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第5章 — 星々の怒り

星蠍せいかつの赤い目が紫のヘルメットの裏で輝き、真空を切り裂く炎の亀裂のように煌めいた。彼はゆっくりと右手を上げた――金属の爪が開き、紫の脅威的な光を放ちながらエネルギーを蓄えた。


星蠍ささやくように

――トゲ攻撃…針の隕石。


彼の背後で、空間が歪んだ。紫のエネルギーの球体が無から現れ、円形に軌道を描きながら集まり、純粋な光の刃に凝縮された。それらは突進し、プラズマの軌跡を残しながら迫った。


ケルベロスはその攻撃が近づくのを観察していた。彼の黄金の目が輝いた――恐怖ではなく、退

屈さで。顔に控えめな笑みが浮かんだ。


ケルベロス:

――俺は子供じみた攻撃は受け入れない。


左手を上げ、金属のマナプラ(グローブ)は冷徹に光を放った。彼の声は虚無を震わせるような重々しい、神のような響きで空間に響いた――その一言一言が宇宙を揺さぶった。


ケルベロス:

――ユニバーサルアタック…絶対的支配。


時間が一瞬、躊躇したように感じた。エネルギーの刃は空中で急に止まり、創造主に震えながらひるんだ。宇宙全体に沈黙が広がった。


星蠍は少し後退し、困惑した様子で言った。


星蠍:

――こ…これは一体何だ?俺の攻撃を止めた者は誰もいない!


ケルベロスは腕を下ろし、笑みを消した。両腕を広げ、永遠の前に立つ予言者のように堂々とした。


ケルベロス:

――俺こそが宇宙そのものだ。お前はそれを知らなければならなかった、星蠍。


彼の目が強烈に輝いた。まるで星間の深淵を切り裂く灯台のように。


ケルベロス:

――俺は、力を得ることを繰り返すような愚かな主人公とは違う。

俺は力そのもの――五十柱の神々の力の結晶から創られた存在だ。俺の一つ一つの原子は、均衡から成り立っている。

お前は、反対に…誤りだ…消し去られるべき不均

衡なのだ。


星蠍のヘルメットが怒りで煙を上げ、紫色の亀裂がその鎧を横切った。


星蠍(叫びながら):

――このクズが!


バチンという音と共に、彼は上空にテレポートし、両手を掲げた。


星蠍:

――ユニバーサルブラックホール!


空が裂けた。ケルベロスの上に巨大なブラックホールが形成され、すべてを呑み込み――岩、光、音。惑星全体がその宇宙的な口に向かって崩れ落ち始めた。星蠍は狂ったように笑った。


星蠍:

――ハハハ!お前、下で慈悲を乞っているに違いない!


だが、何かがおかしい。

彼の笑い声が虚無に響き渡り、返事はなかった。ケルベロスの足元の地面は無傷でそのままだった。彼は動かず、目を閉じたまま、神の柱のように立っていた。彼の一つ一つの原子すら動いていなかった。


ケルベロスは静かに目を開けた――二つの太陽のように燃える権威の光で、そして冷静に左腕を上

げ、空を指さした。


ケルベロス(穏やかに):

――スカーレットブロック…排除。


赤い光線が空間を切り裂き、背後に血のように輝くスカーレットムーンが現れた。それは星々の間で流れる血のように、暗く沈んだ夜を照らした。

その光線は虚無を突き進み、ブラックホールに命中した。完全な沈黙の中で、その光線がブラックホールを二つに割り、その怪物は夜明けの煙のように消え去った。


星蠍はまだ笑っていたが、それを気づくことはな

かった。


星蠍:

――ブラックホールに生き残れる者などいない…惑星でさえも!


光が戻った時、星蠍は一人で浮かんでいた――そして、彼は見た。ブラックホールは消えていた。ケルベロスが彼の前に立っていて、傷一つ負っていないままで、手をまだ高く掲げ、目は神の刃のように鋭かった。


星蠍の笑い声は止まった。


星蠍(震えながら):

――こ…これは一体どういうつもりだ…?


ケルベロスはゆっくりと腕を下ろし、まだ彼に指を向けていた。その唇には冷徹な笑みが浮かんでいた。


ケルベロス:

――今度は…俺の番だ。


次の章へ続く。


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