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女性陣の怒り~同じ女性として~

気付くと華那の周りには、私を始めとする女性陣全員が集まり、今にも爆発しそうな怒りを抑えて横たわる華那を見下ろしていた。


「ここは私が出る幕じゃない事はよく分かっているつもり…。」そう言って私は心を落ち着かせようと深呼吸する。


「さっき、あなたが過去にラーニーと朔に対してしてきた非道な行為の数々を見せてもらったけど…、あなたは母親になる資格なんてなかった人間という事がよく分かったわ。あなたを母親として選んで生まれてきた2人の人生をここまで滅茶苦茶にして…。そしてよくそんな開き直った態度が取れる意味が分からない。」私は怒りで体が震えるのを何とか抑えようとするが、話していくにつれて怒りが徐々に大きくなっていくのを感じながら続ける。


「私、まだ結婚もしてないし、だから当然子供なんていないけど…、


 同じ女としてあなたのこと許せない。


 子供はあなたのおもちゃじゃない。

 

 子供だって1人の人間としてちゃんと生きてるの。それが自分の私利私欲のままにやりたい放題なんて…。


 あなたがしてきたこと考えるだけで虫唾が走るわ。あなたの罪は死んでも償えない、それだけ大きいものだと自覚して。後世でもせいぜい苦しめばいいわ。」最後は泣き叫ぶように言い捨てる私。

 

 そんな私の様子に気付き、怒りがどうにも収まらない私まで、悪念に飲まれないかを心配して、凱がいつの間にか私の隣に来て、私の肩を抱いてくれる。周りに陣取った女性陣の憤りも、男性陣がそれぞれ治めに来てくれていた。私はそんな男性陣の優しさに涙する。


少し離れた場所で、私たち女性陣の様子を見ていたラーニーだったが、


「ははは。私の計画が狂ったな…。クソ女とわが弟の殺し合いが見れると思っていたのだが…。


まあ、仕方あるまい。」


そう言ってラーニーは突如右手を上げ、勢いよく振り下ろす。その瞬間私たちは、エデンから地上に向かって放り出されていた。


ラーニーは莉奈を連れ、神の間に戻る。


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