表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ぼくのたび  作者: 玲於奈
2/16

赤や黄の葉っぱ

なし

なんだか形容ずらい

色の川

午後の陽ざしをうけて

きらきらとひかっている


おわった


つかれきり

ぼんやりすわる

なにもするきがおこらない


しつこい奴らはまいた



ほそながい

せもたれのないベンチが

連続している


反射的に

ベンチにかくれるように

川沿いに座り込む。


なぜか

むかつく


なんでむかつくのか


わからなかったが


塔だった



あの塔がみえる


あいつは

ほんとうにまっすぐだ



くだらない文化祭がおわって


街中

あかやきいろの葉っぱが

あふれている


目標がなくなったからか

やつらは

しつこい


にげられただけでも

ラッキーと

おもうしかない


じいさんが

掃いていた


どこで売っているのか

是非、聞きたい

大きな竹ぼうきで

じいさんが

懸命に掃いている。


はいてもはいても

葉が落ちてくる


つらいと思わないのだろうか


にげても

にげても

おいかけてくる

やつらのようだ


まいにち

毎日


おなじことの繰り返し


つかれた


そしてついに行けなくなってしまった

なし

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