6話 魔王との距離 20m
まぁ、タイトルは気にしないで下さい!
少しネタ的な部分もあるので、、、
今回は短めです。 丁度よく切れないので…
昨日より、お話酷いかもです。
では! 6話 「魔王との距離20m」
ガヤガヤ
『俺達は、城に向かっている… 』
以上だ。一言で言うならそれだけ。
ファンタジー世界だろうから、 奇想天外なハプニングとかが起こると思っていたが、見事にないものである。
でも、心は少し穏やかではない、
(視線がキツイ…)
そう、多分アミクを見に来たであろう 野次馬で、道も通りも狭いし 魔族とやらの視線もきついのだ。
(はぁ…)
まぁ、問題はこれだけである。 しかし、解決がすぐ出来ないのだから 性が悪い。
「鳥さん大丈夫?」
アミクが、話しかけてきた。
『大丈夫だよ。』
「よかった!」
笑顔で答えてくれる。
まぁ、アミクが癒しの塊のようなものだから全然へっちゃらだけどな。
・・・
うーん。
傾げにくい首を無理矢理、傾げながら 考えるロロクマ。
お!分かった……
謎は解けました!
(これは、《萌》だ! )
何気に、少女に感じていた 感情の正体を突き止めた ロロクマ。
しかし、彼は気がついてない。
どちらにしても【ロリコン】だということに____
「お前、またアホなこと考えてないか?」
無言で歩いていたマルが話した
『そんなことないぞ。』
「そうか?」
マルが、怪しそうに聞く。 あれに気がつくマルだから、 嘘に気が付かない訳がないのだが…
『そうだ。』
ロロクマは胸を張って言った。
まぁ、そんな茶番を繰り返しながらも 城へ向う。
▪▫▪▫
城の目に着いた。
マルがソワソワしていた。
「おぉ!始めて入るぜ……」と呟いている。
(うん。 絵柄が悪いかな? )
少し、悍ましい光景を見てしまった。
ヤバイヤバイ
はっ! また殺気だ、、、 すっかり忘れていた。
(どんだけ敏感なんだよ…)
次に、城を見て 、目を疑った。
(黒いな……)
そう、 真っ黒 なのだ・・・
何故か、光も反射しているようには見えない。
吸収してるのか?
分からないな…
『マル、 この城って何で、こんなに黒いんだ?』
そうすると、マルが驚いたようにこちらを見た。
「は? お前しらないのか?
・・・(こちらを2、3回 確認する)
あー、なるほど。お前世間知らずみたいだからな。 知らなくても仕方が無い。」
何か、勝手に納得してくれたご様子。
(今はそう考えて貰おう…)
何気に、今後の設定を決めたのであった。
これはいつか詳しく話そう。今は ダークマターの話題に戻る。
『あ、それで結局なんなんだ?』
マルが「悪い、悪い」と手を首に当てながら軽く笑う。
「あれはな、ダークマターってう代物んだ。 幻の鉱石とも呼ばれてる。まぁ、一般人は普通お目にかかれねぇもんだった。 あの城が出来るまではな!」
何気に、誇らしげに言う。 魔族とは、人間より共同という意識が高いのかもしれない。
ん?
どちらにしても、アミクの親って凄いんだな…
と思って言ってみたが、マルに「は?」という顔をされたので当たり前なのだと悟った。
ふぅ…
今は話を戻そう。
(ダークマターだよな?確か、暗黒物質とか呼ばれてた… 何かあった気が)
うーん
というより、自分が知っているのは鉱石ではない。
どういうものかは知っているのだが、見た目を上手く思い出せない。
(まぁ、どこぞの漫画で料理を ダークマターに変えれる 錬金術師的なやつは知ってるけど……)
それはそれであって、実物は分からない。
最終的には、マルに聞くことにした。
『そんなに、凄いものなのか?』
またまた、マルが驚いた顔をした。
「は? そりゃな… あれは、滅多に裏市にすら出ねぇんだよ… もし売ってたとしてもこんな量集めるとしたら、数千年掛かるだろうよ。
それになぁ、あれは色々な効果があるから超高いんだぜぇ、、、 つまり、俺らの王はすげぇんだ。」
熱意が伝わってくる、、、
凄いってことは分かるが。
熱すぎて 口から唾が飛んできた。 少し、気色が悪い。
スタスタ
何かが歩いて来る音が聞こえた。
「アミク様、それとご友人の方々。お話は済みましたでしょうか?」
振り返ってみたら、目の前に 羊のような角を生やし、 執事のような 正装をしている男がたっていた。
(リアル執事初めて見たかも…
でも、やっぱ 俺はメイド派だなぁ…)
ロロクマは、危機感という感覚が凄くない(?)から、そんなことを思えた。
しかし、マルは「いつの間に…!」と、顔を 戦闘時のようなに変える。
そうすると、男がニッコリと笑った。
「あはは! そんなに、力まなくても結構ですよ。 旦那様も歓迎しているので、お入りください!」
執事のような男が、そのようなことを言うと門が開いた。
アミクは、マルと俺をそれぞれ見て首を縦に振った。 OKサインだろう。
そして、その男について行く。
中は、普通の洋風の館だ。 まぁ、所々に 真っ黒の部分があるが。
行く途中、マルはその男としばらく話して 仲が良くなったようであった。
(魔族って、意外とフレンドリーなのか?)
そんなことを思う
スタッ
男が止まり、目の前にある扉を開けた。
「こちらに、旦那様がお待ちしているので、、、 お早めに…」
そういって、俺達を軽く押した。
「頑張って下さい」と聞こえたのは、気のせいだろうか?
▪▫▪▫
【城内】(従者視点)
いつも、城は静かだが 今日は違う…
「儂の娘がぁ…」
涙ながらに、叫ぶ屈強な男、、、
とてもそうは見えないが、彼は 【彷徨う死者】の王である。
「まぁまぁ、、、 帰ってきますから…」
なんやかんやで、従者に宥められ、娘の失踪で一晩泣くなど、、、 威厳はない。(城内で)
・・・
しかし、やっと! 娘様が帰ってきたのだ。
それを伝えると、 王は娘をすぐにでも会いに行こうとしたが、 それでは不味いので止めた。
(はぁ、、、 早く来て下さいね…)
そんなことを願いながら待つ、、、 こんな立場も大変です。
まぁ、ご察しの方もいると思いますが、6分遅れ…
まだ、6分の壁があります^^;
次は、今回より良くします!いや、、、予定です!
後、PV1000超えました! 皆様、ありがとうございます!
自分勝手ですが、内容は変えませんが いつか文章を大きく変えるかもです。 その時は、最新の所に説明書くのでよろしくお願いします。
7月7日… 七夕の短冊に「文章力が欲しい」と書いてるなうです