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プロローグ
私が君に出会ったのは丁度10年前の春・・・。
覚えてるかな?
この木の下で友情を誓ったよね。
君が覚えていなくても私はずっと忘れない。
だって、初めて出来た友達なんだよ?
初めて私を見つけてくれたんだよ?
初めて人を信じることが出来たんだよ?
・・・君も私も忘れるはずなんかないよね。
だって君は私を信じてなんかなかったし
私は君を裏切った。
そう、「あの」出来事がきっかけで
私たちの友情は壊れたんだ・・・
私たちの友情はこんなにも、もろい繋がりでしかなかったんだね。
私は君のせいで、君は私のせいで、
深く深く傷ついて、理由も分かってて、
なのに。なのに・・・
人間って何があってもひとりで生きて行くしかないんだね。
君に出会って分かったよ。
人を信頼して、疑って、裏切って。
信頼されて、疑われて、裏切られて。
「ごめん」も「ありがとう」も言えないまま。
・・・言わないまま。
私たちの季節が終わってゆく。
そして、「私」の終わりが始まってゆく―
・・・なんかぐだぐだですいません;;
読んで下さり感謝です!!
これからも頑張りますので応援よろしくですw