2026/01/14(Wed)卵子凍結周期13日目 採卵
いよいよ採卵です。緊張したし、不安だったし、怖かったし。でもドクターとナースの皆さんは最高に素晴らしい方ばかりで支えていただきました。
採卵して来ました。とても無様に。
まず朝ちゃんと起きれて良かった。昨夜寝付きが良くなかったから。
起き抜けにぬるい白湯を3口。6時ちょうどでした。水を飲めるギリギリで飲みました。その後は、採卵後まで何も口にできません。
過去2回の採卵は、土日だったので朝のラッシュ知らずでした。
今回初めての平日採卵だったので、クリニックまで行く電車の中でとにかくお腹を守ります。少しでも違和感のある人がいたら、避けて離れます。
(ストレスで排卵したり、他者にぶつかられて排卵してしまっては大変なので。もうここまで来てるんです。もうすぐ、もうすぐ。)
クリニックに着くと、採卵専用の個別待合室へ。
採卵用のガウンに着替えて、トイレを済ませて待機です。
(ガウンはコットンの簡易浴衣のようなもので、ガウンの下は貴金属も下着も何もつけません。)
お小水に2回ほど立って(水、全然飲んでないのに緊張でトイレに行きたくなります。)、個室で静かに待ちます。
心なしがお腹が攣るような痛みのような張りを感じました。
時間になって、ナースさんの声がけと誘導のもと、採卵室へ。
モニターに表示されている時刻は8:33。
不安であることを伝えて、ドクターに「声掛けしながら進めますね」と言われた。2回目の時と同じドクター。優しい。丁寧。
エコー検査が始まり、卵胞の位置を確認された。ここで衝撃事実発覚。
「左が前の方に卵胞があって、膀胱を刺して(貫いてみたいな感じ)、採っていくことになります」
ここで、号泣。もう無理、こわすぎる。膀胱を貫いて卵巣に針を通すってなんですか?
「膀胱に針を刺すので、出血が止まるまで、様子を見て確認が取れたあと、帰宅となります」
仰向けのまま号泣が続いた。ナースさんが隣で腕をさすってくれた。これは初めてのこと。
「まず右を通常通り採卵していって、その後左に移りますね」
「いつもより痛いってことですか?」
「はい、痛みが強くてやめる方もいらっしゃいます」
ここまで、ここまで課金と神経使ってきて、やめるエンディングはつらすぎる。
坐薬(術後に効いてくる痛み止め。術中も若干は効いてると思う。)をナースさんが挿れてくださって、子宮あたりの洗浄が始まった。(拭き拭き、って感じの洗浄なので、ちょっぴり痛い。いや、痛いというより緊張でびびっているので痛く感じる。毎回。)
「麻酔していきます。」まず右に二箇所、左に二箇所。
針が刺されるたびに、体がビクッとした。局所麻酔の針も結構痛い。
(2回目(前回)よりは痛いと感じなかった。ナースさんがさすってくれてるからだ。)
ですが、やはり恐怖と緊張で痛く感じます。採血の針くらいの痛み。
ただ、このクリニックの採血はうますぎてほとんど痛くないし、採血は腕。見える位置ですよね。
子宮は見えない、痛みを普段感じない場所。そして、足を開かれた状態で、仰向け、膝の位置は頭より高い姿勢で針が刺される。緊張しますよね。
「麻酔します」ドクターの声がけに合わせて、息を吐く。息吐いてると力みが弱くなって、力まない方が痛みは感じないらしい。
腰が診察台から浮きそうになる。浮く。何回も。その度に息を吐いて腰をぺったり診察台につけた。
右側の卵巣に針が刺された。ちょっと痛い。だいぶ怖い。ナースさんがさすってくださる。怖いとか言ってても採卵goes on。エコーをモニターで見ながら、針が刺されて、卵胞が吸われていく様子を見ていた。卵胞と卵胞が近ければ、針の刺し直しがないっぽいので近くだよね?近くだよね?と祈りながらモニターを見る。右は結局3回は針を刺して抜いたと思う。
あと、卵胞を吸っている時も、そこそこ痛いです。重い感じ。
右の採るべき卵胞がラスト1個になった時、
「右、これで最後ですよ」とドクター。
左側、膀胱を刺しれ卵胞の位置まで届かせる方。
ドクターの声がけで、息を吐くが、右側の穿刺ではなかった痛みがチクっ。走った。
痛かったけど、腕をさすってくれるナースさんに、
「いけます」と話して(ドクターにも聞こえるように)、採卵続行。
死ぬほどの痛みじゃない。
耐えられないって選択肢を取らない。
