4話 城への道 中編
遅れて、すいませんでした!
まさかの、寝落ち… 疲れていたのかも知れませんね^^;
PVとかも、かなり増えてましたよ。 もう、驚きでいっぱいです。 もっと、いい作品を書けるように日々精進ですね。
では、まったり進行ですが、 「4話 城への道 中編」どうぞ!
今は、真夜中だ。
しかし、移動は続けている。
睡魔も、状態異常に入るようで 変換して魔力に出来るからだ。
(【変換】って、地味にチートに思えてきた...)
まぁ、そんなことを考えている。
原理は分からないが、ファンタジーのことで、真剣に考えてはダメな気がする。
『そいえばアミク、何歳だっけ? 』
「えっとね~、、、」
指を1本1本使いながら数えている
(勉強教えようかな...)
「5歳!」
意外と低かった... 勉強は、いっか。
『そうなんだね。 しりとりって知ってる?』
「しりとり? なにそれ?」
(この世界にはないのか、、、)
『えっとね~、最後の言葉から始まる言葉を言うんだよ~』
大雑把に説明する。
まぁ、そんな感じで時間は過ぎて行く____
▪▫▪▫
1人の大柄な男が、ある少女を探し回っていた。
「居ないのか... もう1回! 【サーチ】!」
【サーチ】とは、周りに居る生き物を探すスキルであり、術者によって範囲は変わる。
「居ねぇな、、、」
走って【サーチ】、走って【サーチ】を繰り返している。
~数分後~
「おぉ!!やっと見つけたぜ! なんか、肩に鳥が乗ってねぇーか?」
彼が、サーチで ロロクマとアミクを見ている。
ムムム!
彼が、柄にもなく 考えている。
(分からねぇや。)
こういうところは、昔から変わらない。
「よし! 国に連れてくか!」
彼は、ロロクマ達がいる場所へ向かう____
▫▪▫▪
《ロロクマ視点》
今、俺の目の前には 【The マッチョマン】 みたいなのがいる。
少し寒気がする。 姉の部屋を掃除していた時、出てきた BLを思い出した...
『逃げるか?』
そうすると、アミクは首を横に振った。
『え? 知り合いなの?』
「うん。」
どうやら知り合いらしい、、、 人は見かけによらない、 日本だと この2人が街を歩いただけで 通報されるか、ネットで炎上だ。
「おい! 嬢ちゃん! 家に帰るぞ!」
その男が、話しかけてきた。
怯えているのだろうか、震えながらもアミクは首を縦に振った。
(本当に、知り合いか?)
「それで、、、 その 魔物はなんだ?」
彼は、怪しそうに聞く。
意外と頭がいいのかもしれない。
「鳥さん...」
「そっか、、、 その鳥さんは なんで肩に乗ってるのかな?」
「助けてくれた、、、」
「そっか! じゃあ、一緒に行こうね! 」
アミクは、少しテンションが上がったようで、おっさんに着いていこうとしている。
(いつか、危険なおっさんに連れていかれるんじゃ...)
そうも思うが、5歳じゃ仕方ないかもしれない。
『分かったよ』
そいつに、そう言った。
「お前、喋れるのか?」
『そうだが、なんだ?』
男の顔が、変わった。
「お前、 本当に 魔物だよな?」
『そうだが...』
何かを疑われているのかもしれない... まぁ、真実しか言ってはいないが。
「嬢ちゃん、帰るぞ」
「うん」
「じゃあ、背中に乗れ」
『「え?」』
それは、不味いだろう、、、 2人で「は?(笑)」 という顔をした。
「じゃあどこに乗るんだ?」
「そこでいい...」
「鳥、お前は飛べ。」
『了解した。』
結局、
アミクがおっさんの背中に乗り、
俺が飛ぶことになった。
「行くぞ!」
そう言うと、おっさんは飛んだ...いや、ジャンプした。
俺も、ついて行く。
▪▫▪▫
「お前早いな!」
マッチョが、話してくる。
これでも、Lv1なんだけどな...
どちらかというと、めちゃくちゃ重そうな巨体が、この速度で空中を駆け回っている方が信じられない。
『そうか?』
「そうだよ! ワクワクしてきた~、、、 どっちが早いか勝負しないか?!」
男が、子供っぽく言ってくる。
『アミク落とすだろ...』
「ガッハッハ! そうだな!」
『笑い事じゃないぞ...』
意外といい人なのかもしれない...
「でも、少し本気を出すぜ!」
『おぅ!』
「鳥さん、何話してるの??」
『ごめんね! おじさんと、これからどうしよっかってね!』
「う~ん。よく分からないけど、仲間はずれじゃなくてよかった...」
いい子だな~
そいえば、このおっさん誰だろう...
やべっ!
聞くの忘れてた...
『そいえば、貴方何なんですか?』
「いきなり、敬語かよ、、、 えっとな、言ってなかったっけ? そこの嬢ちゃんを親に渡しに来たんだよ! 依頼だ!依頼! 」
『なるほど、、、』
「じゃあ、なんだと思ってたんだよ?! 人攫いか? 親か? 」
『そんなことはないな』
「危機感持てよ! 俺だからよかったものの...」
最後は少ししか聞き取れなかったが、 コイツから、出た言葉だとは思えない。
「失礼なこと考えただろ...」
『勘違いだろう。 そういえば、名前なんて言うんだ?』
話を逸らした。
「えっとな、俺の名前はマルだ!宜しく! 」
思わず笑った。
(似合わない...ププ)
「お、お前、、、また、、、」
『お!なんか見えてきたぞ!』
目の前には、壁に囲まれた 街。 かなり大きい。
「お!本当だな。 あそこの門を通るぞ。」
マル(笑)が、関門所らしき建物がある場所に、指を指した。
『おぅ!』
そして、アミクにも声をかける。
『アミク、国に着くよ。』
「ぁ、ごめん、、、 寝てた。 それで、着いたんだよね?」
マルの背中で寝ていたようだ。 可愛い。
『まだ、大丈夫だよ! もうすぐ降りるから 準備しておいてね!』
「うん!分かった!!」
いい子だな。 そう思うのは何度目だろう。
「おぃ! 降りるぞ!」
『おぅ、分かった。』
そうして、俺達は【魔国】に着いた__
最後まで、、、ありがとうございました!!
次こそは、遅れないように努力します!
今度こそ午後10時頃までには…