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44話 前哨戦だけど洒落になってません

「んん……?」


 ほっぺたからひんやりとした感触。

 これでもう何回目だって感じなのですぐに意識を切り替える。

 

「お目覚めですか?シエルさん」


 ここはいつものモナドの酒場。そういえば俺がこの世界に来る時はいつもここで目覚めている気がする。ま、そんなこと今更か。そして今日は目の前にゲーム世界のまるちーさん。


「いや、最近どうも眠くて……疲れているんですかね?」


「何やらそちらも色々と大変そうですからね。先日のモンスターの大群の時も先頭で戦ってたんでしょう?」


 あれ?そういう設定は引き継いでるの?


「そういえばまるちーさんはあの時どこにいたんですか?」


「私もちゃんといましたよ。最前線からは離れていたので知らないのも無理はないでしょうけど……」


 まるちーさんは苦笑いする。こんな細腕の少女に前線を任せた事を、少し複雑に思っているのだろうか。俺だったら思う。しかし、こっちの方のまるちーさんが死んだらどうなるんだろう。中の人は間違いなく飛ばされてるにしても、精神の入っていないこのキャラが死んだ時は? それだったらもっと死人増えているかな?


「しかし最近は本当に物騒になりましたね……Pon太さんは殺害されるし、その犯人がYASUさんだって言うじゃないですか。私も最初は耳を疑いましたよ」


「あ、それも知ってるんですか……」


「ギルドでは有名な話ですよ。でもシエルさんがYASUさんを擁護しているってことを聞いて……感動しましたよ。真犯人、捕まえるつもりなんでしょ?」


 まるちーさんは俺をまるでヒーロー(この場合はヒロインか)の如く羨望の眼差しで覗く。


「はい、捕まえることは出来なくても彼が無実だと言う事は証明したいです」


「いや~その歳で!女の子なのに!格好いいなぁ~!……はぁ」


 何だかそんな顔されると、こっちも心が痛くなってきたな。ちょっとこの体を濫用し過ぎたか。


「でも、申し訳ないですがまるちーさんの手は借りられません。今回はギルド内部に裏切り者がいるかもってことで、お……私らの中でもかなりピリピリしてますから」


「まぁ、足手まといにしかならない事は承知しています。……でも協力してほしい時はいつでも言ってください」


 まるちーさんは力強く自分の胸を叩く。大人の体面を守るのって難しそうだ。


「ありがとうございます。それでは、私はこれから……」


「ええ、分かってます。お気をつけて」



 ……さて、行くとするか。



 人気の少ない昼の酒場を出ると、眩しい日差しに出迎えられる。しかし、人々の顔は重々しい。皆俺の姿を遠目にじろじろと見ており、こちらが視線を合わせようとするとすぐに顔を逸らす。軽く見渡してみたが、冒険者の姿はほとんどない。昼間はクエストをやっているとはいえ、この少なさは異常だ。ま、外に出てもこの扱いなら当然だわな。まぁ、これはこれでいいか。堂々と道の真ん中を歩こう。このほうが安全だしな。


 ……あ、やっぱ前言撤回。危険だわこれ。


 モーセの奇跡の如く人の流れが裂けて行き、前方からこちらの姿が丸見えだ。例のアーチャーにいつ撃たれてもおかしくないぞ。加えて以前、チャック全開で町を歩いていた時の事を思い出す。あれは恥ずかしいってもんじゃなかった。いかんなぁ、危険な上にトラウマの再来。やっぱ影を歩こう。道の真ん中を闊歩するってDQNとか色々痛い人のやることだわ、やっぱ。


「シエルさん?ちょうどよかった」


 後ろから爽やかかつ若々しい声で呼び止められる。声の主は、サイト……さん。


「サイトさん……?どうしてこんなところに?」


「ああ、ギルドに寄っていたんだ。今から宿屋に戻るところだよ」


「単独行動は危険ですよ?こっちに来たばっかりだとしても」


「それが結構大丈夫になったんだ」


 サイトさんはこちらに近寄り小声で話す。


「まだ気づいてはいないだろうけど、町の人達に紛れてギルドの人達が見張ってくれている。そして、そういう情報も流している。奴らも迂闊に手は出せないだろうさ」


「へぇ……」


「まぁ警戒しとくのにこしたことはないけどね。早く宿屋に戻ろう」


 実は結構なところ不安だったんだ。ここでこの人と合流出来たのは心強い。


 俺達は出来るだけ人通りの多い通りを選んで宿屋に向かうようにしていた。最短距離でこそはないがそれが一番安全だからだ。だが、宿屋まで後500メートルくらいとなってからのここからの通りは少し事情が違う。

 

