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マシナリー×マジック  作者: 射月アキラ
Code2:HIMINGLAEVA
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 上に立つもの、という表現がぴったり当てはまる。士官学校を出ていない、叩き上げの司令官に見られる特有のカリスマ性に近いものがある。

 人の下につくことも、人の上に立つことも、正しく理解している。そう確信できるのは、クレイグ自身が魔力を有している──死に瀕したことがある──という点が大きいだろう。

 『波の乙女計画』で初めに作成された飛行戦艦・ヒミングレーヴァに動力を提供しているのは、他でもないクレイグだ。

「ぜひ、君たちが示してきてくれ──我々が新たなるジョーカーである、と」

 新進気鋭の司令官は不遜に言った。

 ヒミングレーヴァの名の意味は「天に輝く者」。

 「戦場支配」のコンセプトを持つ、上に立つもののための機体である。

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