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同郷

休日は色々忙しく投稿ができないため、前日に二話投稿を行っていこうと思います。

(今日みたく余裕がある日は通常通り投稿していく)

【ルーベルト】




ルーベルトは学園を迷ってた。


「ここどこ?えっと・・・わからないな。地図でも用意してほしいよ。」


しばらく、学園を彷徨ってると他学年の4人生徒が自分に向かって歩いてきた。

何事も起きないことを願って横を通り過ぎようとしたら、いきなりぶつかってきた。やっぱりかとルーベルトは思った。


「いった・・・」


「あ?なんやこのガキ。何ぶつかってんの?」


「謝れよ。おい。聞いてんのかよ?おい!」


「聞いているんですか~?それに、このお方は伯爵家のカリス様ですよ~。君みたいな底辺平民なんて簡単に退学させれるんですよ~。」


「そうされたくなければとっとと謝れ!」


ルーベルトは怖いと思わなかった。あいつらは家の爵位が、そのまま自分の力と勘違いしているのだ。笠に着ているのだ。そんな奴らにうんざりしていた。

そのため、適当に誤ってその場を去ろうと思った時、彼らはルーベルトの地雷を次々に踏んでいった。


「お前。絶対()()()いないだろwww。」


「それなwwwいたとしてもこいつと同じでゴミ平民だろうけど。」


「そもそも、此奴なんて魔物の餌にでもなっちまえばいいのにwww」


今、この瞬間にルーベルトの怒りが沸点に達した。


「はぁ?お前らがぶつかってきたんだろうが。」


「なになめた態度取ってんだよ。俺はレベル45なんだぞ?殺してやろうか?」


カリスとその取り巻きが生意気なことを言っている。レベル45か。ちょっと高いが問題ないレベルだ。


「殺す・・・か。したことないくせに。その言葉はさ、人を一度殺してから言った方がいいよ。」


そう言うとルーベルトは魔法を発動した。







【リュート】




リュートはルーベルトを探していた。

さっきここら辺にいた気がする。どこに消えたんだ?

俺はもう一回使魔力感知を使った。





――――――――――――――――魔力感知―――――――――――――――――





・・・なんかあいつ不良にでも絡まれてるのか?ちょっと急いだほうがいいかもしれないな。

とゆうか、何でこんなところにいるんだよ。方向音痴すぎだろ。

俺は走ってルーベルトのいるところに向かった。

近くに着くとなんか騒がしかった。嫌な予感がするのは気のせいだろうか。

誰かの悲鳴も聞こえるし・・・

曲がり角を右に曲がると、ルーベルトが突っ立っていた。

ルーベルトに絡んでた不良っぽいのは、近くの火魔法で弱火であぶられていた。


「ああああああああ!熱いいいい!熱いあああああああ!」


「てめえええ!俺がああああああ!誰だと思ってる!カリス家の!熱いああああ!」


ほかの不良たちも声にならない悲鳴を上げている。

ルーベルト、まさかとは思うけどこいつらの後処理丸投げするつもりか?