「……ん?シエルさん?そっちの通りは危険だ、こっちの方が人が多い」


「いや、そっちだと開け過ぎているんです。相手には例のアーチャーがいる。プリーストの人がいない今、そっちを歩くのはかえって危険です」


 俺が選んだのは横幅5メートル程度の細い通り。ここには金持ちの人が住んでいるのか高い壁が続いており、さらに突き当たりの見通しも良い。それでいて通る人もいないわけではない。敵の攻撃を警戒するのであればこっちの方が安全……俺はそう思った。


「あそこの角を曲がれば宿屋の通りに着くはずです」


「なるほど」


 同意を貰えたようで、俺達はその道を通り何事も無く再び開けた通りに出る。通りにいた人々は路地から出た俺達を見た瞬間そそくさとその場を離れる。だが、一部そうでない者もいた。


「門番か……彼らは流石にそこを動くわけにはいかないからね」


 そう、細い道から出ると再び金持ちの屋敷らしき家がそこにあったのだ。そしてその門の前には、屈強な男が2人。いや、中にもう一人見えるな。彼らは俺達の事を鋭い目つきで睨みつけるかのように見ていた。


「サイトさん……一つ尋ねたいことがあるんですが……」


「どうしたんだ?」


「あの、波動の式って何て言いましたっけ……あのシ、シュ……シャイニング……じゃなかった……」


「何で今になってそんなことを!?」


「こっちに来てから『波動』って単語を聞いてずっとモヤモヤしてたんです! 確かサイトさん、理系の大学生でしたよね?」


「あ、ああ。だけど……ええっと、v=なんちゃらって奴だっけ?」


「い、いえ! 違います! ちゃんとした名前のつく奴! シ!? あ、いやスだっけ? とにかくサ行から始まるもの!!」


「え、ええっと……習ったような記憶もあるけど。使わなかったからなぁ……俺、生物系だから」


「し、シ……シュ、シュレ?そうだ!シュレディンガー方程式!」


「ああ、そういうのもあったな。すっかり忘れてたよ…… って今はそれどころじゃ!」


「いやー思い出せてスッキリです」


 気が付くと前の門番二人がこちらの事を凄い目つきで見ている。中からも何人か人が出てきたようだし。大騒ぎしたせいで遠くからの人の視線もちらほら。


「シエルさん、早く行こう」


 うん、これは確かに結構恥ずかしいな。俺も顔を見られないように帽子で前を隠す。


「はい……生物系ってシュレディンガーとか全然使わないんですね……」


「ああ、久しぶりに聞いた言葉だよ」


 

 そして、俺は振り向きざまにファイヤーウォールを放った。



「……ん、な、わけねぇだろぉーっ!!」



 溜めは十分とは言えないが、広範囲を焼く必要はない。人一人、『表面』でも焼ければ十分!俺の後ろにいた人間は火だるまになりその場をよろめく。当然の如く周囲は大パニックになり、後ろの門番たちも戦闘態勢に入るのがもう音だけで分かる。だが、俺は敢えてその門番たちに近づく。


「御安心を。俺は冒険者ギルドに登録しているソーサラー、シエルです。一般人をあまり巻き込みたくないんで……ほら、アイツを見てくだ」


 事情を説明する言葉を言い終える前に、凄まじい殺気のようなものを感じて俺は思わず右方に飛び込んだ。微かな呻き声が聞こえたと思ったら、俺の近くにいた門番二人の上半身と下半身が綺麗に分断されていた。周囲の悲鳴が更に大きくなる。


「……っく!手段くらい選べよ!」


 目の前に立っている男は左手で顔を隠しながらも、憎悪の表情がもろ分かりだった。だが、サイトさんでないことは間違いないっと。白銀の鎧に身を包み、神秘的な輝きを持つ銀髪の男……って、あれ?前にも見たことがあるような。右手に握られた何だか凄い魔力を感じる長剣には赤黒い血液が垂れている。


「……言っとくけど、偽物だってことは最初に会った時から気づいていたからな?さっきの質問はあんたの知力を測るためのものさ。しかし、シュレディンガーの波動方程式を知らないようじゃ、文系もしくは高校生以下か?」


 嘘だけど。これは確証を得るためのもの。人からかなり頭がいいって言われているくらいの大学生(物理学系だというのも聞いていた)が、あれだけヒントを言ってもシュレディンガーが出て来ないなんてありえないからだ。生物系だろうと大学一年で習う程度の単語だ。今更だが俺の従兄が生物系なのよね。

 まぁ一応、初めから疑っていたのは本当なんだが。あの人が単独行動なんてするはずないし、人の死にあれだけ敏感に反応してたのに、見張りがいるから心配しなくて大丈夫なんて言葉が出るはずもない。


「貴様……!!」


 うわ、すっごい怒ってる。


「いいのか?これだけ人の目のある所で。もう既に2人殺っちまっているから今更か?」


 構わず目の前の男はこちらに突っ込んで来る。俺は軽く後ろに下がりつつ、フレイムレーザーラピッドで応戦。ひとまずは距離を取る!


