魔力感知
昨日は色々忙しくて投稿できなかった。
後二話で転生篇終わる・・・(予定)
「会いたい人?」
「はい、冒険者ギルド総帥の『レン・クロカワ』様が。」
レン・クロカワ・・・日本人っぽい名前だよな。もしかしたら俺の記憶封印のこと知ってるかもな。
「で、その人は王都にいるんですか?」
「はい。ただ、学園に入学する際でいいとのことです。」
そうか、それはよかったよ。まだ、王都に行くわけにはいかn・・・
「あと公爵令嬢がお呼びになっています。」
・・・ん?
「まさか『セラフィナ・フォン・オルディナシス』じゃないよな?」
「はい。そうです。」
「リュート。公爵令嬢に対して失礼ですよ。ちゃんと様をつけなさいよ。」
「そうだな。ルーベルト。」
「すごいことじゃないか。公爵家に呼ばれるなんて!」
俺はちっともうれしくない。とゆうかもう二度と会いたくない。
「公爵令嬢も同様、学園に入学する際でいいとのことです。」
ああ・・・寿命が一気に延びた気がする・・・
まあ、そこらへんは気を使ってくれるからな。セラフィナ様は。
俺が力尽きた顔をしているときルーベルトが話しかけてきた。
「なんでリュートが公爵令嬢のことしってるの?」
「それは・・・」
俺は公爵令嬢についてなんで知ってたかすべて話した。一つ嘘をついたけど。
「・・・まさか、盗賊が公爵令嬢を学園の帰宅中にさらうとは。そこから、さらわれているところをリュートが助け、仲良くなったと。」
「まあね。あとその盗賊とリュートを人質にした盗賊は同じ組織、国が尋問しまくったおかげで、お前を含む大勢の人が助かったんだ。」
「改めて感謝しないとね。ありがとう。リュート。」
さて、俺は嘘を一つ言った。それは俺が公爵令嬢を助けたってところだ。
真相はこうだ。
俺がさらわれているセラフィナを見つける。
助けに行こうと全速力で向かう。
が、すべてセラフィラが終わらせ、どこの盗賊団か情報を吐かせるために拷問をしていた。
「えっと・・・ナニコレ?」
「えっ?ただの尋問だよ。わかる?それで、君もこいつらの仲間の一人?」
その光景は尋問と言うより拷問に近かった。
「なわけ。俺は君を助けに来たんだが・・・その心配はなさそうだね。」
「・・・ふむ、嘘はついてないようだね。」
「嘘?どうゆうこと?」
「私、嘘を見抜くスキルがあるんだ。」
「すご。とゆうかこれどうゆう状態なの?今拷問してる盗賊、右手の爪全部くなってるし。」
「嘘を言った罰。とゆうか私、一応公爵家の令嬢様だよ?」
「ぇ?申し訳ございません。あなた様がまさか公爵けのご令嬢とは存じませんでした。」
「いいよ。別に。まあ、さすがに騎士共がいたら―――惨死に値する!―――っとかほざきそうからその時は敬語で話してね?」
「わかった。そうさせてもらうよ。それで、拷問した結果、なんかいい情報出てきた?」
「拷問じゃなくて尋問だよ?情報については残念だけど、全部吐いちまった。もう少し尋問したかったんだけど、まあいいか。話変わるけど、名前は?」
「もう少しって・・・俺の名前はリュート・アルス。そっちは?」
「『セラフィナ・フォン・オルディナス』。セラフィナでいいよ。リュート」
とまぁ、色々といかれている奴なんだよ。本性は。
此奴が異世界生活のヒロインかよ・・・俺生きとるかな?
「まぁ、冒険者ギルド総帥に会うのは楽しみだな。セラフィナ様は会いたくないけど。」
さてと、そろそろルーベルトのランク上げをしないとな。
でも、まともな依頼はないからな。
やっぱり試験受けさせるべきか?
いや、今のルーベルトには無理だな。筆記はともかく、実技に関しては一回も触ってないしな。
先に武術を叩き込ませるか?
ルーベルトに魔法の才があるならそれやらせるのもありだが・・・
そういえばルーベルトは鑑定ではどう出てるんだ?
前にティオさんとセレナさんに鑑定しても〈抵抗〉って出たからな。
人間には鑑定できないのかな?やってみよ。
鑑定
アルヴィス=フォン=ルーベルト
Lv3
HP26
MP176
職業 魔導士
魔法 火魔法
加護 なし
状態 なし
スキル なし
職業スキル なし
いやHPとMP偏りすぎだろ
でも、職業は魔導士。しかも火魔法もう既に使えるとはな。
そしたら、セレナさんの出番かな?いやあの人魔法を教えることに関しては絶望的だったからな・・・
もしかしたら、ルーベルトはセレナさんと同じタイプの人間だったりして。そうと決まればセレナさんの所に行くか。
・・・そういえば、あの人昼はどこにいるんだ?
