幕間第1話 一方その頃グラン=セプトでは
幕間!
主人公がブラン村国に飛んだ時本来飛ぶはずだったグラン=セプトは…?
ここは、グラン=セプト。 国王はレオニス・グラン=セプト。 皇后はセレフィナ・ルミエール・グラン=セプト。 国王と皇后の相性が悪かったのか、なかなか後継ぎができず困っていた。子は姫が一人。 名をカリナ・グラン=セプト・アークレインという。
「うむぅ…どうしたものか…」 国王レオニスが髭をこすりながら漏らす。 彼に責める気はなかっただろうがセレフィナは申し訳なさそうな表情を浮かべている。後継ぎ問題はずっとこの国での課題であり臣下も解決に奔走する日々を送っていた。
そんな時、グラン=セプトに朗報が舞い込んだ。 「国王!ご報告です! 隣国のフェルディンから同盟の申請が届きました! 同盟の成立に従って姫君とフェルディン皇子の婚約を勧められています!」 フェルディンのほぼ永久的となるような同盟の持ちかけを臣下が伝えにきた。 もちろんこの申し出グラン=セプト側に断る理由はない。 大喜びで書類にサインをした。
同盟の際に来たフェルディンの皇子はノイン・フェルディン・アステル。 この時のレオニスの喜びは大きかった。 同盟締結、ノイン到着と同時に彼を養子にした。 名こそノイン・アステルと大きく変えるようなことはしなかった。
このノイン、国にいたころにはおとなしかったが、グラン=セプトの風土がそうさせたのだろうか、野心をむき出しにした。 レオニスの寵愛もありどんどん権力を増した。
ノイン18歳。 この時初めて国王、レオニスの治世に口をはさんだ。 「レオニス王、そろそろ領土の拡大を考えられてはいかかでしょう?」 カリナが部屋へ戻った後、2人きりとなったときに持ち掛けてきた。 「いや、我が国は周辺諸国とは有効な関係を持っておる故侵略は考えておらん。」 レオニスは戦争は好まず外交で関係を築く国王であったためこの提案は一蹴された。
しかし、それではノインは面白くない。 秘密裏に事を進めだした。 母国フェルディンからも兵を集め始めたのである。 この動きを機敏に察知したレオニスは、ノイン失脚のための政策を準備しだした。 しかし、時すでに遅し。 妻カリナと共謀しレオニスの王位を奪い取るクーデタをおこした。
クーデタをおこし王位宣言をした直後、さっそく軍を動かし始めた。 軍がまず向かった先は、同盟国フェルディン。 かの国王は同盟締結前からブラン村国を征服したいと考えていた。 そのために強大なグラン=セプトと同盟を結んだのである。
名分をもらったノインはすぐさま軍と大砲を率いてフェルディンからブラン村国へ出陣した。
「大砲、撃てぇ!」 遠路はるばる到着したノインからそのような号令が高々となされ、侵略行為が開始された…
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人名多すぎね?…?