(そして、この痛みに連動して、私が卵子凍結をせざるをえなくなった配偶者に、改めて遺憾を抱いた。)
ここまでドクターもナースを気を遣って集中してくださってて、
あとは私が痛みに耐えるだけ。ここまで育てたんだ。
食費、サプリ代、できないお出かけや食べなかった飲み物食べ物、仕事もそこそこじゃないと倒れるからバランス取るのが大変だった。お酒?飲んでない。お菓子も食べない。化学調味料の入ったものも極力食べない。(自然なものばかり食べる方が現代はお金がかかる。)
ここまでやってきて、「耐えない」という選択肢は私の中にはなかった。
仰向けでずっと泣きながら、呼吸を続けていた。
左も3回は刺したと思う。刺すたびにドクターがお声がけしてくださり、息を吐いた。ナースさんを見つめて、ごめんなさい、と謝りながら、支えていただく。引き続き怖い。モニターで針の影を見ながら、卵胞が吸われていくのも感じながら、針は卵胞を吸い終えると次の卵胞へ移って行った。
2回目の針が刺された時に(左側は、針を刺されるたびに痛みで体がビクッと動いた。)、
「もう後半ですからね」とドクターがお声がけしてくださった。もう半分終わってるからね、もうすぐ終わるからね、の意。
左も「これで最後です」って言っていただいて、針が抜かれた。
止血のためのガーゼが入り(圧迫感を感じてちょっと痛い。人は怖いと痛くなるのかもしれない。)、そのあとに診察のため器具が入り、異常がないか確認して、採卵が完了した。
膣から何か出ているのが、漏れているのがわかった。それが出血なんだってことも見なくても理解できた。
ドクターにお礼を申し上げ、ドクターが採卵室をあとにされた後に、ナースのお二人にも重ねて感謝を申し上げた。
「先生もナースの皆さんも、集中して頑張ってくださってるのに、取り乱して泣いてすみません、ありがとうございました」
ナースさんは、1月2日の来院時点で私が飲んでいた風邪薬の名前をヒアリングされて、その後診察台が閉じて、無事降ろされた。
8:55。
ナプキンを1枚渡された。(毎回渡される。子宮に何回も針を出血してるからね。)そして、膀胱の出血を確認するための紙コップも。
採卵室を出ると、ナースさんが、
「ガウンの後ろの方に十円玉くらいの血がついてますが、気にしないでください」
優しい。私がガウンを脱ぐ時に動揺しないように、見つけた時点で即座に教えてくださった。
承知いたしました、ありがとうございます、と再度挨拶をして、個室へ戻った。
待合の個室へのアイルを歩きながら、「男性」に対しての恨みがグラリと沸いた。配偶者に対して、というのがメインだが、なんか、こんな痛い思いをさせられていることが自分にとって大きくて、目的語が「配偶者」ではなく、より抽象度を上げた「男性」になっていた。同時に、こんなに男性への怨みつらみが大きくて、新しい素敵なパートナーに果たして出会えるのかしら?という思いが駆けた。受精させないと、卵子凍結しても子供は授かれないのだから。
「すぐトイレに行けばいいんですか?」
「いえ、10〜15分くらい待って、お水もたくさん飲んで、行ける時にトイレに行ってください。中にインターホンがあるので、呼んでください」
個室に到着すると、着替えをして、待合エリアに置かれた冷蔵庫からペットボトルの水を1本いただいて、飲み始めた。
冷たくて、飲みづらい。採卵後になぜお腹を冷やす冷たさの水を用意するのでしょうか。前回はこんなに冷たくなかった気がするけど。
15分待って、なけなしの量のお小水をどうにか紙コップへ採尿。
色を見て、声を上げた。ドス赤い。少し黒みのある真っ赤な尿だった。
インターホンを鳴らして、ナースさんに紙コップを渡した。
「まだ出血してるので、もっとお水を、何本飲んでいただいてもいいので、飲んで、再度見てみましょう」
新しい紙コップが個室へ届けられた。ちなみに、血尿は全て写真に撮った。あとで弁護士さんに今回の採卵の痛みと膀胱にも針を刺して血尿の流れを説明しようと思っている。
充電式カイロを持参していたことに気づき、指先を温めた。
待合室に戻ってすぐお腹の中の右側が痛くて困っていた。
(膀胱を指してない方なのに痛くて少し動揺。)
加えて、寒くて寒くて、困っていた。(低血糖とか緊張が原因だと思う。)
