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嘘吐きと科学者

「やぁ、科学者」

「……どうも」

「……」

「……」

「話す事が無い」

「同感。というか、何故、私と?アンタは天野さんとじゃないの?」

「天野さんは妹的なアレだから」

「うわ、ひっで。泣いちゃうよ天野さん」

「ここ最近、少し過保護だったから」

「そうだったとしてもさ、何故私?」

「あー、ほら。一応、対になってるから」

「そうなの?」

「年とか、突然現れる所とか、色々」

「まー、確かに」

「僕には作者の考えなんて把握出来ない」

「……根本的な話だけどさ、このメタ発言連発、いいの?」

「ここなら良いらしい」

「本編書けるの?」

「書かないと思うけど、もし書くなら、これ消すってさ」

「うわ、ひでー」

「あ、そういえば。ネックレス返しなさい」

「あー、はい」

「ん、これこれ。やっと戻ってきた」

「一つ訊いて良い?」

「どうぞ」

「この後、どうする。戻る?」

「戻るしかないよ。心残りの天野さんもどうにかなったし、残りの人生でのんびり、夢を叶える」

「へー」

「唯一、心残りがあるとするなら……」

「何?」

「なんでもない」

「何よ?」

「じゃあ、またね」

「え?もう?」

「さようなら」

「ちょっと……。歩くの早い!」「バイバーイ」

「おーい!また、会えるよね?」

「そりゃあ、心残りが、あるからね」

「良かった!」


「……ばーか」


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