表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
67/100

些末な希望に縋る夜

 些末な希望に縋りついた、夜の終わりに見えた朝日は、酷く虚しく彼女を照らした。

 床が腐ったようなゴミ溜めの中で、膝を抱えて座る彼女には、その朝日は少しあたたか過ぎた。

 母が帰らない。


「あんたなんていらない」


 それから五日。

 きっと二度と戻ってこないだろうという漠然とした確信に、彼女はただ膝を抱えて耐えるだけだった。

 また、夜が来る。

 夕闇に身を沈めていく彼女は、再び些末な希望に縋るために夜の始まりを迎え続ける。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