エアコンはちゃんと効いているはずの空間ですが、寒かった。
さらに、冷たいお水を口に含んで少しでも温めて、嚥下を繰り返した。
お水なんか飲みたくない、ワイン飲みたい。クラフトビール飲みたい。美味しいものが食べたい。
GPTに相談したけど、今日はアルコールは摂取しないほうが良いとのこと。
なんでこんな辛い痛い怖いことを乗り越えたのに、自分を慰めることをしちゃいけないのよ!とGPTに訴える。
2回目の採尿。
まだ赤い。濁った感じの赤。ボルドー寄りの血尿。
ワインは上から飲みたい。下から出したくないんですけど。とほほ。
量も怖いし痛いしで、全然出なかった。
「もう一回、とりましょう」
再度紙コップを渡されて、3本目のペットボトルを開けた。
廉造この温度は、1本目で9℃、3本目を取り出すときは11℃と表示されていた。もう冷やさなくていいって。
充電式カイロは、右側に当てて、スマホで何を食べるか検討していた。
40分後、3回目の採尿では、血の塊が混ざっていたけど、血尿ではなくなっていた。
ナースさんから、身支度を終えたら、ドクターとのお話があるからと別フロアの何番診察室の前へ行くように教えていただき、移動を始めた。
その診察で、何個凍結できるのか結果発表となる。
何も期待はしなかった。いくつだろうと結果。乗り越えるべきものは乗り越えた。
待ち時間なく、ドクターの診察が始まった。
今までで一番多く凍結できた、奇跡?というくらいたくさん。
抗生物質・鎮痛剤、子宮の回復を早めるお薬(カバサール、レトロゾール、レルミナ)を手渡され、2点質問した。
「今日はアルコールとか刺激物は食べない方がいいですよね?」
「アルコールは少しなら、いいですよ」
「4回目の採卵を迷っています」
「凍結した卵子の総数が結構多いので。。。でも半年後にもう一回やっておけばよかったと後悔しないことも大切。今回で終わりにするなら、もうそこで考えない方がいい」
変わらず親身で優しい執刀医のドクターだった。
「受精卵、2つ戻して双子を狙いたい。4回目の採卵もお金は大丈夫、二人欲しいかはわからないけど、双子を授かっても経済的には育てられます。2人臨める状態にしたい気持ちがある」
双子なら1回で2人出産できるし、賑やかで楽しそうだ。人生の美しい奇跡。
ドクターの回答をいただいて、結論は少し先延ばしにすることにした。
執刀医のドクターは執刀を2回担当してくださっていて、このドクターに担当していただいた2回は、数がたくさん採れていた。
いつも診察でお世話になっているドクターに近日中に相談に行くつもりだ。
4回目は、静脈麻酔にしたいなあ。でも20分のオペに3万円。。。
「回を重ねるごとに、減っていくことはあっても増えていくことは少ない。若くてもこれだけの確率(採卵できた卵子のうちの成熟卵比率)採れることも少ない」とお言葉をいただいた。
レスベラトロールを過剰摂取していること、ハーブ蒸しに3〜4回通ったことなどを情報シェアして、先生にお礼を申し上げた。
先生の後ろでカルテ画面を見ている先生付きのアシスタント(ナースさんじゃないと思う。)が、うん、うんと頷きながら、私の年齢でこれだけ採れてよかったって顔してくれてた。それにも泣きそうだったし、
たくさん凍結できた結果を聞いて即泣き出した私に、彼女はすかさずティッシュボックス(良い病院なので、ティッシュは合皮のカバーをつけて出てきます。細部に宿る財力とブランド力)を差し出してくれました。
先生に再度お礼を述べて(4回目も視野に入れて、子宮の回復を早める薬を出してくださった。前回はあまりにも痛いしたくさん採ったから、無条件で処方された。今回は、3回目の採卵数と率が良かったので、処方薬を前回と同じ条件で整えていただいた。こんなに患者に寄り添っていただいて感謝が尽きない。)
いつもの診察を担当してくださってるドクターにはいつ会いに行こう。
近いタイミングがいい。なぜなら、生活の仕方が変わるから。食事、睡眠、サプリ、全て、
4回目の採卵をするなら、今日という日は、次回採卵の準備日1日目。
トイレを済まして、お会計に向かった。
エレベーターで夫婦帯同の人たちが見えたので、タイミングをずらした。
よその夫婦なんて見たくなかった。彼らには彼らの事情葛藤戦いがあるのは理解できた、でもだから何だというの?