「効かんっ!」


 うそ、そんなのあり?

 レーザーは尽く銀の鎧に弾かれ、こちらの足元に飛んでくる!


「……ってぇ?」


 今度は下段から斬り上げられた剣をまたもや俺は間一髪でかわす。体の回転ですぐに体勢を整えられたが、男は今度はにやにや笑いだしてこちらに剣を向けた。


「どうした、さっきの余裕は?俺の正体を格好良く見破ったまではいいがそこから先を考えていなかったようだな」


 ったく、どうせ宿屋に辿りつく前に俺を始末しようって魂胆だったくせに。本物のサイトさんがいるだろうから変装は長く保たないはずだしな。隙を作る、人の目がありかつ魔法を安全に叩きこむだけのスペースがある、周りに強そうな人がいる、こんな状況を作るのにこっちは必死に頭絞ってたんだ。


「その変装はアサシンスーツって奴か。Pon太さんの時もそれを使ったんだな!?」


「答える必要はない!」


 再び男は剣を構えて向かって来る。


「ち……!ファイヤーウォール!」


「効かないって!」


 男は余裕の面持ちで剣で炎を凪ぎ払う。少なくともあの鎧がある以上、こちらの魔法は効かない。露出している顔を狙えば倒せるかもしれないが、向こうもそんな隙を与えてくれないだろう。周りに人間がいるのなら少しは躊躇してくれると思ったが、思い通りにはいかないようだ。なら、ここで取るべき行動は一つ!


「死っ……!んっ!?」


 おそらく男は一瞬泡を食ったことだろう。炎の壁の先にいるはずの、恐怖の表情に満ちた俺の姿がないことを。それもそのはず。俺はファイヤーウォールを撃って、前に突っ込んだ。魔法が効かない事は分かり切っているが、目くらましくらいにはなる。奴が自信たっぷりに炎を斬り裂いた時、俺は奴の足元をそそくさと駆けていたのだ。この小柄な少女の体も幸いした。正直、まさか炎を斬って来るとは思わなかったので、切っ先が少し体をかすめちゃったけど。


「ちっ、このっ!」


 だが、向こうもすぐに気づいたようで、こちらが振り向いた瞬間視線が合ってしまう。この体じゃ普通に逃げてもすぐに追いつかれるか。それに出来るだけ周囲の人を巻き込みたくない。とりあえずは今来た道を戻ろう。出来るだけ人通りを少なく……ああ、でもその先はどうしよう。


「逃がすか!」


 男が剣を地面に叩きつけながら斬り上げると、その衝撃波が凄まじい音を立てながら俺の背後に襲いかかって来る。あー、サイトさんやAseliaさんも使ってましたね、ゲーム中で! 俺は自分の足を信じて全力疾走し、角を曲がり飛ぶ。わずか一拍遅れて、レンガの壁の砕け散る音が体全体に流れて来た。


「ってぇ……」


 軽く足を擦りむいた程度だが、このまま走り続けるのは少し酷だな。次は、どうする? 相手はそのまま、この角を追って来るか。それとも先回りして来るか。いやいや、家を乗り越えて来るか…… 家ごと今の衝撃波でふっ飛ばしてきたらお終いだな。

 だが確実に言えるのは……今の俺の姿は相手に見えていない。ならば……!


 俺は数歩下がり角側に向かって魔法陣を描く(念じれば勝手に手が動く)。そして少し離れて今度は反対側。そして俺の足元。もちろん上を注意しながら。


 ―プロミネンスマイン。


 使いづらくはあるが、威力は折り紙つきのはずだ。あの鎧に対してどれだけ喰らわせられるかは分からないが、足止めくらいにはなるだろう。敵は……まだ来ないか。この調子だと先回りか? いやいや、上から来る可能性だってある。もしかしたら中を突き進んで来てたりして。……とにかく一か八かの賭けだ。


 ……心臓が、跳ね上がりそうだ。命を掛けた戦いは何度もやって来ているがどうにも慣れない。慣れっこない。俺はやはりただの一般人だということか。頭だけは働くようになっているが、それにどうも体が付いていかないようだ。そりゃこのいたいけな(略)。



 カツ……カツ……



 足音!?俺が逃げて来た方角からだ。それにしてはゆっくりだ。余裕?いや、あれだけ喰わされといてそれはないだろう。ともかく相手がそちら側から来る事は…… いやいや、もしかして囮かも。とにかく、足音の聞こえる方向を重点的に全方位に気をつける!



