第12話 交遊
第12話!
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宴が終わってから、平和な時間を過ごした。 ガルディアは近所のおじちゃんのような親しさで仲良くした。 セプティアでもてなされ、様々なことを教わった。 まずは漁。 テトリアには海がないため、新鮮な経験になった。 ネプティスは、大きい深海にすむエビのような生き物。 大きくて存在感があり、オーラで他の生き物を圧倒する。 しかし大きさがゆえに視野がとても狭いため視界外から忍びよれば簡単につかまる。 何度も捕まえられているため慣れているためか暴れない。 捕獲難易度は低めのためありがたい。
「わはは!その調子だ!」 全員でネプティスを捕まえた後、ガルディアはそう言って笑った。 「こんな感じで捕まえているんですねぇ」 ネプティスはセプティアから輸入しているため、見たのは初めてではない。 しかし、生きているものを捕まえることがなかったため、新鮮で楽しい経験になった。 「ねぇねぇ!早く食べようよ!」 味はミレリアでも人気が高いので、セリスが待ちきれない様子で七輪を持ってきた。 「んー!やっぱりおいしい!」 みんなで堪能する。 「いやぁ、気に入ってもらえて本当に何より!」 気づけば、ガルディアとレオニスの手には酒の入ったグラスが握られていた。 昼間から特産の海鮮で一杯やっていたらしい。 気が早いなぁ…と内心苦笑しながら、酔い覚ましついでにテトリアの特産品も取りにいかないか?と提案した。 「ふむ! いいな! テトラファング・ロースも新鮮なうちに堪能させていただくとしよう!」 ガルディアはほほを少し紅潮させながら出発の準備をした。
テトリアの特産品はテトラファング・ロース。 テトラファングという獣の肩肉である。 基本は四足で突進が得意なため肩の肉が引き締まりおいしくなる。 ただ、たまにイレギュラーで二足歩行でアメフトマンもびっくりのタックルをかましてくる個体もある。 四足のは単純なため狩りやすいが、二足のに当たるとめんどくさい。 頭を使ってタックルしてきやがるため狩るのに苦労するのだ。 ただ国民には慣れられているため兵士の特訓の被害者になる個体が多い。 最初は自分たちも四本足の個体を多くとっていた。
せっかく狩るのならゲーム方式にしよう、と提案しガルディア、フィン、エリオとレオニス、セリス、リュネの2グループに分かれることにした。 順調に狩りを進めていた時、「うっわ、2本足タイプのテトラファングが突っ込んできました!」 フィンがタックルを避けながら報告した。 「ほう! あれが話に合った2本足型か!」 ガルディアがそう言っている間にも隙なくタックルを繰り返し狙いを絞らせない。 しかし、「遅い!」 とガルディアの剣が捉え、真っ二つになって倒れた。 「そんないとも簡単に!」とフィンが目を丸くして驚くと「軽いものだ!」と得意げに高笑いしていた。 同時にセリスグループも順調に狩っていた。 狩っていた途中、リュネの水晶が光る。 それを機敏に察知し、セリスが「レオニス爺ちゃん! あれが2本足タイプのテトラファングだよ!」と声をかける。 「ふむ、儂の狩りの相手には不足なし」と笑って走ってくるテトラファングに剣を振った。 瞬間向かってきた個体はきれいに切れていた。 「どうやったのあれ!?」とセリスが驚くと、「さて、まだまだ狩らんとな」とレオニスは気恥ずかしそうに答えた。
両グループの狩りが終わったころガルディアとレオニスが再び酒を酌み交わしながら笑いあう。 「レオニス王の獲物も立派でしたが今回は量も質もわれらの勝ちですな!」とガルディアが宣言すると、「何を言うか! 儂らの獲物には遠く及ぶまい!」とレオニスも笑って張り合う。 そこはさすがお互い武人なのだろう、ライバル心を燃やしながら自慢しあう。 仲良くなって何よりだ。 自分たちも酒飲みたちにダルがらみされないよう距離を置きながら、フィン、セリス、リュネと他愛もない話で笑いながら1夜を過ごした…
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