それに夫婦で来てる人ってアロガント(傲慢)な空気や所作の人が多くて嫌。本当に嫌。
あと、私は全額自分で払ってる、保険診療じゃない、自由診療。
旦那さんに払ってもらってる人って、一人で来ていてもちょっとわかる。その人の社会との関わり方の角度はちょっとした所作や話し方に顕著に出るから。
本日のお会計は、206,000円弱。再診療、採卵手術、卵子凍結費用(1年保管料)、処方薬が福間ています。
そして、レスベラトロールを1瓶購入して帰りました。
次回の採卵周期までの期間を考えると2瓶必要かもしれないけど、来週にはまたドクターに相談に来るのでその時に購入すれば(4回目の採卵をするかの結論も出ていた後の方が良いので)いいと思って2瓶だけ。
うまくしたら、次回診察時はクレジットカードの締め日が終わっているから支払いも楽になるかもしれないし。ちなみに1瓶16,200円。
お昼は、野菜のキンパ4切れ、ミニパッタイ、ミニカオマンガイ、GATAOって名前の缶の白ワイン。食後に抗生物質を飲んで、横になった。
あっという間に夕方で、昨日使った豚しゃぶ材料で再度豚しゃぶ。マロニーを入れて、締めの雑炊はなし。飲み物は食後はシルクスイートの焼き芋半分とルイボスティー。
緑茶にするか迷っているとGPTに相談して、膀胱を労わるためにルイボスティーの結論に達した。
軽くシャワーを浴びて、今日の分のレスベラトロール、処方された薬を飲んで、ベッドへ。
術後の出血、お腹の張り(採卵後2日間が一番お腹が腫れます。)などの観察を明日からは書いていきます。
採卵後7〜10日で生理がきて、その後に4週間くらい開けてまた生理がきます。ここで、4回目採卵準備に入るか必ず決断しておかなきゃいけない。
来週、ドクターに相談するとき、凍結を完了させるなら、将来のために低容量ピルを飲むべきかも相談するつもり。(ピルは子宮を守ってくれる効果があります。子宮の膜を分厚くして守ってくれる。)
年齢的にもう飲まない方がいいと言われる可能性もあるので、要確認です。
今日はね、膀胱を刺して、卵胞に届かせる、という状況に、
即号泣、即恐怖。泣き崩れた自分に驚きました。
もうやだ、なんでこんなことに、って。
ううん、それでも卵子凍結の費用がポケットにあること、
年齢の割にたくさん卵子が採れたことに目を向けて、
恵まれている、と思うようにした。
もう人生のタイミング的にドクターにはなりにくいけど、ナースさんならなれるかな?と思った日でした、
だって、すごいよ、社会貢献度が。
一生できるし、AI参入できない仕事だから。
無理でしょ、ロボットに採血されるとか。
たくさん書きました。
いつな何かの誰かの何かしらの役に立つといいなと、大きく遠くに投げています。
おやすみなさい。
今は、力は入らないけど、どこも痛くないよ。
おやすみなさい。
絶対に4月はドバイに行きたいなあ。もう人生、幸せにしかしたくない。




