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同時刻ある所で彼らの会話を見ている白色の髪をした少女と金色の髪をした少年がいた。
「ふーん、この人が綿さんか…」
「おっめちゃくちゃ男前じゃね?」
「えー、そうかな?」
彼女らはとても愉快に彼らが抱き合っている所を見て会話をしていた。
まるで、全てを知っているかの様に。
「この時期に転移者が急にみんな転移してくるなんて何かがおかしい気がするわね」
「あぁ、そうだな。まるで、この時を待っていたみたいだな」
「何を言っているの?こんな小細工出来る者なんてこの世界には居ないでしょ?」
「まぁたしかにそうだな。じゃあ別の世界の奴とか!」
「ないわよ。別の世界って…」
「ありえねぇか…」
「えぇ、そうね。あっていいわけがないわ」
1人の少女は清楚に笑った。
「早く私の所へおいで」
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