れっつ!猫カフェ 1
「ふわぁぁぁ!ここが『ねこかふぇ』ですか!」
今日は僕、弥勒くん、霄くん、寿さんで猫カフェに来ています。なんでも最近、弥勒くんは猫に夢中らしく、霄くんが猫カフェを紹介したところ、かなり興味を持ったらしく、行くことになった。なぜ僕と寿さんがいるかというと、弥勒くんの護衛の方にすごい形相で頼み込まれたからだ。確かに周りがあれじゃ、世間知らずにもなる。
「へー、猫カフェって初めて来るけど、こんな感じなんだー。寿さんは来たことあるんですか?」
「いえ、私も初めてです。幼い頃からあまり動物と触れ合う機会が無かったので…。ここだけの話、あまり動物が得意ではなくて…。」
寿さんにも苦手なものはあるのか。意外だ!…なんかいたずらしたくなる…。
「寿さん、この猫ちゃん可愛くないですか?」
「ひぃ!…そ、そうですね…。しかし私は遠慮しておきます。」
「そう言わずにー!」
「ひゃー!…おい圭、てめぇいい加減にしろよ!あ゛ぁ!」
「ぎゃー!」「ニャー!」
…寿さんのキレ癖、忘れてた…。てか、猫ちゃん逃げちゃったよ!寿さん怖すぎ…。
「ちょっとお兄さんたち落ち着いてよ。まろんちゃん怖がりなんだから!」
「「すみません…。」」
「眼鏡のお兄さんはそんなに怒んないの。そっちのちっこいお兄さんは、嫌がってることはしないの。いい?」
「申し訳御座いません…。」
うう、ちっこいって言われた…。
「ごめんなさ…」
キラッ☆
「い!?…寿さんちょっと!」
「いだだだだ、もうさっきからなんなんですか!?」
「あの人いけます!!」
「は!?いけるって何が!?」
「あの人売れます!!」
「…はー、またそれですか?…で?どうしろと?」
「スカウトしてきてほしいなー、なんて…。」
「全くあなたという人は…。少しは自分でやるということを覚えては如何ですか?」
「はいはい、次はやりますから!ね!」
「はー。あなたの突拍子の無さには脱帽です。」
「いやぁ、それ程でも//」
「…てめぇの鈍感さにも脱帽だよ…。」
その頃、霄と弥勒は…
「ふわぁ!肉球ふにふにです!こむぎちゃん、かわいい!…はあ、家に連れて帰りたい…!」
「そこまで気に入ってくれるとはねー。まあ
、おとーさんとかにいえば、このくらいかえるんじゃないw」
「その手がありましたね!霄くんさすがです!」
「みーくんがいうとジョーダンにきこえないわw」
「…僕は本気だったんですけど…。」
続くよ!
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