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王都オルディナシス

やっと転生篇終わった・・・

次からは異界学園篇です。よろしくお願いいたします。

その前に設定資料集と全体的な修正を行うためしばらくお休みさせていただきます。

そろそろ日が落ちてきた。野営の準備をしないといけないな。 

あれ?ルーベルトってテント持っているっけ?

聞いてみよ。


「ルーベルト。テントって持ってる?」


「ごめん。持っていないんだ・・・」


「やっぱりか。今日は俺のテントで一緒に寝ようや。」


「いいの?僕いろいろ迷惑かけてごめんね・・・」


「いいよ、別に。」


色々話していると俺たちはティオさんに呼ばれた。いいにおいが漂ってくる。夕食ができたみたいだ。

さてと、夕食にしますか。とはいっても野菜の混ぜ込みスープだけど。ポトフに近いものだな。

昼ぐらいに頭も体も使いまくったからもうへとへとだよ。

でも、その疲れが一瞬で吹き飛ぶようなおいしさだった。

食べ終わると、見張りの割り当てを考えた。

結果は、最初にセレナさん、次に俺、三番目にルーベルト、最後にティオさんに決まった。


「それじゃあお休み。」


「「「お休み。」」」


俺とルーベルトは同じテントに入っていった。


「リュートはまだ寝ないんだ。」


「うん、次が俺だからね。待っている間に魔力感知を扱えるように練習しとこうかなっとおもって。」


「そうなんだ。おやすみ」


「おやすみ」







魔力感知の練習をしてしばらく、声が聞こえた。


「リュート。見張りの時間よ。」


「は~い。」


見張りか・・・

といっても何したらいいんだ?そのまま待機ってことか?

魔物の足音や鳴き声は・・・聞こえないな。でも、気は抜いたらだめだ。

いきなり、強い魔物の襲撃とかあるからな。前に俺の腕を切った竜とか。

それはそうと頑張りますか・・・









―――暇だ・・・暇すぎる。

だって魔物のまの字も出てこないんだもん。そろそろ交代の時間かな?

ルーベルト呼ぶか。


「ルーベルト起きろ~。見張りだぞ~。」


「ん~?もうこんな時間?」


「それじゃあ俺は先に寝させてもらうよ。何かあったら知らせてね。おやすみ~」


「うん、おやすみ。」


ルーベルトに次の番なのを伝えた後、横になった。

すごく疲れた・・・

眠い・・・

あ、そういえば昼のこと聞くの忘れてた。

俺は飛び起き、ルーベルトの所に向かった。


「ルーべルト。あの熊と戦ってた時俺何してた?」


「なんか計算してたね。何言ってるのか分からなかったけど」


「というと?」


「じゅーりょく?かそくど・・・とか、くーきてーこー・・・とか」


「ゑ?」


俺は思わずほうけた表情になってしまった。

だって、いきなり物理用語が出て来るとは思わなかったもん。ほんと、何してたんだろうか。

もういいか。眠いしとっとと寝るか。

俺は改めて横になって眠りについた。





「リュート、ルーベルト起きて。」


「ぁ、セレナさん。おはよう・・・」


「おはよう。」


俺は昨日、いつの間にか寝てしまったみたいだ。

テントを出るとティオさんが朝飯を作ってくれてた。

今日もポトフのようなスープみたいだ。

体が温まるな・・・

朝飯を食べ終わるとテントを片付け、移動を開始した。


「よし、移動するぞ。」


「りょーかい。」








あれから森に入ったり魔物を倒したりしてしばらく、森を抜けると王都オルディナシスが見えてきた。


「やっぱり何回も見てもきれいだよな。」


「そうね。」


二人は何回も王都に来たことがあるみたいだ。


「あと、どのくらいで着く?」


「大体、2㎞ぐらいかな。」


「近そうに見えて結構遠いのよね・・・でもその位王都が大きいのよ。」


「そうなんだな・・・ルーベルト!もうすぐで学園生活が始まるぞ!」


「そうだね!楽しみだよ。」


ティオさんとセレナさんに笑われた。うぅ・・・恥ずかしい・・・

俺たちは王都の城門に向かった。

たくさんの人が検問所に並んでいるのが見えた。結構時間がかかりそうだな。

その間に王都について色々聞くことにした。


「ティオさんとセレナさんは王都に何回行ったことがあるの?」


「4、5回かな?」


結構行ってんだな。ルーベルトは・・・きょろきょろしている。何してんの?


「えっと・・・ルーベルト。いったい何をしてるのかな?そんなにきょろきょろして。」


「あぁ、ごめんごめん・・・すっごい綺麗な都市だからワクワクして。」


「いやいや、誤らないでいいよ。ちょっと気になったからね。」


なんか、楽しそうだから放っとくか。城門が高くて何も見えん。王都ってどれくらい広いんだろうか?


「王都ってどれくらい広いんですか?」


「結構広いぞ。大体、60 km²ぐらいかな?」


サンマリノじゃん。都市にしては広い・・・のかな?