ずっと夜か朝にしか会わないんだよな。
「ティオさん。セレナさん今どこにいるかわかる?」
「セレナ?ああ、あいつは多分図書館で魔法の勉強をしてると思うぞ。」
「りょーかい。ルーベルト。いこうか。」
「え?リュート。どこに行く気なの?」
「図書館にいまセレナさんがいるから、この人に魔法を教わろうと思って。」
「僕、魔法使えたことないのに?」
「大丈夫。ルーベルトはできる。俺が保証するよ!」
さてと、図書館に入ったのはいいんだが・・・
「セレナさんどこにいるのかな?って普通にいたわ。」
俺は名前を呼びながらセレナさんのところに行く。
「ん?どうしたの?」
「ルーベルトって魔法の才能ってある?」
セレナさんはルーベルトの目をしばらく見続けた。
「ルーベルト君すごいね。もう既に火魔法が使えるのか。かなりの魔法の才があるね。天才ってやつかな?」
まじか。セレナさん、ルーベルトが魔法職に向いてることを見抜いた。しかも、今所持している魔法までも。
もしかして、鑑定スキルとか使えたりするんかな?
ん?もしかして俺が転生者って気づいている・・・のか・・・?
いや、ステータスバーをティオさんに見られた時に、たまたまそこだけ見えなかったから、鑑定結果でも見えなかったことに期待をしよう・・・
「それじゃあ、ルーベルト君。私の知っている魔法をすべて、叩き込んであげる!」
「よし!頑張ります!」
これで、ルーベルトは心配ないな。さてと俺は剣の修行にでm・・・
「リュート君もだよ?」
「いやいや。僕には魔法の才なんて微塵もないですよ。ははは・・・」
「何言ってんの?リュート君?君はまだ魔法を手に入れてないけど才能に関してはルーベルトと同じくらいあるからね?それに、ギルドの試験で筆記満点だったよね?そしたら、魔法の一つや二つ覚えられるんじゃないのかなあ( ^ω^)?」
「あ・・・その・・・はい。頑張ります・・・」
俺はセレナさんの威圧に負けてしまった。おい。後ろで笑ってるルーベルト。後でしばく。
俺たちはあの後、セレナさんのスパルタ魔法学習が始まった。擬音が残念だからよくわからんかったが。
ルーベルトはまじめに受けてたけど、俺は途中で寝てしまいそうになり、怒られた。
まあ、詠唱とかはもう既に頭に入ってんだけどね★
それで今は、実践をしている。
俺はまず体中に魔力を流すことから始めないとな。
まあ、あの人は魔法を教えることについては才能ないけd・・・
「そうそうバーーン!ってやるの!」
「あれ?今のボーーン!だったけど?」
「そうそう。魔法は威力と速度を魔力で自由に変えれるの。でも、それは威力に偏りすぎね。下手したら自分も巻き込まれる可能性があるから、もう少し威力を下げよう。」
「ギュイーーン!じゃなくてグーーン!って集める感じに?」
「そうそう!」
・・・なんで、会話が成立するんだよ。二人とも同じタイプだったか・・・
だけど、グーーンは何となくわかる。そんな感じに集めてみるか。
しばらく体中に魔力を流す練習をしていると変化が起きた。
―――なんだ?少し体が温かく感じる。何かが体中をめぐってる。これが魔力か?
てか、自分の魔力を大気に放出することはできるのか?
それをやり始めた途端、一瞬だけだが目をつぶっているのにも関わらず、外の世界が見えた。いや後ろも見える。全周の視界を手に入れたみたいだ。ただ、ものすごくすごく疲れる。ステータスバーを見るとMPがごっそり減っていた。
だけど、俺に変化が起きたことを二人ともすぐに気づいた。
「なんかリュート。変な感じだったよ。」
「え?うそでしょ?魔力感知が使えるようになったの?マジで?もし使えたら恐ろしい子ね。」
「多分使ったんだと思います。魔力はごっそり減っていましたけど。」
「いや、使えるだけで十分すごいよ。ルーベルトにもできるかな?魔力感知。」
魔力感知の仕方を教えた瞬間、ルーベルトは一分もたたずに扱えるようになった。
しかも、俺より長く扱てる。これが才能の差か・・・
「いや・・・まいったよ。まさか二人も魔力感知ができるなんてね・・・」
「そんなにすごいんですか?」
「ええそうよ。私も一応使えるけど、魔力感知は魔法の極意の一つなんだよ。その能力は相手と大気の魔力の流れを見ることができるの。実質予知に近いわね。」
「予知⁈じゃあもし、相手が魔力感知を扱える魔法使いと接敵したらどうしたらいいの?」
「そもそも、魔力感知は自身の魔力を外に出しているからさ、燃費がすごく悪くて、ほとんどを無駄にしてしまうの。仮にとんでもない魔力量を持っていた相手でも、魔力感知はフェイントや関係ない魔力の流れも感知してしまうからさ、たくさんの手数やフェイントをぶつければ勝てちゃうわ。」
「つまり、フェイントも混ぜたごり押しでなんとかなるってこと?」
「まあ、そうだね。でも、常に魔力感知を使う魔法使いなんていないけどね。」
魔力感知か・・・
使い勝手はよさそうだな。魔力量も増やしたいし、レベル上げもしないとな。




