3話 城への道 前編
ありがとうございます!!
ブクマも、PVも 驚いて 何回か確認してしまいました。
これ載せた時は、0Pだったんですけどね^^;
では!3話 「城への道 前編」
少女が起きた。
「あれ? 身体が軽いよ、、、 お父さんは?」
父もいたようだった。 大丈夫だろうか。
改めて見ると、可愛い。 白い髪に、美形な顔、スタイルも悪くは無い。
・・・
ロリコンではないぞ。
うぇぇぇん!
少女が泣き出した。
見ていられない。
俺は、【念話】で話すことにした。
『お嬢ちゃん、大丈夫?』
話しかけたら泣き止んだ。聞こえるようだ。
「あれ?鳥さん?グスッ。 お父さんが、居ないの…… 」
やっぱり、悩んでいたようだ。 涙目で、目を擦っている。
『ごめんね、見てないから……』
「そっか…」
この子は、年の割には理解力が高いようだ。もう、落ち着いてきている。
『どうするの?』
「お家に帰る…」
『どこにあるの?』
「あっち。。。」
少女は、街と反対側に指をさした。
『本当? なんていうの?』
「えっとね、 確か 【ゴゾン】って言って、魔族が住んでるんだよ、、、」
魔族? え? この子も? そういうの、ラストじゃ、、、
『1人で行ける?』
そうすると、少女は涙目になりながら首を横に振った。
『分かったよ、じゃあ 鳥さんも一緒に行ってあげよう!』
「ありがと、、、」
(可愛い…)
ハッ!ヤバイヤバイ、俺はロリコンじゃない、、、
結果、当面の目的は決まった。
『じゃあ、早速行こうか!』
「うん!鳥さん!アミクの肩に乗る?」
『いいの?』
「いいよ!」
ここは、断らずに乗らせてもらう。 鳥の特権だ!
「もふもふぅ...」
スリスリ
鳥肌?に、顔をスリスリさせてくる。
(やばい、可愛い)
父さん、母さん、俺 ロリコンになります、、、
ってことはないけどな。
▪▫▪▫
~数時間後~
歩く、歩く、歩く、歩く、ずっと歩いている。
空も、暗くなってきた。
疲れたら【変換】を使って回復をしているし、 水を飲んだりもしているから大丈夫だろう。
ちなみに、魔力は2000を超えていた。 身体が最適化されたように思える。体が軽い
『・・・』
うーむ。退屈だ。
移動を少女に任せているのは歓迎すべき点ではないだろうが、これ以上にいい案が思いつかない...
それに、魔物が現れないのには嫌な予感がする、、、
あ、少女をアミクと呼ぶことになった。
『アミク、大丈夫?』
「鳥さんのお陰で大丈夫だよ!」
『よかった、、、』
「そいえば、鳥さんのお名前ってなに?? 」
首をかしげながら聞いてくる、うむ 可愛い。
『ロロクマ だよ。』
「長いね~、やっぱり 鳥さんでいいや~。」
少女には長いのか...
まぁ、そんなことはキニシナイ。
『そういえば、魔物って来ないのかな?』
「あ〜、魔族が居ると滅多に来ないって 父さんが言ってた。」
なるほど、、、 それなら、木の下で襲われて いなかったのにも納得が行く。
『なるほど、、、』
「それでも、確かに少ないね~。」
『え?そうなの?』
「うん」
不安になってきた。
▪▫▪▫
時は少し前に遡る。
1人の魔族が、地面に項垂れながらorzと姿勢になっていた。
「魔王様のご氏族を、テレポートさせてしまったぁぁ... 殺されてしまう!!!」
彼が行った行為は、魔王の娘を殺すに等しい行為だ。 魔王が怒らないわけがない。
「どうしよう、、、いや、 あいつに頼むか...」
彼は、家を出た。
テクテク
ある場所に向かっている。
そこは、何でも屋だ。 なんでも、その 何でも屋はかなり優秀だそうだ。
カラーン
その男は、 店に入った。
「いらっしゃいませ」
1人の店員がそう言う。
「あ、すまんな、今日は依頼に来た、 主人に会わせてくれ、 これを見せれば大丈夫なはずだ。」
男はそう言って 店員に紙を渡した。
「かしこまりました...」
店員が、階段を登っていく。
・・・
許可が出たようだ。
こっちに来てくださいと合図している。
階段を登った。
そこは、屋根裏部屋のようである。
「おぉ! 久しぶりじゃねーか! 依頼ってなんだ!」
屈強そうで大柄な男がそう言う。
「えっとなぁ、、、アミク様を連れてきて欲しいんだ・・・ 」
そう言うと、大柄な男の顔が真剣な顔になった。
「高くなるぜ?」
嫌味ったらしい顔でいう。
「死ぬよりはましだ。」
男が、真剣に言う。
「そうだな!ガッハッハ!!!」
「早速頼む。」
「おぅ!承った!どっちだ?」
窓に足を掛ける、屈強な男
「西だ」
「分かった、森の方だな。楽しみにしとけ!」
窓からその男は飛び出した。
ありがとうございます!
明日の午後10時頃ですね。
「うぇぇぇん」以外の言い回しが、なかなか思いつかなかった(TT)