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そして少女は今日も夏休みを楽しむ

 夏休みに自転車で街をぷらぷらしていたあたしは、夏期講習にむかう坂崎くんを見つけた。


「やあ、優等生……ぶはっ」


 ポロシャツの第一ボタンまできっちり締まった坂崎くんに噴き出すあたし。むすっとする坂崎くん。


「いきなり失礼だよ、梅田さん。あと、優等生はやめてよ」


「今は夏だよ、優等生」


 笑いを堪えながらあたしは夏空を指さす。


「という事で、プール行こう」


 唖然とする坂崎くんに自転車を漕がせ、あたしは夏の風を切った。

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