼方へ吹き飛ばす
巨人踊り狂いて真紅の竜を握り潰す
真紅の竜 太陽を呑みほし 狂える巨人と星を炎で覆い尽くす
恐怖の大パンツが降り
世界は滅び
再び生まれる
そして新たな太陽が昇り平和に支配する。
蘇りしモウホーク氏族、青山猫フォバットの予言
◆◆◆
聞いてくれ。俺の名前は溝呂木 海。
30歳の無職童貞の男だ。
ちょっと異世界行って来て世界を救ってきたんだよ。
頑張った。死に掛けた。
で、何とか達成してめでたしメデタシで戻ってきたんだけど
1人で打ち上げパーティーしようと思った所で、即再呼び出しです。
異世界人、せわしないね。
今この俺に抱きついて再会に涙してくれる可愛い子がクリスタ。
銀髪が綺麗でしょう。
出るとこ出まくりだけど、太ってると思い込んでるのが珠に瑕。
俺からすれば痩せ過ぎのように見えるんだけどね。
結婚宣言したりキスもしたけど、まだ裸は見せてくれない位の微妙な距離感。
再会したからにはもう一歩前進したい。
で、こっちの赤髪ロングの小さい子がルビィ。
子犬みたいな溌剌さが可愛いパワフルな娘だ。
やけに小柄な上に身長も低いけど、クリスタとほとんど同い年らしい。
出るとこ皆無なんだけど、まあこのスレンダー体型じゃ無理もない。
口うるさいけど面倒見はいいんだよ。
そしてこっちの青髪の美女がアクエリアス
とても大人びてるが、やはりクリスタと同じくらいらしい。
落ち着いた雰囲気でちょっとおっとりタイプだが懐が深い。
そして谷間も超深い。指差し込んでみたい。
彼女達3人は竜種と呼ばれる、竜の血を引く人間なんだ。
そして俺の特殊能力、反魔力を上手く注ぎ込んでやることで竜に変身するんだぜ。
上手く注ぐってのはキスして口から力を注入するんだ。
役得だぜ。
でもこれ、童貞じゃないとダメらしいんだよ。
せっかくこうして抱きついてくれる美少女がいるのに…
でも竜に成れば無敵のパワーでどんな敵だってノックアウトしてみせるぜ。
この他に俺たちの知恵袋で、ちょっと腹に一物抱えてる竜種の長のグロリア婆様と
まだ子供だけど、とっても素直で可愛いちょっと天然のエミィが俺の仲間だ。
いや、もう家族だ。
どうやら新しい事件が向こうの世界で起こったらしい。
休んでる暇も、バイトの面接受けに行く暇も無いったらありゃしない。
もちろん助けにいくさ。
でもちょっと位、休ませてくれてもいいと思うよ?
これはそんな俺達が、空と大地と星の世界を駆け巡る物語だ。
ちょっと君も一緒に来てみないか?




