表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
マシナリー×マジック  作者: 射月アキラ
Code5:JOKER
PR
45/46

04

 結果的に、三人の直属上司であり、部屋の主でもあるクレイグはその会話を見守ることになるのだが、パイロットたちの性質を知れば知るほどそれぞれの機体との相性がいいということを思い知らされる。

 ノーネームと「完全なる隠密」ドゥーヴァ。

 モン・チャンと「絶対帰還の特別攻撃」ブローズグハッダ。

 ブラッド・ベイリーと「不可避の弾幕」コールガ。

 特に、ブラッドとコールガの相性はクレイグも目をみはるものがある。適合するものがいないとして、封印されることとなったコールガ本来のコンセプトすらも易々と受け入れてしまいそうだ。

「──そろそろ、こちらの話に移っても?」

 クレイグの言葉に、三人が反応する。ブラッドは軍人らしく姿勢を正し、チャンは心なしか安心した様子で、ノーネームは肩を跳ね上げてから縮こまる。

 三者三様。互いにかかわることなどなかったであろう人間がここに集っているのは、「死にかけたものの、生き延びることができた」という、幸運なのか不運なのか判断に困る共通点があったからこそだ。

 それでもなお命のやりとりを行い、帝国を敵にまわして、試作機の域を出ない機体に乗り込むのだから、それなりの考えはあるのだろう。命の尊さだの、命を賭けるべきときだの、そんな言葉は本当の意味でなんの力も持たない。

 ゆえに、クレイグは命じる。

 不安定な試作機にこれからも乗り続けろ、と。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