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そして少女は今日も学校をふける「昼下がりの公園で」
テキストポイ「200文字小説コンテスト」参加作品
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学校をふけたあたしは、公園で日向ぼっこをしていた。
あたたかい日だまり。缶コーヒーを飲みながら過ごす優雅な昼下がり……なんて思っていたら、公園の入口に知ってる顔が現れた。
あたしの担任だ。
慌てて草陰に隠れる。先生はベンチに座り、ため息をつきながら弁当を開いた。
丸い背中で弁当をつまみながら先生が呟いた。
「梅田は今日も早退か……」
あたしの名前だ。
明日はちょっとまじめになろうかな、とあたしは少しだけ思った。