 カツ……カツ……カツ……カツ……



 足音がだんだん近づいて来る。そして―


「ほう、待ち構えていたのか」


 最後に奴は瞬時に角側に身を現した。俺はわざとらしく魔法を撃つポーズを取り、それが間に合わなかったことに少し焦りを覚えている感じの表情をする。


「それとも先回りするのを見越してやり過ごすつもりだったのか」


 奴はこちらに踏み出す。……よし、もっとこい。こちらもビビっているかのように後ずさりする。軽くフレイムレーザーを撃ってみたり。もちろんわざと外れるようにね。


「だが、そんな子供だましに引っかかる……!」


 男は俺の体まであと10mという所で、剣を振りかぶる。そして地面を蹴り……!


「お前だ!」


 俺は地雷の爆風を凌ぐために、体を屈める!



 …………!


 ……!


 ……



 あれ?


 跳んで……来ない!?


「アッハハハハハ!」


 その場から全く動いていない男は急に甲高い声で笑いだす。そして自らの剣先でマインの起爆範囲ギリギリの地面をちょんちょんと小突いた。


「ここかぁ!?この辺に何か仕掛けんたんだろぉ!?分かってるんだよぉ! ソーサラーの設置技といえば……プロミネンスマインだったっけかぁ?それを喰らうと危なかったかもなぁ!?」


 あ……!ば……!


「それとお前の足元とその後ろ10m先にも仕掛けてるな?誰がそんな子供だましに引っかかるってんだ」


 な、何で……!?どこから覗かれてた!?この辺に鏡のようなものは無いはずだし……!只でさえ見通しも悪いのに……!


「それとお前、さっきはシュレなんとかの方程式とやらを自慢げに語ってたがよ……」


 男は横に跳躍して、家の壁に飛び乗る。そして起爆範囲をかわして……射程距離へ。


「自分しか知らないと思ってる知識を自慢たっぷりに話す奴ってのが一番知恵遅れのガキなんだよっ!んなもん社会に出りゃあ関係ねぇ!」


 シュレディンガーは常識だろうが!理系大学生なら知らない方が恥ずかしいっての!


 俺は思わず後ろに飛びのくが、無理な体勢で飛んだため、着地できずに尻もちをつく。


「おっと危ない。もう少しで起爆範囲だったな」


 男はわざとらしく剣を摩る。そして先程と同じように横の壁に飛び乗りマインの起爆範囲をかわした。……つーか、空中通っても起爆する事まで知ってんかよ。


「はは、あの掲示板もこういう時には役に立つな」


 ……見てやがったか。完全な墓穴。まさか自分の書いた情報が仇になるとは……!


「もう策は尽きたようだな……」


 男の表情が歪み、一層怪しい物になる。

 あ、ヤバい。これ、ヤバいって。

 こいつ、本当に殺る顔、だ。


 男がゆっくり剣を振り上げる。

 駄目だ。応戦しないと。少しでも。時間を。


 あ、蛇に睨まれた蛙ってこんな状態……?


「ヒャアッ!」


 男の振り下ろす剣がやけにスローモーションに思えた。

 あ、死ぬ。終わった。


 人が死ぬ寸前、こんなにもあっさりした感情になるなんて。

 いや、そういう死に方は寧ろ勘弁してほしかった。

 

 でも、もう、

 

 遅 い。



 ガキィンッ!



 耳の奥に強烈な金属音が入って来る。そして体が浮かぶ感覚。あ、これ幽体離脱?


 ……でもない?


 辺りは……煙?


 ……つーか、目ぇ痛ぇ!


「じっとしてろよ!」


 不意に別の男の声が近くから聞こえて来る。

 これは……この声は!


 俺の体が動いている? 宙に浮いている? いや、誰かに抱えられている!


「くっそ……!この煙は……?ゴホッ!アルク!追え!ゴホッゴホッ!」


 さっきの男の声が微かに聞こえる。追え……アルク?


 俺は赤ん坊のように抱えられたまま、身を任せる。目もさっきの煙が染みて開けられないし。どのくらいの時間そんな状態だったのか分からないが、やがて頬に風が当たらなくなったかと思うと、尻から地面に叩きつけられたような衝撃が伝わる。


「てて……」


「ったく、危ないところだったな」


 催涙作用もあるっぽい煙に晒されたせいで、視界は涙で滲みまくっていた。目の前にいる男の姿はぼんやりとだが、はっきりと分かる。


「Gillyさん……!」


「まぁ、これでお互い探す手間が省けたわけだ」



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