わかんねえな。あとでほかの国のこと調べよ。

一番重要な学園の場所はどこだろうか。冒険者ギルド総帥(グランドマスター)に会わないといけないからギルドの場所も調べないと。


「学園ってどこだろうか?」


「学園?大体公爵城の近くだった気がする。」


「公爵城って中心部だよね?」


「そうだな。」


「ギルドもその近くにあるの?」


「まあ、そうだな。とゆうか、主要な建物は中心部にいっぱいあるぞ。商人ギルド、鍛冶屋もあれば大使館もあるからな。何か探したいものがあれば、王都の中心部に行けば大体のものが見つかるぞ。」


「そうなんだ。ありがとう。」


さてと、ギルドや公爵城、学園の場所は大体わかったぞ。

そうこうしているうちに、俺たちの番が来た。


「身分証の提示を。」


「ギルドカードで構わんか?」


「構わん。」


俺たちは身分証明者としてギルドカードを警備兵に渡した。

しばらく警備兵がギルドカードに目を通した後、入市の許可が下り、ギルドカードは返却された。


「リュート、ルーベルト。そういえば、学園の入学式っていつからだ?」


「明日の10時からです。」


「わかった。一泊分の宿を借りとこっか?」


「いえいえ、大丈夫です。さすがに、自分のお金で部屋を借りますよ。ルーベルトは一人部屋がいいかな?」


「同じ部屋でも構いませんよ。」


「まぁ、空いている宿の値段が高い所だけだったらそうしようかね。」


そろそろ一人で寝たいしな。とっとと借りに行くか。


「それじゃあ、俺とセレナはギルドにいるから何かあったら呼んでくれ。」


「わかった。じゃああとで。」


「それじゃあ、さよなら。」


宿を借りた後、俺たちは王都を歩いてた。


「さてと、今から何しようかな~?」


一足先にセラフィナのところに行くか?それとも、ギルドのほうに行くか?

あれ?・・・あのアイアンベア渡してなくね?


「ルーベルト!アイアンベアってまだティオさんたちに渡してないよね?」


「・・・あ。渡してない!」


「それやばいよ!急いでギルドに向かうぞ!」


「うん。とゆうかどこにあるかわかるの?」


「さっきティオさんが、ギルドは中心部にあることを言ってた気がするから、そこらを探しまくろう。」


俺たちは王都の中心部に走って向かった。



―――中心部に着いた・・・がもどこがギルドが分からない。手あたり次第探しますか。







「やっと見つけた・・・」


俺たちは王都を駆け回った。いろんな人に聞いたよ。飲食店の店主や騎士、鍛冶師にも聞いたよ。

そのおかげで、ギルドを見つけることができたよ。

グリーセリア村のギルドは木製の大きな建物だったけど、王都のギルドは高層ビルみたいな建物だった。

とゆうか、全面ガラス張りだし。

ギルドは見つかったけど、ルーベルトはどこに行ったんだろ。

しばらく待っていると、俺の名前が呼ばれた。そこを見ると、ルーベルトが走ってきていた。


「りゅーと・・・はぁ・・・はぁ・・・。やっと見つけたよ・・・」


「お~ルーベルト。合流できてよかったよ。それじゃあ、入るか。」


俺たちはギルドの中に入った。


自動ドアなのが驚きを隠せなかったが、中に入ると異世界とは思えない光景が広がっていた。

天井は吹き抜けていて、魔法でできたライトのおかげで昼間のような明るさを保っている。

大理石の床には案内用の魔法陣が淡く光り、受付カウンターでは文官たちが書類と水晶端末を操っていた。

鎧姿の冒険者と、整った制服を着た職員が同じ空間を行き交う光景は、王都ならではの秩序と実務性を感じさせた。

俺たちはティオさんにアイアンベアを渡すために受付に向かった。


「すみません。」


「はい。ご用件は?」


「今ってティオさんかセレナさんいませんか?」


「ティオ・・・セレナ・・・あぁ、あの二人ですね。少々おまちください。」


そういうとギルドの職員は魔道具をいじり始めた。

しばらくすると、俺たちはギルド員に案内された。

エレベーターとかあるのすごいな。さすが王都。

エレベーターを降りると表札にはこの世界の言語で『6階』と表示されてた。そして、そのままとある一室に案内された。

そこに入るとティオさんとセレナさんが難しい顔をして書類を書いていた。


「ティオさん、セレナさん。アイアンベアを渡しに来たよ。」


「おお!いいタイミングで来てくれてありがとう、丁度報告書が書けずに困っていたんだよ。本当にありがとう。」


そういい俺たちに頭を下げた。

アイアンベアを引き渡した後、すぐにティオさんとセレナさんは報告書を書き終えた。

ギルドを出ると外は日が落ちていた。

そのまま、夕食を食べたあと、借りた宿に戻って明日の準備を始めた。


「え~っと、バッグ、武器、ギルドカード、ノートぐらいかな?明日もっていくものは。」


「大体そうだね。武器は・・・いらないと思うけど。」


「そうだな。剣はアイテムボックスに入れとこ。」



次の日、俺たちは時間通り、入学式に参列した。

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