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学校に波乱は来たりて

「んー、学校何かえらく久しぶりな気分だな」

僕が校門近くで背伸びをしつつ言う。

他の学生と同じく休みは2日だった筈なのだが父さんの仕事の手伝いのせいで面倒事に巻き込まれた為に、殆ど休む事が出来なかった。

因みに昨日は風呂に入った時にリリ達が突入してきたが大した問題じゃない。

「ソーマーッ」

後ろから大きな声で声を掛けられる。

聞き飽きた声に顔を顰める。

「うるさいな、アル朝っぱらからちょっとは静かにしてろよ」

僕が大声での友人・アルケー・ネクタルからの挨拶を切り捨てた。

「ソーマ、お早うさん。疲れてる?リリさんも」

「おはようああ、疲れてるな。アル」

「おはようございます。アルケーさん」

「ソウマ、おはよう。今日もリリさんと一緒なんだね。」

「ん?ああリタか。おはようというかお前等は朝から元気だな」

アルと話していると少女・アムリタ・アネモネが声を掛けてくる

「ところでさ。今日新しい先生が来るらしいぞ」

アルがこっちを向いて言ってくる

「そーかよってかもう教室か。」

……

………

「よーし、突然だが新しい先生を紹介する。」

「ん、初めましてリオンだ、今後よろしく頼む。」

黒ベースの服を着た想像より見た目がずっと若い父の登場にクラスが騒めく。

「先生若いですね。そんなので授業出来るんですか?」

「実技なら何とかね。」

渦中の父さんが質問に対し自信無さげに言う。

「そんなのじゃ納得出来ません。先生」

優等生…アイギス・シルズが声を挙げる

「ん?じゃあどーする闘えって言われたら戦えるけど戦うのか?」

父さんが聞き返す。

「解りました。では戦いましょう」

「装備は好きにしろ。仲間も自分で認められる位なら構わん。」

「負けても文句は言わせませんよ!」

「全力を尽くせ、さもなければ叩き潰す。」

その会話を聞いて僕は頭を抱える事になる。

「対戦か、面白そうだな。ソーマ」

ホームルームが終わった後声を掛けてくる

「面白くねぇからなアル、どうするんだよあれ。洒落にならないぜ。」

頭を抱えながら言う

「何でよそんなの解らないでしょ。ソーマ」

リタが言って来る

「相手が相手だからな。」

リタ達は面識無いのかと思い返しつつ応える

「勝てる気は一切しないが、まぁとりあえず共闘申請してくる」

「待てよ、オレ等友達だろ?オレもいくよ」

「アル…良いのか?多分負け戦だぞ」

僕はアルに聞き返す

「お前にそこまで言わせる奴と戦ってみたいと思っただけさ。んでリタはどうするよ」

「私も参加しようかな?」

リタが賛同してくれる。

「物好きが集まるね。」

「最初に名乗り出たのはお前だろ。ソーマ」

「まぁな。っと相手について説明する。あれは遠隔戦闘装備のトルネード・クロークだな。余り攻撃力は高くない。」

「なら近寄った方が有利か」

「迎撃用装備もそこそこあるから追い払われない様にしろ。一手失敗ったらそこで全滅も有り得るからな」

注意点を告げる。

「よく知ってるな」

アルに言われる

「当たり前だ。」

父さんだからと言うのは言わない事にする

「主上…申し訳御座居ませんが我々は今回の戦いは…」

3人が申し訳なさそうな顔をする

「気にするな…僕も出来れば戦り合いたくない。」

僕も言いつつ準備に取り掛かる事にした。

父の実力とは?どんな物なのか

相も変わらず見切り発車だから苦労します

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