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Ⅻ話 討伐祭

翌日、討伐祭に朝早くから出向くことなので6時ぐらいに起きた。開始時刻が10時からなので十分時間はある。始まるまでに俺は銃の整理を行った。ベッドの上にマッドを引きその上に並べていた。


「よし! これでいいかな」

『一体、何丁あるのよ… こんなにいる?』

「言われると、多いかもとは思いますけどね… ハンドガン、アサルトライフル、ボルトアクションライフル、レバーアクションショットガン…持っていくってなると長めのコートでも着ないと無理ですね」

『護身用にハンドガンぐらいじゃないかな?』

「そうですね 後はストレージに入れておいていざとなったら出しますか」

『ちなみに、そのハンドガンってどうゆう物なの?』

「えーっと、STACCATO Pって言って、9㎜口径の弾丸を使えるんです 装弾数もベースのM1911より多いです バレルにはねじ付きのを使ってるからサプレッサーも付けれるしドットサイトとライトは装着済み…ってとこですかね」

『全然わかんない…』

「まぁ、知らないとわからないですもん… それに俺もそこまで詳しくは説明とかはできませんし」


俺が準備していると、隣からドタドタと足音が聞こえてき、誰かが扉を勢いよく開けた。


「セレナさん⁈ どうしたんですか? そんなに慌てて」

「つ、つ、つ…」

「つ?」

「とりあえず、来て」


俺は、セレナさんに腕を掴まれ隣の部屋にへといった。その際、シューメルさんもついてきた。そして、俺が目にした光景は現実なのか疑うほどだった。


「つ、つ、つ、ツカサさん⁈」

「あら、おはよう どうしたの?」

「だ、だ、だ…誰ぇーーー‼⁇」


俺の目の前にいるのは、ツカサさんではなく紫髪の女性だった。ベッドから降り、その人が立つと全体的に大きくなっていた。獣耳は無くなってた。


「い、い、一体誰ですか⁈ あなた⁉」

「名城弥ツカサだけど?」

「ツカサさんは、白髪で獣耳があって…もう…もうちょっと全体的に小さいです…//」

「あら… それは彼女に失礼ではなくて?」

「すみません… というか、誰なんですか⁈」

「失礼いたしました わたくしは、名城弥涼奈なぎやりょうなと申します 以後お見知りおきを」

「涼奈? 苗字が一緒だからお姉さんとかその辺ですか?」

「う~ん、違うわね」

「それじゃ、何なんですか?」

「刀の呪いとでも言うのかな~ そんなところかしら?」

「呪い?」

「この子が持ってる刀、真弥刀…それに切られて、呪いとして取りついた その数百年後に、この子の体に刺さったことで呪いが流れ込んで共有できるようになった そうゆうことかな ちなみに、わたくしはこの子の先祖的な立ち位置ですので」

「にわかには信じられないけど、現実にいるんだから、信じるしかないか…」

「あら、意外と素直なのね」

「受け入れるところは、さっさと受け入れたほうがいいと思ってるだけですよ…」

「それもそうね」


そして、俺たちは、城の入り口らへんにやってきた。周りは厳重で昨日の一件もあり物々しい雰囲気を感じられた。入り口には、忙しそうにしているフォルドさんの姿が見られた。


「随分と、固めてるみたいだな」

「これだけやらないと、入られる可能性もありますし、どこにいるのかもわからないですからね」

「もしかしたら、既に潜り込まれていたりして」

「やめてくださいよぉ 縁起でもない」

「悪い悪い それじゃ俺たちはこれで」

「楽しんでってくださ~い」

(あれ、ツカサちゃんいなかったな 代わりに背の高い子いたけど誰だろ?)


俺たちは、最前列に並び国の入り口からやってくる馬車がよく見えるところにへと座った。

そして、10時になり討伐祭が始まった。最初に、ロメオさん達が乗る馬車が国の入り口から城内まで真っ直ぐ進んでいく、パレードのような感じで行われる。その後、国王陛下とロメオさんの演説、最後に日が暮れるまで飲みまくる…らしい… ともかく、何事もなく討伐祭が始まったので不安は一気に無くなった。そして、馬車がやってきた。


「ほへ~ すごい人気だな~ めっちゃキャーキャー言われてるじゃん」

「そうみたいね どこの世界もイケメンには目が無いのね」

「興味ないんですか? そうゆうの」

「生きてた時代が違うからそうゆうのには疎いのよ」

「なるほど… そういえば、涼奈さんもオッドアイなんですね」

「私が憑依してから右目が紫になったみたい この子は元々赤目だったみたいだけど」

「ほへ~」


ロメオさんが乗った、馬車が目の前を通過しようとした瞬間、馬車を引いていた馬に何かが刺さった。そのまま、馬は倒れ込み馬車はその場に停まった。


「どうした⁉」

「分かりません! 急に、馬が倒れて…」

「一体どうゆうことだ… あれは…」


俺たちは、その馬車に駆けよった。ロメオさんが馬車から降り、馬に近寄った。その体には、矢が刺さっていた。


「これは… 矢先に毒が… 何故だ…」

「ロメオさんあぶない‼‼」

「ハッ!」


俺は、ロメオさんを押し倒し地面にへと倒れ込んだ。その直後に、地面に矢が刺さった。


「だ、大丈夫…ですか…?」

「だ、大丈夫だ 申し訳ない… うかつだった…」

「涼奈さん! さっきの狙撃手、追えますか?」

「勿論」


涼奈さんは、一気に建物の屋根へと飛びあがり辺りを見回していた。そして、狙撃手を見つけたのか一気に走り出した。


「チッ! 見つかったか 追われるわけにはいかない、行けるか?」

「問題ない」


「あらら、あなたがお相手かしら?」

「ああ お前の命、もらうぞ」

「残念だけど、わたくしが相手になった時点であなたは負けよ それに、あなたとのおしゃべりもしてる暇はないし」

「そうか、残念だな!」


そう言うと、大柄な男が涼奈さんめがけて剣で襲い掛かった。

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