「なぁ。ルーベルト。これ自分で片付けるんだよな?」


「さすがに自分でやるよ。それにこの責任は全部自分にあるからさ。」


そこはちゃんとしていたか。セラフィナよ、ルーベルトを見習ってくれ。

頼む。あの時みたいにもう二度とあんなに騎士に詰められたくない。

でも、ルーベルトやらかしたからな。絶対騎士が動くだろうさ。

幸いなことに誰にも見られないところだから別に問題ないと思うが。

おっと、誰か向かってきた。おじいちゃん先生だ。


「これは一体・・・君かね?こんなことをしたのは?」


「あ、此奴じゃないです。俺がしました」


そう言うと同時にルーベルトの方を指さした。

咄嗟に俺はルーベルトをかばった。


「・・・そうか、しばらくそこで待っとれ」


そう言われ、俺とルーベルトはここで待ってた。

そのあとは、たくさんの教員が走ってきて状況を確認していた。

それと同時に突如として現れたルグが俺の腕を掴んで校長室に連れて行った。ほんとどうゆう身体能力してんだよ。


「ここは任せます。彼を校長室に連れていきます。」


俺はそのまま校長室に連れていかれた。

中に入ると、学園長となかなかの色男が座っていた。

ルグが経緯を説明すると、校長は口元がゆるんだ。


「まさか、入学初日から問題行動を起こす生徒がいたとは思いもしなかったよwww」


「笑い事じゃありませんよ。学園長・・・」


「そうだな。処罰を考えないとなwww」


それからは、ずっと二人が俺の処罰の話し合いをしていた。

どんだけ言い争っているんだろうか。

一体、何分経ったんだ?校長も色男もヒートアップしてるし。

そのまま、バトルとか始まったら・・・さすがにか。

でも、このままヒートアップするのは少しまずいな。どうにかして落ち着かせないと。

そう思っていた時、ルグが手を上げた。


「あの、彼の処罰は私が決めてもいいですか?」


ルグがそう言った瞬間、校長室内は静寂に包まれた。

あの二人はなにか考えてるみたいだ。

しばらく経つと、校長が口を開いた。


「わかった。任せる。」


「はい。リュート君。今から私の休憩室で指導を行います。」


色男は黙っている。何か言いたそうな顔をしていたが。

俺はそのまま、ルグの休憩室に連れていかれた。



「おじゃまします・・・」


中に入ると、ベッドと椅子と机があった。机にはたくさんの書類が置いてある。

書類に書いてあることが目に入ってきた。

そこには目を疑うことが書いてあった。






―――――――――How to change to the original world――――――――――






「これ、英語だよな。え~っと、元の世界に・・・帰る方法・・・か」


俺がそう呟くとルグが驚愕した表情でこちらを見てきた。

聞こえてたみたいだ。


「もしかして、リュート君。地球に住んでいましたか?」


あ。やらかした。この世界の言語、英語や日本語じゃなかったわ。

俺が地球に住んでたこと自白したみたいじゃんか。

言い逃れできなそうな雰囲気じゃない。

全部話すしかないな。


「・・・はい。俺は、元日本人です。おそらく向こうで死んでこっちで生まれ変わったんだと思います。」


「おそらく転生者だな。そんな警戒しなくても大丈夫です。私は転移者ですが、アメリカに住んでいました。」


まさか、こんな所に同郷の人がいたとは。

とゆうか、転移者?転生者と何が違うんだ?


「転移者は、向こうの世界から()()()こちらの世界に来た人。転生者は向こうの世界で()()()こちらの世界に来た人のことだ。」


「そうなると、俺は転生者になるのか。そういえば、何で普通に置いてあるんですか?」


「この資料を隠す場所がないからです。隠すぐらいならここの世界の人の見慣れない言語で書いた方がいいと思って。あと、君みたいな転生者や、転移者を探しやすくするためでもあるけど。」


しばらく、資料を読んでみることにした。ちゃんと許可は取ってる。

内容は色々ややこしいから簡潔にまとめると・・・


・まず、異世界と地球は別次元の宇宙にあると思われる。

・別次元の宇宙の転移は魔法で可能だが、そのために必要な魔力は想像を絶する量がいることが分かっ  

 た。

・仮に想像を絶する魔力があっても、時間軸が完全にランダムなため、向こうで自身が住んでいた時代か

 ら過去や未来に飛ばされる可能性もある。

・そのため、異世界から地球に変えることは不可能にに近いが可能であることが分かった。


とゆう感じになっている。

詳しくはわからん。だって、全部英語だもん。

翻訳機とか持っていないしね。


「あ、そうだ。指導ということで、しばらくは私の研究に付き合ってくれませんか?」


「人体実験とかじゃないですよね・・・」


「そんな過激な実験を生徒にさせませんよ。」


いや、あなたの実験も十分過激ですけど。

でも研究を手伝った方がいいかもな。そうすれば、地球に帰れるかもしれないし、俺の過去とか調べられるかもしれない。


「研究、お手伝いさせてもらいます。」


「わかりました。本当は今日から始めようと思ったんですが、あなたはいまから大事な用事があるんでしょう?」


「あ・・・」


そういえば、謁見があるんだった。まだ時間あるよな?


「失礼しました!!!~」


そう言い、俺はルーベルトを探しに学園中を探し回った。

がどこにもいない。

念話できてみることにした。


リュート:(ルーベルト、今どこにいる?)


ルーベルト:(もう王城にいるよ。)


セラフィナ:(リュートお前今どこよ。)


リュート:(いろいろあって今学園でた。)


セラフィナ:(はあ⁈何しとんねん⁈もうすぐ謁見式始まるよ!)


リュート:(わかった!すぐ行く!)


あの後は、全力で王城に向かった。

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